タイトル | 日 時 |
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ブーツィー【ワールド・ワイド・ファンク】2017
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2018/02/27 15:43 |
Mother's Finest
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2018/01/31 21:07 |
Mothers Finest【Good2Shoes&The Filty Beasts】
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2018/01/24 20:21 |
ようやく入手!ジェシー・ジョンソンズ・レヴュー
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2018/01/08 07:01 |
SLAVE【オリジナル・アルバム・シリーズD】ストーン・ジャム
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2017/12/18 09:12 |
SLAVE【オリジナル・アルバム・シリーズC】
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2017/12/16 21:25 |
スレイヴ【ザ・コンセプト】
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2017/12/16 14:38 |
SLAVE【オリジナル・アルバム・シリーズA】・・・ハードネス・オブ・ザ・ワールド
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2017/12/15 08:29 |
SLAVE【オリジナル・アルバム・シリーズ@】
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2017/12/14 14:56 |
シャラマー【フレンズ】
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2017/12/14 13:19 |
バディ・マイルス・エキスプレス【ブガー・ベア】
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2017/11/23 17:07 |
最高!マザーズ・ファイネスト【ライヴ・アット・ロックパラスト】
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2017/11/23 12:29 |
ジョージ・クリントン【コンピューター・ゲーム】
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2017/11/10 14:37 |
エムトゥーメ【ジューシー・フルーツ】
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2017/10/19 20:32 |
ドナルド・バード【ブラック・バード】
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2017/10/10 12:04 |
メリージェーン・ガールズ【オンリー・フォー・ユー】
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2017/10/05 14:39 |
トラブル・ファンク【サタデイ・ナイト・ライヴ・フロム・ワシントン】
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2017/09/19 17:01 |
タワー・オブ・パワー「エイント・ナッシン・ストッピン・アス・ナウ」
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2017/09/07 21:38 |
「フライング・スタート」フラックバーズ
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2017/09/02 20:14 |
【ラフ・ライダーズ】レイクサイド
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2017/07/04 16:27 |
レイクサイド【ファンタスティック・ボヤージ】
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2017/07/04 16:15 |
YUM YUM ファットバック・バンド
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2017/04/11 16:42 |
アイズリー・ブラザーズ【ショウ・ダウン】
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2017/03/21 07:55 |
こんなにいかしていたなんて【ザ・ブラックバーズ】
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2017/02/15 10:08 |
BT EXPRESS【DO IT】
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2016/12/29 15:24 |
ZAPP【ファイヴ/V】
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2016/11/29 14:52 |
いきなりナッソー【ファンキー・ナッソー】ザ・ビギニング・オブ・ジ・エンド
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2016/11/26 14:04 |
レイクサイド【ユア・ウィッシュ・イズ・マイ・コマンド】
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2016/11/26 13:18 |
70年代強力ファンク【ワナ・メイク・ラヴ/サン・パワー】サン
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2016/11/25 09:50 |
レイクサイド【アウトレイジャロウス】
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2016/10/05 13:59 |
ご機嫌なマイアミ・ファンク【ゲット・オフ】フォクシー
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2016/09/15 08:17 |
【ファンク・オブ・エイジズ】バーニー・ウォーレル
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2016/09/10 17:05 |
【フレッシュ・アウタ・P】ブーツィー・コリンズ
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2016/08/06 20:35 |
Tコネクション【T-CONECTION】
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2016/07/19 15:04 |
ジェームズ・ブラウン【イッツ・ア・マザー】
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2016/07/01 14:13 |
【サロンゴ】ラムゼイ・ルイス
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2016/06/30 13:14 |
ブーツィーだから許しちゃう【ザ・ファンク・キャピタル・オブ・ザ・ワールド】
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2016/06/25 17:03 |
アーチー・シェップ【アッティカ・ブルース】
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2016/06/16 19:42 |
ファット・バック・バンド【キープ・オン・ステッピン】
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2016/06/14 22:46 |
プリンスの遺作を聴く・・・大傑作【Hitn Run Phase Two】
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2016/05/09 12:51 |
これはまだだったな。【ベスト・オブ・レイクサイド】
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2016/04/11 21:53 |
プリンス【プラネット・アース】
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2016/03/05 16:10 |
ほとんど新作・・・みたいなアルバム【ロータス・フラワー】プリンス
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2016/03/02 12:24 |
P-Funk All Stars【ベスト・オブ・ライヴ'83】
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2016/02/16 22:37 |
ジョージ・クリントン&P-Funk All Stars【プラッシュ・ファンク】
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2016/02/16 21:08 |
スウープ【ワクソプリンシプル】
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2016/02/13 19:58 |
【ロック・オン】レイディオ(レイ・パーカーJr)
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2016/01/29 15:08 |
【レイディオ】レイ・パーカー進撃の出発点
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2016/01/29 14:37 |
レイ・パーカーJr &レイディオ【トゥー・プレイス・アット・ザ・セイム・タイム】
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2016/01/23 12:07 |
さる年だからJ.B!!【ゲット・アップ・オファ・ザットスィング】ジェームズ・ブラウン
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2016/01/04 19:51 |
さる年だからJ.B!!【スーパー・バッド】ジェームズ・ブラウン
「スーパー・バッド」とは黒人の間で一時期、最上級の褒め言葉だったんだよね。だからマイケルの「BAD」も同意義の言葉だと思って良い。 「クール!!」とか「最高!!」って感じ。 しかしタイトル・ソングのJ.Bのスクリーム・・・すさまじいね。 2曲目の『レット・イット・ビー・ミー』のマーヴァ・ホイットニーの名唱も素晴らしい。 『サムタイム』・・・J.Bのバラードシンガー(特に泣き節の上手さ)としての上手さが良く表れたナンバー。 『ア・マン・ハズ・トゥ・ゴー・バック・トゥ・ザ・クロスローズ... ...続きを見る |
2016/01/04 19:36 |
さる年だからJ.B!!【ホット・パンツ】ジェームズ・ブラウン
タイトルからしてその筋の方にしかられそうだが・・・どの筋?? まあJ.Bファンはあのルックスも含めて好きな訳だから、大目に見てくれるでしょ。 いやぁ、ちょっと聴き始めたら、止まらない・・・。 71年のアルバム、【ホット・パンツ】。 オープニングは『ブルーズ・アンド・パンツ』。例のごとくJ.B'sの持続するグルーヴとJ.Bのボーカル。最高!! 『キャント・スタンド・イット』・・・J.Bビートとしては1曲目よりもこっちの方が・・・らしい仕上がり。 勿論、ご機嫌!! 『エスケープ... ...続きを見る |
2016/01/04 19:19 |
テイスト・オブ・ハニー【アナザー・テイスト】
邦題はヒット・シングル『ドゥ・イット・グッド』にちなんで【ドゥ・イット】となっているセカンド・アルバム。79年リリース。 才能あふれるギターとベースの女性をフィーチャーしたユニット。 ベースはジャニス・ジョンソン、ギターはヘイゼル・ペイン。キーボードがペリー・ギブル、ドラムスはドン・ジョンソン。 ディスコブーム時の一発屋的に見られているが、どうしてどうしてなかなか上手いボーカル・インストグループだと思う。 俺の持っているアナログ日本盤には『今夜はブギ・ウギ・ウギ』のショート・ヴァ... ...続きを見る |
2016/01/03 16:49 |
【アリゲーター・ウーマン】キャメオ
82年リリース。この当時のキャメオは5人編成。前回14日に取り上げた86年の【ワードアップ】ではなんとトリオ編成になってしまう。デビュー当初は12人編成の大所帯バンドだったんだから、ポストEW&Fなんて言われたのもうなずける。 それが短期間の間に3人にまで減ってしまうとは・・・。 勿論バンドは生き物なので、メンバー感の様々な意見の相違などが原因とも考えられるが、要するにラリー・ブラックモンの思い描くサウンドを得るのに、最低限度のメンバーで十分という判断なのではないかと思う。 それは前... ...続きを見る |
2015/12/18 10:45 |
プリンス【COME】94年
94年リリース、一時期ワーナーとの契約を巡るトラブルを抱えていた頃の作品。 一応このアルバムのサブタイトルに[プリンス1958〜1993]という風に書いてあることからも、[プリンス]の名義を封印するという意味がこめられている。 さて、中身の方だが、ワーナーとの契約の埋め合わせとは思えないほど、作品としてはレベルが高い仕上がり。 やはりプリンスはプリンスなのだ。J.B'sのようなブラス隊を従えたグルーヴ『カム』。 『スペース』・・・これもグラウンド・ビートっぽいリズムだが、プリンスな... ...続きを見る |
2015/12/07 21:07 |
もうひとつのアース【アース・ウィンド&ファイア】
71年リリースのファースト、のちに大ヒットをとばすファンク・ソウル・グループとは全く別のバンドと思った方がいいだろう。 ブラジリアンからの影響など、後のセールスポイントにつながる要素もみられるものの、ジャズ・フュージョン的な要素が強く打ち出されていて、正に大人向けのサウンド。 当然フィリップ・ベイリーもアル・マッケイもまだ在籍していない・・・。 しかし、モーリス・ホワイトがラムゼイ・ルイスの下で吸収したアフロ・キューバン的なサウンドとジャズの融合は見事。 そう!硬派のファンク・バ... ...続きを見る |
2015/12/03 16:00 |
T.Mスティーヴンス・アウト・オブ・コントロール【Boom】
マイルス・デイビス〜プリテンダーズ〜スティーヴ・ヴァイまで幅広いセッション・ワークをこなす超技巧派ベーシストのソロ・アルバム。95年リリース。この当時はスティービー・サラスと行動を共にしていて、ジミ・ヘン・チックなファンクサウンドを展開。 オープニングを飾る『ハロー/P-FUNK Want To Get Funked Up』はタイトル通りP-Funkをトリビュートするナンバー。 続いての『ターン・ミー・オン』もスティービー・サラスのハードなギターが暴れまくるヘヴィ・ファンク。 『スー... ...続きを見る |
2015/11/30 19:02 |
マイルス流ファンクの名作【アガルタ】
夏場にはさすがに滅多に聴く気にはなれないものの、これからの季節ではバッチリ!! そう【ビッチズ・ブリュー】【アガルタ】【パンゲア】こういったアルバムでは、マイルスがいかにファンクを自分のものにしていったかがはっきりわかる。 エレクトリック・マイルスを「あんなのジャズじゃない」と毛嫌いするジャズ・ファンも多いが、俺らのようにロックやポップスを経由してジャズを知った者にとっては、スタンダードなジャズもモダン・ジャズもビーバップもファンク・ジャズも同じように素晴らしい音楽として認識している。 ... ...続きを見る |
2015/11/16 20:11 |
やっぱZAPP大好き!!【ニュー・ザップ・フォー・ユー】
ロジャー・トラウトマン率いるザップの4作目。なので原題は【The New Zapp W U】となっている。 この打ち込みのリズムとハンドクラップ、シンセのオブリとトーキンク・ボックスの音色・・・これが癖になる。 さらにロジャー本人が弾くギターがまた良い!! このアルバムからはシャーリー・マードックやチャーリー・ウィルソンをゲスト・ボーカルに迎えた『コンピューター・ラヴ』がヒット。 またフラミンゴスのドゥーワップ『瞳は君ゆえに』も、なかなか粋なアレンジでカバー。 全体的にはやはり... ...続きを見る |
2015/10/10 12:41 |
プリンスとジョージ・ベンソンをつなぐ【サーガ】ロジャー
最近どういう訳かロジャーやZAPPを聴く機会が多い。なんだろうね。グルーヴィーでいながら、肩の力を入れずに気軽に聴けるからかな? これはそれこそ84年にリアルタイムで手に入れたもの。もちろんアナログ。 打ち込みとシンセのサウンドの上にハンドクラップとギター、トーキングボックス。さらに肉声のボーカルも加えるとほぼロジャー/ZAPPのサウンドができあがる。 そして捨てがたいのは、時々聴けるジョージ・ベンソンを彷彿とさせる流麗なジャズフュージョン・ギター。ロジャーはブルースやファンクはも... ...続きを見る |
2015/10/04 14:40 |
エレクトロファンクの名作【ザ・メニー・フェイセッツ・オブ・ロジャー】
ザップの総裁ロジャー81年のファースト・ソロ。ソロ・アルバムとはいえ、トーキング・ボックスやエレキギターをフィーチャーしつつ、バッキングには打ち込みのリズムやシンセがグルーヴを作り出すという路線はザップでもソロでもそんなに違いはない。 どちらもご機嫌であることは確か。 このアルバムではマーヴィン・ゲイやグラディス・ナイト&ザ・ピップスがヒットさせた『悲しいうわさ』をトーキング・ボックスをフィーチャーして長尺ファンクにアレンジ。 『ソー・ラフ・ソー・タフ』カッティングのギターが実に心地よ... ...続きを見る |
2015/09/29 15:33 |
秋の日をファンクで染める【サムスィング・トゥ・ラヴ】L.T.D
朝は雨もやんで良い天気だったんだけど、午後になってちょっとまた曇天になったな。 こんな日はファンクが一番!! L.T.Dの4枚目のアルバム【サム・スィング・トゥ・ラヴ】を聴いている。 全米4位を記録したというヒット曲『バック・イン・ラヴ・アゲイン』をはじめとして活きのいいファンクと、しっとりとしたバラードが収められている。 しかし、これが出た77年あたりはこうしたボーカル&インストゥルメンタル・グループがひしめき合っていたんだな。 俺の場合、オールド・ロックから少しずつパンクやパ... ...続きを見る |
2015/09/29 14:11 |
モンスター・ジャケにハズレなし!!【ナウ・ヒア・ズィス】HANSON
後にウェイラーズのギタリストとなる、ジュニア・マーヴィン率いるハンソン。以前(7月24日)セカンドの方を先に紹介したが、このファーストもご機嫌。73年リリース。ハードロック色はそれほどないが、ブルース、ファンク、ロックを非常に良いバランスでミックスしたサウンド。ジャケ裏の説明にジミ・ヘンドリックスとシュギー・オーティスの間を取り持つ存在・・・と書いてある。異議なし!! メンバーはジュニア・マーヴィン(ギター・ボーカル)、クライヴ・チャーマン(ベース、EXジェフ・ベック・グループ)、ジーン・... ...続きを見る |
2015/09/26 15:01 |
こちらはジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンス【マイアミ・ポップ・フェスティバル】
さてなんだかんだで今日は「ジミ・ヘン・デー」になったな。いやぁ、それぞれのライヴで出来不出来はあるものの、一貫して感じられるのは、やはりジミの才能の偉大さ!! 調子が良いときはもちろん、多少悪くてもしっかりジミ・ワールドを聴かせてくれるその才能はやはり天賦のものだろう。 そして、後期のビリー・コックスやバディ・マイルスの入ったメンツではなく、「エクスペリエンス」はバンド・マジックを確かに持っていたと感じられるのは、この時期ならでは・・・。 ちょうど【エレクトリック・レディ・ランド】の制... ...続きを見る |
2015/09/25 16:27 |
ジミ・ヘンドリックス【フリーダム/アトランタ・ポップ・フェスティバル】
こちらは極最近出たばかりのジミの「アトランタ・ポップ・フェスティバル」での勇姿を収めたもの。69年。 このフェスティバルには他にはジャニス・ジョップリン、シカゴ、ポール・バターフィールド・ブルース・バンド、ブッカーT&MS's、レッド・ツェッペリンなどが参加。いやぁさぞかし、凄かったに違いない。 少なくとも、このときのジミの演奏はかなり素晴らしかったことがわかった。 ドラムスにミッチ・ミッチェル、ベースにビリー・コックス・・・ということで【バンド・オブ・ジプシーズ】より前のメンツだな。... ...続きを見る |
2015/09/25 15:55 |
J.Bファミリーの歌姫再び!!【チェック・ミー・アウト】リン・コリンズ
以前ファースト・アルバムを取り上げたJ.Bファミリーの歌姫として絶大な信頼感を持つリン・コリンズ。 これはそのファースト【シンク】に続くセカンド・ソロ。75年リリース。 いやぁ1曲目の『ア・フォギー・デイ』からエンジン全開!! 『トゥ・イーチ・ヒズ・オウン』・・・ストリングスも入れた豪華なアレンジでスケールの大きな歌唱を聴かせる。 『プット・イット・オン・ザ・ライン』・・・個人的にはこういうちょっとブルージーなファンク路線が好きだな。 『ミスター・ビッグ・スタッフ』・・・これは正に... ...続きを見る |
2015/09/24 15:21 |
ロジャーの見事なプロダクション【コズミック・ラウンド・アップ】ヒューマン・ボディ
85年リリース。ザップで有名なロジャー・トラウトマンがプロデュースした男性3人組のコーラス・グループ。 ロジャーといえば本人のアルバム、ザップの諸作でもコンビューターの打ち込み、トーク・ボックス、エレクトロニクスの多用などが特徴だが、このアルバムでもそれらに沿ったサウンド・メイクが施されている。 他にもB.Bキング風のギター、ジャズ・フュージョン風ギター、サイケ・ハード風ギターなど、ギターのスタイルだけでも多岐にわたるが、一度耳にするとなるほどプリンスに通じるセンスが素晴らしい。 ヒ... ...続きを見る |
2015/09/16 21:34 |
【トゥギャザーネス】L.T.D
L.T.Dとは「ラヴ・トゥギャザーネス・デボーション」の略だそうだ。これは彼らのA&Mからの5作目。ご機嫌なファンク・サウンド。ボビー・マーティンのプロデュース。リード・ボーカルは後にソロとして独立するジェフリー・オズボーン。 楽器演奏も本人達が担当するいわゆるヴォーカル=インストゥルメンタル・グループ。 したがって、歌だけでなく、演奏の方も十分に評価に値する内容。 3曲目の『ジャム』なんてのは、正にボーカル=インストゥルメンタル・グループとしてのL.T.Dの本領発揮という感じ。 ... ...続きを見る |
2015/09/03 12:36 |
スライ&ザ・ファミリー・ストーン【スモール・トーク】
28日に紹介したスライの4枚組ライヴは、強烈だった。さて、そんなスライの74年リリースの【スモール・トーク】は【暴動】【フレッシュ】に続く全盛期のアルバムではあるが、その後スライはほとんどドラッグで廃人同様になってしまうことから、最盛期の最後のアルバムという印象。 ヒットチャートでも15位というのは、必ずしも芳しい成績ではない・・・。 ラリー・グラハムはすでに脱退しており、若いラスティ・アレンが加入。ドラムもクレッグ・エリコからアンディ・ニューマークにコンバートしている。 まあとにか... ...続きを見る |
2015/08/30 10:05 |
ボルトとアリソンに捧ぐ【ライヴ・アット・フィルモア・イースト】スライ&ザ・ファミリー・ストーン
いやぁ昨日も凄かった世界陸上!! 織田裕二でなくても興奮するよね。 特に男子200メートル決勝、やはりボルトは凄かった。そして女子400メートルのアリソン・フェリックス。正に女王の貫禄! あの高揚感は正にファンクそのもの、ボルトはジャマイカだからレゲエが本当はふさわしいのかもしれないが、彼の走りやアリソンにはファンクが似合うだろう・・・ってことで、彼らに捧げるのにぴったりのサウンドが届いた。 68年の8月4日、5日フィルモア・イーストで録られたスライ&ザ・ファミリー・ストーンの4つの... ...続きを見る |
2015/08/28 10:57 |
98年のプリンス【ニュー・パワー・ソウル】
ニュー・パワー・ジェネレーション名義のプリンスのアルバム。つい最近ブックオフの安棚で発見!! こんなの存在そのものも知らなかった。 中身は・・・いいじゃないか!! 思わぬ収穫!! 1曲目のご機嫌な『ニュー・パワー・ソウル』からタイトルが強烈な 『マッド・セックス』、『アンティル・ユー・アー・イン・マイ・アームス』、『ホウェン・ユー・ラヴ・サムバディ』・・・例の殿下のクールだけどホットなファンク・ナンバーと、とろけるようなバラードが満載!! でも俺が好きなのはやはりヘヴィでカラフルな... ...続きを見る |
2015/08/16 17:06 |
ライヴ告知および上げ上げ気分!!【バック・トゥ・バック】ブレッカー・ブラザーズ
今日はユニヴァーサル・プレイヤーの修理の依頼を午前中に済ませて、午後はグルーヴィン81ヘ・・・。 来月19日(土曜日)の夜8:00〜9:00、またライヴをやらせてもらうことになったので、その打ち合わせも兼ねて、お邪魔した。今度は「只のオヤジ、クラプトン、ジョン・レノンを歌う」と題して・・・やります。 そして、そのあといつも世話になっている友人のKくんのところにもライヴのチラシを持って行った。ちょうど墓参りから戻ってきたのか、俺がチャリで彼の家に着く直前に運良く遭遇・・・。 今月中にま... ...続きを見る |
2015/08/16 16:36 |
ベイエリア・ファンクの雄・・・コールド・ブラッド【シシファス】
これは以前にも何度か紹介してきたベイ・エリア・ファンク・バンド。70年リリースのセカンド・アルバム。 後期になるとかなり甘口のブラコンになってしまうが、このアルバムのあたりはまだかなり強靱なファンク・マインドとジャズ・テイストがいかす硬派のバンドという感じ。 インスト・ナンバー『ショップトーク』でスタート。『ファンキー・オン・マイ・バック』。紅一点のリディア・ペンスのボーカルをフィーチャーしたミティアム・ファンク。 『ユア・グッド・スィング』・・・スロウでゴスペル・タッチのバラード。こ... ...続きを見る |
2015/08/06 10:35 |
ご機嫌なファンク【ZAPPV/ハッピー・ザップ】
ロジャー・トラウトマン率いるZAPPの3作目83年リリース。2作目までは持っていたが、実はこれは今回が初お目見栄。 長い間店頭なんかじゃ見つからなかった。今回「ワーナー80'sSOUL CLASSICS」というシリーズでようやく普通に手に入れられることになった。※前記事のブラジョンも同じシリーズでリリースされたのをゲット。 何ともファンキーでファニーなボコーダボイスが特徴。 『ハート・ブレイカー』『アイ・キャン・メイク・ユー・ダンス』いやぁめっちゃファンキー!! ロジャーのジミ・ヘン・... ...続きを見る |
2015/07/27 13:58 |
ルイス・ジョンソン追悼第2弾【ライト・オン・タイム】ブラザーズ・ジョンソン
ブラザーズ・ジョンソンの最高傑作といえばなんといっても【ブラム!!】なんだけど、クインシーの秘蔵っこだった二人だけに、こちらの方がクインシー色が強い分馴染み深いかも。このアルバムからはシュギー・オーティスの『ストロベリー・レター23』がヒットしている。 正直このアルバムをLPで買った時は、そのあまりにもソフィスティケートされてソフトな路線が気に入らず、中古盤屋に売り払ってしまったのだ。バカなことをしたものだ。※P-Funkとかもっとヘヴィなものを好んでいたからかな。 なので、今回100... ...続きを見る |
2015/07/27 13:30 |
モータウンの鬼っ子は実は正当派【コールド・ブラッデッド】リック・ジェームズ
どちらかというとそのファッションや言動で、モータウンの中では鬼っ子扱いだったリック・ジェームズ。 しかし、音楽的な面では実は意外にモータウンの伝統の中で暴れさせてもらえたというラッキーな存在。 ※残念ながらドラッグの罠にはまり、才能を途中で無駄にしてしまった。 エレクトロニクス、コンピューター打ち込みと生音の融合という点では、プリンスと互角に渡り合える才能を持っていた。 バニティ6やアポロニア6といったガールズ・ファンクも元々はリック・ジェームズのメリー・ジェーン・ガールズのパクリ... ...続きを見る |
2015/07/25 11:49 |
ワウワウ・ワトソン【エレメンタリー】
ワウワウ・ワトソンといえばハービー・ハンコックの『ハング・アップ・ユア・ハング・アップス』でのカッティングの名演をすぐに思い浮かべるが、このソロ・アルバムもなかなかの出来。 シャーロック・ホームズよろしくハンチングにパイプを加えて気取ったポートレイトもオシャレ。 1曲目の『ゴー・ゴー・ワウワウ』のかっこいいこと。ここではトーキング・モジュレーターも使用してめっちゃファンキーなギターを聴かせてくれる。 『ラブ・マイ・ブルーズ・アウェイ』では珍しくボーカルも担当。ちょっとシャイな感じのカ... ...続きを見る |
2015/07/25 11:29 |
【サムスィング・トゥ・ビリーヴ・イン】カーティス・メイフィールド
91年リリース。社会派のファンク・マスター、カーティスの秀作。『ラブ・ミー・ラブ・ミー・ナウ』のラテン・フィール。『ネバー・レット・ミー・ゴー』・・・どこまでも甘くロマンチックなメロディのバラード。 『トリッビング・アウト』・・・手拍子とカッティングのギターの心地よさ。 『ピープル・ネバー・ギヴ・アップ』・・・カーティスのファルセットは切ないけど、濃厚なソウルを感じさせる。 インプレッションズ時代のヒット曲の再録『イッツ・オールライト』・・・やはりいいね。名曲!! 『サムスィング・トゥ... ...続きを見る |
2015/07/19 15:26 |
【プランテーション・ララバイズ】ミッシェル・ンデゲオチェロ
何とも発音するのに舌をかみそうな名前だが、ベース、ギター、キーボード、ソングライティング、アレンジ、ボーカルと非常に多才な女性アーティスト。93年リリース。 ロンダ・スミス、タル・ウィッケンフェルドなど女性ベーシストは魅力的な人が多い。トーキング・ヘッズのティナ・ウェイマスも好きだな。 ミッシェルはリヴイング・カラーのヴァーノン・リードが主催する「ブラック・ロック・コーリジョン」出身だけあって、ソウル・ファンク、ジャズ、ロック、ヒップホップ・・・などジャンルを超越した音楽を生み出す非常... ...続きを見る |
2015/07/19 14:58 |
ファンク・モードに入ったら・・・【ベスト・オブ・コンファンクシャン】
さてマーヴァを聴いていたら、すっかりファンク・モードに入ったので、次はコレ。 コンファンクシャンのベスト。 ブラス隊をフィーチャーした編成はアースやクール&ザ・ギャングに近い。あくまでダンサブルでグルーヴ重視というところも似ているかも・・・。 『シェイク・アンド・ダンス・ウィズ・ミー』『FFUN』なんかは正にご機嫌なダンス・ナンバーだが『ストレート・フロム・ザ・ハート』『トゥー・タイト』とかのフイリー・ソウルを思わせるメロウなスロウ・ナンバーも捨てがたい。 中国風のフレーズやシン... ...続きを見る |
2015/07/15 12:17 |
女性版J.B?マーヴァ・ホイットニー【イッツ・マイ・シング】
以前紹介したリン・コリンズと並んでJ.Bファミリーの歌姫として有名なマーヴァ・ホイットニー。これは69年リリースの作品。もちろん、御大J.Bと、メイシオ、ピーウィー・エリス、フレッド・ウェズリー、クライド・スタブルフィールド、ティム・ドラモンド・・・といったファミリーが全面的に協力!! アイズリーズの改作『イッツ・マイ・シング』で早くも親分J.Bのビートにのってマーヴァのダイナマイト・ボイスが炸裂。 『シングス・ガット・トゥ・ゲット・ベター』ではより親分よりのボーカルを聴かせる。 『... ...続きを見る |
2015/07/15 11:57 |
この戦いは長く続くか?【オール・デイ・ミュージック】WAR
いやぁ、この時期としては異常な熱さ・・・エアコンなしではとうてい耐えられない・・・。しかし、無理矢理冷やしているわけだから、体にいいわけない。眠れないのは慣れっこになっているけど、必要以上に体力を消耗するのは避けたい。 夜中の3時過ぎにドライの状態にして寝ていたら、女房が眠れないと訴えてきた。そう、彼女が寝ている部屋はエアコンがないのだ。※再三エアコン付けたらと言っているのだが、かたくなに付けたがらない・・・それがこの結果だ。寝室を彼女に明け渡して、俺はリスニングルームヘ・・・。リスニング... ...続きを見る |
2015/07/14 04:05 |
この1曲!!『ル・フリーク』シック
バーナード・エドワーズとナイル・ロジャース。そしてトニー・トンプソン。一時期デイスコを制圧したこのサウンド。エクパンデッドにしてずっと聴いていられる・・・。 まあ『アイ・ウォント・ユア・ラヴ』とかクイーンが『地獄にみちづれ』でパクッた『グッドタイムス』とか様々ヒットはあるものの、やはりこのリズム、そしてナイル・ロジャースのギター・カッティングが一番いかしているのは、この曲だ。 名曲百選に登録!!ただのディスコじゃないよ。 ...続きを見る |
2015/07/09 08:21 |
P-ファンクの副産物【スウェット・バンド】ブーツィー・コリンズetc・・・
80年リリース。ブーツィーをはじめとして、バーニー・ウォーレル、メイシオ・パーカー、マイケル・ハンプトン、フレッド・ウェズリーなどP-ファンクの中心人物達が集結。 ブーツィーは普段の「ブーツィーズ・ラバー・バンド」での強烈なキャラを若干抑えて、1プレイヤーに徹しているところが意外なところだが、ファンク度が低くなったとかということはなく、むしろ密度が増しいる。 ただ、ジョージ・クリントンはエグゼクティヴ・ブロデュースという立ち位置で、実際のところプロデュースは全面的にブーツィーに任されて... ...続きを見る |
2015/07/02 10:54 |
中身が濃厚【ライヴ・アンド・リヴィング・カラー】タワー・オブ・パワー
さて、久々のタワー・オブ・パワー。今回は76年リリースのライヴ作。全5曲というのに一瞬、とまどったが、聴いてみたら曲数の少なさは気にならなくなった。そのくらい1曲、1曲が充実しているし、インプロヴィゼーションも、ラストの『ノック・ユアセルフ・アウト』が23分もあるということから、納得!! オープニングの『ダウン・トゥ・ザ・ナイトクラブ』のパワー全開の演奏から、余裕さえも感じさせる『ユーアー・スティル・ア・ヤングマン』へのスロウダウンの見事さ!! 『ホワット・イズ・ヒップ』この持続するビ... ...続きを見る |
2015/07/02 10:25 |
8th Day【アイ・ガッタ・ゲット・ホーム】
かなり前に一度紹介した8th dayのセカンド。モータウンで一世を風靡したソングライターチーム、ホランド=ドジャー=ホランドがインヴィクタス・ホットワックスの傘下に作ったレーベル「H.D.H」からリリース。 2曲目の『チェバ』などはジャズ・フュージョン色の強いインストだが、一番の売りは『グッド・ブック』『ロックス・イン・マイ・ヘッド』『ヘヴン・イズ・ゼア・トゥ・ガイド・アス』などのヘヴィ・ファンク。ジミ・ヘン・マナーのひずんだギターも最高!! ...続きを見る |
2015/07/01 16:43 |
サンダーサムよ、永遠なれ!!追悼ルイス・ジョンソン(ブラザーズ・ジョンソン)
先月21日にルイス・ジョンソン(ブラザーズ・ジョンソン)がこの世を去った。すぐにでも追悼記事を書くつもりであったのが、ライヴなど様々な理由から後回しになってしまった。 「サンダーサム」の異名を取る敏腕ベーシスト。親指で弦を叩くようにして、あとの指で弦をつまみ上げはじく、スラッピング・ベースという奏法で有名になる。かつて、俺らの時代にはチョッパー・ベースと呼んでいたその奏法は、ラリー・グラハム(スライ&ザ・ファミリー・ストーン)が生みだし、それをルイスが様々なヴァリエーションを加えて進化させ... ...続きを見る |
2015/06/30 15:07 |
ボーカル&インストルメント・グループの老舗【ベスト・オブ・レイクサイド】
一時期ファンク・・・それも大編成のグループばかりを聴いていたことがある。楽器も歌も自分たちだけでまかなうってのが良かったんだよね。 まあ、代表的なのはP-Funk・・・パーラメント、ファンカデリックなんだけど、あとEW&F、コモドアーズ、グラハム・セントラル・ステーション、オハイオ・プレイヤーズ、タワー・オブ・バワー・・・そしてその周辺からL.T.Dやギャップ・バンド、レイクサイドにもたどり着いた。※そうそうT-ネックに移ってからのアイズリー・ブラザーズも外せない。 レイクサイドの場合... ...続きを見る |
2015/06/23 09:02 |
元P-Funkのシンガー・コンポーザーの実力【ブレッド・アローン】ジューニー
80年リリース。一時期ファンカデリック及びパーラメントのソングライター、シンガーとして活躍したジューニーことウォルター・モリスン(元オハイオ・プレイヤーズ)のソロ・アルバム。 P-Funk時代に比べるとかなりライトな感覚だけど、グルーヴ感は抜群。 プロデュースにはジョージ・クリントンは絡んでいないものの、リン・メイブリー、テレサ・オールマンなどP-Funkにはなじみ深い人がバックコーラスに・・・。 『ラブ・ハズ・テイクン・ミー・オーバー』はキャッチーなファンク・ナンバー。続く『ホワイ』... ...続きを見る |
2015/06/16 10:19 |
AWB【パーソン・トゥ・パーソン/アベレージ・ホワイト・バンド・ライヴ】
いやぁ返す返すも悔しかったのは、輸入盤の変則セットを二組買ってしまってから、国内盤がオリジナル仕様に近い形で、しかも1800円という値段でリリースされたこと。 チクショウ!! 国内盤で欲しかったなぁ。まあ、今更愚痴をこぼしてもしょうがない。俺の場合結構このパターンがあるのだ。何とかかんとか輸入盤とか中古盤で集めたあとに、なぜか時間をあまりおかずに国内盤が発売になるという・・・。 AWBはこれまでも結構紹介してきたが、今回は彼らのライヴ・バンドとしての魅力が満載の77年リリースのライヴ・... ...続きを見る |
2015/05/21 14:07 |
これまたご機嫌なファンク【ギャップ・バンド】
79年リリースのファースト・アルバム。これが時期的にはディスコ旋風が吹き荒れていた時期にも関わらず、非常にグルーヴィーでホット。 好きだな、シンプルだけどこういう乗り、大好き!! 『シェイク』・・・オーティスのあの曲とは全く関係のないファンク。いかす!! かと思うとめっちゃメロウな『ユー・キャン・カウント・オン・ミー』も素晴らしい。 『オープン・アップ・ユア・マインド』・・・これもソフィスティケートされているけど十分にソウルフル。 『メッシン・ウィズ・マイ・マインド』・・・シンセの... ...続きを見る |
2015/05/17 20:05 |
タワー・オブ・パワー・デビュー作【イースト・ベイ・グリース】
70年リリース。大好きなファンクバンド、タワー・オブ・パワーのデビュー作。 現在とはかなりメンバーの入れ替わりはあるが、オークランドのベイ・エリアが産んだひときわジャジーでホットなバンド。イギリスにはAWBがいたが、アメリカにはタワー・オブ・パワーがいた。 そう、別にメンバーの黒人率が低かろうが、十分にファンキーでソウルフルなサウンドはブラックミュージックと比べても遜色ない。 そのグルーヴは並の黒人グループをしのぐ位の実力を証明している。 デビュー作から最高だよ、こいつら!! ... ...続きを見る |
2015/05/17 19:50 |
テイスト・オブ・ハニー【トゥワイス・アズ・スウィート】
80年リリースの3rd。オープニングの『エイント・ナッシング・バット・ア・パーティ』や『レスキュー・ミー』では単なるディスコを超越して、アースやブラザーズ・ジョンソン並にスキルが上がっている。 『アイム・トーキング・バウト・ユー』は『ブギ・ウギ・ウギ』の流れを組むダンサブルな逸品。 このアルバムからは例の坂本九の『上を向いて歩こう』(スキヤキ)がシングルカットされ全米三位を記録。 ...続きを見る |
2015/05/07 10:07 |
テイスト・オブ・ハニー【今夜はブギ・ウギ・ウギ】
パンクやプログレ、R&Bやブルースの廉価盤が次々リリースされて、洋楽ファンとしては、なかなか歓迎すべき状況ではある。 で、ここにきてディスコ1000ベスト・コレクションなんてのも出てきた。 もっともディスコとはいっても、クオリティの高い作品だけを取り出してみると、これは良質のR&Bやソウルと何ら遜色のない出来なので、侮れない。 今回入手したテイスト・オブ・ハニーの二枚なんて、ごく普通にR&Bとして聴いても問題ないよね。 78年の【テイスト・オブ・ハニー】、デビュー作。シングル『今夜... ...続きを見る |
2015/05/07 09:51 |
【ショウ・ユア・ハンド】国内初CD化・・・アベレージ・ホワイト・バンドのデビュー作
ようやく手に入れた71年のAWBのデビュー作!! いやぁ、これも予想以上の素晴らしさに圧倒されている。 今現在活動している洋楽アーティストは、ことごとくこれとかザ・バンドを聴くべきだと思うな。それだけのクウォリティがあるアルバムだと思う。 ジャケット・アートはどっかの子供が書いたイラストみたいなショボサだけど、中身はもう素晴らしいの一語に尽きる。 リズム・パターン、アレンジ、各自の演奏力の高さ、そして粒ぞろいの楽曲!! 文句なくオールタイム・ベストに入るな、コレ!! ブラック・ミ... ...続きを見る |
2015/04/23 12:17 |
元TOPのボーカリスト、レニー・ウィリアムス
74年リリース。元タワー・オブ・パワーのリード・ボーカリスト、レニー・ウィリアムスのファースト・ソロ・アルバム。 プロデュースはユージン・マクダニエルズ。 個人的にタワー・オブ・パワーの歴代のボーカリストの中で一番好きな人だったので、迷わずゲット。 オープニングの『コンペアド・トゥ・ホワット』から抜群に素晴らしい。 『オープン・ブック』もスタックスソウルをソフィスティケートしたようなサウンドに、レニーの素晴らしいボーカルが乗って言うことなし!! 『サムタイムス・ラヴ』・・・これは実... ...続きを見る |
2015/04/22 15:01 |
ロジャー/アンリミテッド
87年リリース。こちらもP-Funkとは浅からぬ縁のあるZappの総裁ロジャー(トラウトマン)のソロ作。 ご機嫌でキャッチーなメロディの『アイ・ワント・トゥ・ビー・ユア・マン』。 ジョージ・ベンソンを彷彿とさせるギターとのデュエットを披露する『ナイト・アンド・デイ』と重厚なエレクトロファンクの『ビーン・ズィス・ウェイ・ビフォー』。 一変してこれまたジョージ・ベンソンを思わせるメロウなギターが素晴らしい『コンポジション・トゥ・コメモレート』。 J.Bファンクをエレクトロ化した『パパ・... ...続きを見る |
2015/04/22 12:26 |
ブーツィー【ウルトラ・ウェイヴ】
ブーツィーズ・ラバー・バンドではなく、個人名義のファースト・アルバム。80年リリース。 基本的にはラバー・バンドとそれほどかけ離れた内容ではなく、従来通りのブーツィー・サウンド。 スペース・ベースがブイブイうなるP-funk。プロデュースはジョージ・クリントンとブーツィー。参加メンバーは兄フェルプス・キャットフィッシュ・コリンズ、メイシオ・パーカー、フレッド・ウェズリー、ジョエル・ジョンソン、デビッド・リー・チョン、ブライズ・オブ・ファンケンシュタイン、ピーナット・ジョンソンなど・・・。... ...続きを見る |
2015/04/22 12:02 |
【イン・アメリカ】デファンクト
86年リリース。ロック感覚たっぷりの重量級ファンク(ファンク・ジャズ)。 リーダーのジョー・ボウイ(トロンボーン)はジャズ界では有名なレスター・ボウイの弟。 ありきたりなジャズの表現に飽き足らないジョーは、ジミ・ヘンドリックスを彷彿とさせるギターやスライのファンクそしてジャズを融合・・・方向性としてはP-Funkと共通するところもあるが、よりテクニカルな感じ。 しかし、ここで聴かれるグルーヴは抜群にいかす。 トロンボーンがリーダーのファンク・バンドなんてなかなかないよね。かっこよす... ...続きを見る |
2015/04/15 13:09 |
新譜特集B【ショウ・ダウン】マイティ・モカンボス
帯の推薦文をアフリカ・バンバータが書いているという段階で信頼できる!! もっともこのバンドを知ったきっかけはストーンズの『ホットスタッフ』をご機嫌にカバーしている・・・という情報から・・・。 その『ホットスタッフ』・・・アフリカ・バンバータとチャーリー・ファンク、ディージェイ・スヌープが絡んでメッチャかっこいい仕上がり。 これに目をつけたボカンボスの連中は、よくわかっていると思うね。そう・・・ストーンズがビリー・プレストンなんかと積極的につるんでいた頃のサウンド・・・。 他にも『ロ... ...続きを見る |
2015/04/11 12:19 |
A to Z [T]【Hard Wear】THIRD EYE(スティーヴィー・サラス)
スティーヴィー・サラス、ブーツィー、そしてバディ・マイルス。3世代のファンク・マスター達の共通点は、そうジミ・ヘントリックスに大きな影響を受けたというところだろう。 そうした3人が世代の違いを乗り越えて結成したハード・ファンク・ロック・ユニット。 『ガット・ア・フィーリング』で早速この3人の実力を炸裂させる。 『ウェイティング・オン・ユー』でのスティーヴィー・サラスのギター。時々挟まれるブーツィーのジミそっくりのつぶやき(笑)。そしてバディ・マイルスの重いドラム。 ある意味スーパー... ...続きを見る |
2015/03/29 11:31 |
RUFUS【ルーファス・ファースト】
これは多分アナログティスクでも、相当貴重なものに違いない。ルーファスのファースト。今から十数年前に偶然地元の中古レコード店で発見!! 他のルーファスのアルバムはCDでもほとんど 揃えた。 その後様々なCD屋で探してみたけど、これをCDで見つけたことは一度もない。ってことで、現在ネットで調べても見つからないところをみると、未CD化なのかもしれない。 だから、このアナログLPを大事に聴いている。73年リリース。 もちろんチャカ・カーンを全面的にフィーチャーした【ラグズ・トゥ・ルーファス... ...続きを見る |
2015/03/27 12:36 |
ご機嫌なエレクトロ・ファンク【ZAPPU】
ロジャー・トラウトマン率いるご機嫌なエレクトロ・ファンク集団ZAPP。もっともスタジオ作はほとんどロジャー・トラウトマンが一人で作り上げているという説も・・・。 ボーカルと平行してボコーダー・ボイスも多用。シンセ、キーボード、打ち込みのリズム、そしてギターを使って実にグルーヴィーなファンクを聴かせる。 これはセカンド・アルバム。82年リリース。 オープニングはずばり『ダンス・フロア』。正にディスコ向けのサウンド。 『プレイン・カインダ・ラフ』・・・リズムそのものは前曲とほぼ同じテン... ...続きを見る |
2015/03/09 12:10 |
90年代のWAR【Peace Sign】
これを手に入れたときはうれしかったな。というのは、一時期WARにはまっていて【プラチナム・ファンク】とか【ミュージック・バンド】あたりまでフォローしたんだけど、だんだんなんだか軟弱になってしまって、強靱なグルーヴが感じられなくなってしまったんだよね。 そうこうしているうちに解散したというニュースが・・・。まあしょうがないか・・・と思っていたら、なんと94年に復活!! 【Peace Sign】・・・表ジャケに燃え上がる[WAR]の文字、裏ジャケにはピースサインだけのシンプルなデザイン。 ... ...続きを見る |
2015/03/07 14:12 |
今日もご機嫌!!【イン・ザ・スロット】タワー・オブ・パワー
さてTのつくアーティスト4組目は・・・タワー・オブ・パワー。 これまでも何度も取り上げてきたけど、今回は75年のいかしたジャケットの一枚。 この当時のメンバーはボーカルがヒューバート・タブズ、ギターがブルース・コンテ、キーボード・・・チェスター・トンプソン、フランシス・ロッコ・プレスティア(ベース)、デビッド・ガリヴァルディ(ドラムス)。 ブラス、ホーンがレニー・ピケット、エミリーオ・カスティロ、スティーヴ・クプカ、ミック・ジレット、グレッグ・アダムス。 相変わらず切れのいいブラ... ...続きを見る |
2015/03/04 11:33 |
オハイオ・プレイヤーズ【コントラディクション】
76年リリースの極上ファンク・アルバム。 黒人7人組のボーカル=インストゥルメンタル・グループ。 シュガー・フットことリロイ・ボナーを中心に、クラレンス・サッチェル(サッチ)、ビリー・ベック(ビリー)、ジミー・ウィリアムズ(ダイヤモンド)の4人で交代交代でリード・ボーカルを担当。コーラスも出色の素晴らしさ。 さらにサックス、トランペットといったブラス隊も演奏の幅を広げるのに効果をあげている。 抜群にかっこいいファンク・ナンバー『コントラディクション』。腰の低いミディアム・ナンバー... ...続きを見る |
2015/02/27 10:15 |
アイズリー・ブラザーズ【ハーベスト・フォー・ザ・ワールド】
アイズリーズ、76年リリースのアルバム。T-neckレーベルに移籍直後ほどは、R&B色は強くなくなったが、オーケリー、ロナルド、ルドルフのコーラスはより熟成。アーニー・アイズリーをはじめとしたバッキングとの一体感も増している。 メロウなグルーヴの『ブレリュード』からタイトル・トラックの素晴らしさ。三曲目のご機嫌なファンク『ピープル・オブ・トゥデイ』はやはりかっこいい。 『フー・ラブズ・ユー・ベター』・・・アーニーのギターとドラムス、クリス・ジャスパーのクラヴィネットとシンセ、マーヴィンの... ...続きを見る |
2015/02/21 13:51 |
【セントラル・ヒーティング】ヒートウェイヴ
A to Z 今日は[H]から始まるアーティスト。 78年のヒット作。中心メンバーのロッド・テンパートンはこの後クインシー・ジョーンズに気に入られ、彼の懐刀に・・・。ソングライターとしてマイケル・ジャクソンにも曲を提供!! さて、『ブギー・ナイツ』のヒットでディスコ・グループみたいにみられているが、実は白人、黒人混成の本格的ファンク・バンド。 全9曲中7曲がテンパートンの作品。 『プット・ザ・ワールド・アウト』で軽快にスタート。『センド・アウト・フォー・サンシャイン』・・・フックの... ...続きを見る |
2015/02/20 12:30 |
これまたご機嫌なファンク【バンプ・シティ】タワー・オブ・パワー
72年リリース。オープニングの『ユー・ガット・トゥ・ファンキファイズ』のかっこいいこと!! 『ホワット・ハップンド・トゥ・ザ・ワールド・ザット・デイ?』はややシカゴのような粋なナンバー。もちろんブラス・セクションの力が大きい。 『フラッシュ・イン・ザ・パン』・・・これはちょっとジャジーなグルーヴがいかす!! 『ゴーン』・・・ピアノとフルートが演出するさりげなくもおしゃれな1曲。 『ユー・ストライク・マイ・メイン・ナーヴ』・・・黙っていても体が動き出すようなグルーヴが最高!! 『ダウン... ...続きを見る |
2015/02/06 21:28 |
【ナウ・ドゥー・ユー・ワンタ・ダンス】グラハム・セントラル・ステーション
これまた大好きなファンク・バンド。77年リリース。 『ハッピー・トゥ・シー・ユー・アゲイン』のおどけたコーラスでスタート。ベースにマウス・ワウをかませた(あるいはボコーダー??)ご機嫌なファンク『ナウ・ドゥー・ユー・ワンタ・ダンス』ヘ・・・。 『ラスト・トレイン』・・・これもベースとシンセの絡みが抜群のグルーヴを作り出しているナンバー。 アル・グリーンの持ち曲の中で俺が一番好きな『ラブ・アンド・ハピネス』をカバー・・・。ご機嫌なファンク・アレンジ。 『アースクェイク』・・・タイトル通り... ...続きを見る |
2015/02/06 21:07 |
メロウ・レア・グルーヴの傑作【パーティ・ダウン】リトル・ビーバー
マイアミ・ソウル・シーンのセッション・ギタリスト。本名はウィリー・ヘイル。74年にタイトル・ソングがR&Bチャート2位を記録。 『パーティ・ダウン』及び『パーティ・ダウン2』はいずれもメロウでゴージャスな雰囲気を持ったナンバー。 ボーカル入りか、インスト・ヴァージョンかの違いで、基本的には同一曲。 歌入りの方ではジョージ・ベンソンを彷彿とさせるギターとボーカルのデュオも披露!! 『マネー・ヴァイブレーションズ』・・・皮肉を込めたファンキー・ナンバー。軽めのファンクという感じ。しかし... ...続きを見る |
2015/01/28 19:04 |
アイズリー・ブラザーズ【ゲット・イントゥー・サムスィング】
まただよ!! 「バッド・ゲイト・ウェイ・・・なんタラ・・・」でほぼ完成していた記事が消えたァ・・・勘弁してくれ!! 全く・・・モチベーション下がることこの上なし・・・。だったら、書かなきゃいいんだけど、自分でノルマを決めてしまっているのでなんかそれを終わらないうちは他のことに手が着かないというか・・・まあ、取り立ててやるべきこともないんだが・・・。 てことで、全く同じ内容の記事をまた書くことに・・・。 気分をリセットして・・・アイズリー・ブラザーズのT-ネック・レーベルからの第2弾。7... ...続きを見る |
2015/01/28 14:34 |
【イッツ・アワー・スィング】アイズリー・ブラザーズ
メロウになってからのアイズリーズも嫌いではないけど、やっぱりハードなR&B色、ファンク色バリバリの頃の彼らはいかしている。その点このT-ネック・レーベル第1弾は最適だろう。69年リリース。 『アイ・ノウ・フー・ユー・ビーン・サッキング・イット・トゥ』にしても『サムバディ・ビーン・メッシン』にしてもギラギラしたサウンドとシャウトが最高だ。 『セイヴ・ミー』はさすがに60年代らしさの残ったソウル・バラードだけど、悪くない。 『アイ・マスト・ビー・ルージング・マイ・タッチ』のJ.Bスタイルも... ...続きを見る |
2015/01/28 13:26 |
【バイブレーター】テレンス・トレント・ダービー
[ひょっとするとマイケルやプリンスにもなれたかもしれない男] 目下のところテレンス・トレント・ダービー名義のラスト・アルバム。※現在は[サナンダ・マイトレイヤ]という名前で活動・・・。 95年リリース、4作目・・・。 オープニングのヘヴィ・ファンク『バイブレーター』。当時のT.T.Dのライフスタイルを象徴する『スーパーモデル・サンドウィッチ』。 『ホールディング・オン・トゥ・ユー』・・・ワウをかけたギターが印象的なロッカ・バラッド。テレンスの声はさながらロッドかサム・クックかという感... ...続きを見る |
2015/01/22 09:49 |
【シンフォニー・オア・ダム】テレンス・トレント・ダービー
今日は久しぶりに90'sを・・・。これは、決して最近手に入れたものではないが、改めて聴いてみると実に素晴らしい内容だったので取り上げることにした。93年リリース。 いつも言われることだが、彼の血の中には様々な民族の要素が混在している。 アメリカン・ブラック、チェロキー、ポルトガル、アイルランド・・・。そのことが、彼の音楽を単なるブラック・ミュージックとしてジャンル分けできない理由の大きな要因になっている。 もちろん、前例はある。ジミ・ヘンドリックス、プリンス、レニー・クラヴィッツ、キ... ...続きを見る |
2015/01/22 09:17 |
やっぱり親分がいなきゃね【ラヴ・パワー・ピース】ジェームズ・ブラウン
さてJ.B'sを聴いていたら、やっぱり御大J.Bのアルバムを聴きたくなった。で、今回はJ.B'sの【ドゥーイング・イット・トゥ・デス】に先駆けること2年・・・。パリでのライヴ盤【ラヴ・パワー・ピース】。 実はこのライヴでのバッキングは純粋なJ.B'sではない・・・というのは、一時期、親分のギャラの支払いが非常に悪くてメンバーたちがストライキを決行したことがあり「気に入らないんなら出て行け!!」ってことで、メンバーの大半が抜けた状態・・・。 しかし、さすがJ.B・・・かねてから目をつけて... ...続きを見る |
2015/01/17 12:37 |
【ドゥーイング・イット・トゥ・デス】J.B's
さて、続いては一気にテンションをあげるにはもってこいのJ.Bサウンド。 クールだけどホット、ソフィスティケートされているけどワイルド。それがJ.B'sの魅力!! もちろん御大J.Bのかけ声(歌もほんの少し・・・)が入るとさらにヒートアップ!! このアルバム、元々LPで持っていたけど、「レア・グルーヴ/ファンク・ベストコレクション1000」というシリーズでCD化されて、安く手に入るようになったので即ゲットした。 このミニマムなビートが、実に心地よい・・・。しかし、J.Bのかけ声が入... ...続きを見る |
2015/01/17 12:02 |
フレッド・ウェズリー&The J.B's【ダム・ライト・アイム・サムバディ】
さて続いてもJ.B周辺で、J.B'sのリーダーであるフレッド・ウェズリーが総指揮を任されたサード・アルバム。74年リリース。 ソングライティング及びかけ声等で御大J.Bも時々登場するものの、基本的にはJ.B'sのミニマムなビートがいかされたジャジーでファンキーな演奏。 『ダム・ライト・アイム・サムバディ』でゆったりと始まり、『ブロウ・ユア・ヘッド』『アイム・プレイン・タクシーズ。ホワット・アム・アイ・バイイン』と実に躍動的で粋なサウンドを展開!! この当時のメンバーはフレッド(トロン... ...続きを見る |
2015/01/06 10:14 |
J.Bファミリーの歌姫リン・コリンズ【THINK】
ジェームズ・ブラウン・ファミリーの歌姫としてファースト・レディ並の扱いを受けたのがリン・コリンズ。 いやいや、その理由もこれを聴けば納得の内容。 『スィンク(アバウト・イット)』ではJ.Bビートを見事に自分のものにしている。そして『ジャスト・ウォント・ドゥ・イット』では御大J.Bをバックボーカルに回して、力強いバラードを・・・。 『ホウィール・オブ・ライフ』・・・これまたパワフルなアップナンバー。バックのJ.B'sの演奏ももちろんご機嫌だが、ストレートに耳に飛び込んでくるリンのボーカルが... ...続きを見る |
2015/01/06 09:33 |
コモドアーズ【コート・イン・ジ・アクト】
初期のコモドアーズのアルバムの中でなかなか手に入りにくかった一枚。最近はモータウン系の名盤、珍盤も千円くらいで店頭で手に入りやすくなっている。これはありがたいよね。 さて、中身の方だが、後のライオネル・リッチー得意のメロウ・バラード路線ではなく、しっかりボーカル&インストルメンタル・グループらしいファンクが満載で素晴らしい。 『ワイド・オープン』、大ヒットした『ザ・バンプ』、これまたかっこいいファンク『スリッパリー・ホウェン・ウェット』。 ご機嫌なインスト『アイム・レディ』。 『ズィ... ...続きを見る |
2015/01/03 21:45 |
プリンスの新作A【PLECTRUMELECTRUM】Prince &3RDEYEGIRL
さてこちらはプリンス個人名義ではなく、最近彼が目をかけている女性3人組のロック・グループとの連名。 正直前記事の【アート・オフィシャル・エイジ】よりも、こっちの方が断然素晴らしい!! やっぱりロック色、ファンク色が強い方が好きなんだよね。 『WOW』にしても『プレッツェル・ボディ・ロジック』にしても圧倒的に素晴らしい。 3曲目の『エイント・ターニン・ラウンド』はサードアイ・ガールのボーカルをフィーチャーして殿下がギターを弾きまくる。曲調はジミ・ヘンぽいヤツね。 『ホワイトキャッ... ...続きを見る |
2014/10/01 11:34 |
プリンスの新作@【アート・オフィシャル・エイジ】Prince
「おまえは三つ目が通るの写楽かっ!!」と突っ込みを入れたくなるジャケット。正真正銘のプリンスの新譜!! オープニングの『アート・オフィシャル・ケイジ』なんかラップ入りのクラブサウンドってな仕上がりで物足りない。 『クラウズ』・・・少しはプリンスらしくなってきたけど、まだまだこんなもんじゃないだろう。 『ブレイクダウン』・・・これもどっちかというとこれまでのプリンスの延長線上のバラード。 『ザ・ゴールド・スタンダード』・・・そうそう、こういうの待ってたんだよね。プリンス流ファンク!! ... ...続きを見る |
2014/10/01 11:05 |
タワー・オブ・パワー全盛期のライヴ【ヒッパー・ザン・ヒップ】
これは昨年リリースされた1974年のアーカイヴ・ライヴ・アルバムで、結構前にギニー・イン・ユア・ルームさんのブログ[ギニー・オン・ザ・ウォール]で紹介されていて、凄く気になったので先月入手したのだが、ずっと紹介しそびれていたもの。 いやぁ、これ最高です。74年といえば【バック・トゥ・オークランド】を出したばかりの頃・・・メンバー的にも非常に強力な布陣。 エミリーオ・カスティロ(テナー)、レニー・ピケット(テナー)、グレッグ・アダムス(トランペット)、ミック・ジレット(トランペット)、ステ... ...続きを見る |
2014/07/29 10:46 |
2006年のプリンス[3121]
2000年代のプリンスは80年代ほどではないにしても、それなりに充実した創作活動を行っていたと思う。 そして、これだけのビッグネームであったにもかかわらず、ずいぶんオルタナよりの感触がある。 それは、プリンスが元々持っていた要素がこの時期に濃縮されたととらえることもできる。 あくまでヘヴィなファンク・サウンドで押し切る『3121』。リズム・セクションはマイケルBとソニーT。ホーンにはメイシオ・パーカー、キャンディ・ダルファー、グレッグ・ボイヤー、レイ・モンティエロ・・・。 『ロリー... ...続きを見る |
2014/05/31 21:55 |
2004年のプリンス【ミュージコロジー】
レコード会社との確執から、92年に発音不能のシンボル・マークにアーティスト名を変更・・・。95年にワーナー・ブラザーズを離れ96年にはNPGレーベルを立ち上げる・・・。 2000年にはアリスタと契約【Rave Un2 The Joy Fantastic】をリリース。続いて2001年にはアーティスト名をプリンスに戻し【レインボー・チルドレン】を発表・・・。 そして2004年ソニーに移籍。【ミュージコロジー】をリリース。 プリンスの90年代は必ずしも順調ではなく、むしろ茨の道だったと思う... ...続きを見る |
2014/05/08 13:55 |
オハイオ・プレイヤーズ【ハニー】
久々にオハイオ・プレイヤーズ。75年リリースの【ハニー】。例によってセクシー・ジャケット。 【ファイア】と並んで彼らの最高傑作とされる大ヒット・アルバム。 オープニングのめっちゃメロウでとろけそうなスウィート・ソウル『ハニー』でスタート。以後バラードと重量級ファンクがほぼ交互に出てくる構成。 でも、やっぱどちらかというとファンクの方が俺は好きなんだよね。 ギター・リフとブラス隊のきらびやかな『ホップ』。メロウでソフイステイケートされた『レッツ・ラブ』。 これまたノリノリのファンク... ...続きを見る |
2014/05/08 10:32 |
P-Funk外伝【ファンク・オア・ウォーク】ブライズ・オブ・ファンケンシュタイン
これまた[春のレア・アイテム買い占め大作戦]で入手したもの!!! ってそんな大げさなもんじゃないけど・・・。 確かに、長年にわたって探していた一枚・・・。 リン・メイブリーとドーン・シルヴァといえばファンカデリック/パーラメントのバッキング・コーラス隊として長年P-Funkに貢献してきたフィーメール・コーラス・デュオ。※ただし二人とも大して歌は上手くない(汗!!) で、その長年の努力を認められて78年このファースト・アルバムをリリース。 ジョージ・クリントン総裁のプロデュースのもと... ...続きを見る |
2014/05/01 13:16 |
エレクトロ・ファンクの秀作!! 【Mr.Everything】レジー・グリフィン
82年リリース。この人の素性は詳しくは知らない。ただ、ベビー・フェイスが在籍した[マンチャイルド]や[レッド・ホット]というファンク・バンドに在籍したマルチ・プレイヤーらしい。 俺がこのCDを手に入れたのは店頭で、この不敵な面構えと変形ギターを持ったたたずまいに、ただならぬイメージを感じ取ったから・・・。全く音の方は未聴のままゲットしたと思う・・・。今だとまず考えられないけど、当時はファンクものにはまっていたからね。結果は・・・大正解!! 打ち込みと手動の楽器を上手くミックスして、プリ... ...続きを見る |
2014/04/16 21:46 |
90年代のプリンス【ゴールド・イクスペリエンス】95年
ワーナーとの契約はこじれにこじれて、「プリンス」の名前を封印。「♂」と「♀」 を組み合わせたような記号名で活動。さらに自らのレーベルである「NPG」も設立。 95年リリースの【ゴールド・イクスペリエンス】はどういう訳か【ダイアモンド&パールズ】よりもずっと充実した内容になった。個人的にもこちらの方が好きだな。 それはラップ・ヒップホップ的な要素が後退して、ロックギターがぎんぎんに鳴っている曲が増えたことが関係していると思う。なんかアルバム全体的に近未来のイメージ。しかし、中身はプリンス... ...続きを見る |
2014/04/03 11:29 |
90年代のプリンス【ダイアモンド&パールズ】91年
90年代のプリンスは例のワーナーとのごたごたで必ずしも絶好調という訳ではなかった。 ただ、音楽的にはより過激に、オルタナティヴな方向へ向かっていた気がする。それまでの打ち込みを多用した密室感の強い音楽性にジャズやサイケの要素をさらに加えたのが、この【ダイアモンド&パールズ】・・・。 『サンダー』・・・なんかシタールを思わせる音色やフレーズが60年代後半のインド指向をイメージさせる。 『ダディ・ポップ』・・・これも80年代の全盛期をほんの少し意識した作り・・・。 『ダイアモンド6パール... ...続きを見る |
2014/04/03 10:51 |
極上ファンク・ライヴ【WAR LIVE】WAR
こちらは[兵法]とも[中国]とも全く関係のないファンクバンドのライヴ・アルバム。73年リリースの二枚組。 最近、これとか、タワーオブパワーのDVDとか、久しぶりにベイエリア・ファンクがまたマイ・ブームきてるかも・・・。 イントロ・ダクションに続いてねばりっこいリズムの『SUN OF THE SON』ヘ・・・。ロニー・ジョーダンのグルーヴィーなハモンドとチャールズ・ミラーのサックス。ハロルド・ブラウンのドラムスとパパ・ディー・アレンのパーカッション。 そしてときよりリー・オスカーのブル... ...続きを見る |
2014/03/21 15:45 |
P-Funk外伝【プレイ・ミー・オア・トレード・ミー】パーレット
続いてもパーレットでサード・アルバム【プレイ・ミー・オア・トレード・ミー】。80年リリース。 こちらは前2作に比べるとディスコ色が減って、本来のP-Funkらしい猥雑さが復活!! プロデュースは前作に続いてジョージ・クリントンとロン・ダンバー。 演奏陣からはバーニー・ウォレルが抜けたものの、基本的には前作のメンバーが中心。ただパーレットのメンバーは変わっている。ジャネット・ワシントンはそのまま残ったが、あとの二人は抜けて、シャーリー・ヘイデン、ジャニス・エバンスが新メンバーとして加わ... ...続きを見る |
2014/03/14 11:21 |
P-Funk外伝【インベーション・オブ・ザ・ブーツィー・スナッチャーズ】パーレット
さてこちらはパーレットのセカンド・アルバム。79年リリース。ジャケット・アートのこの猥雑さ・・・やっぱP-Funkには長岡秀星よりもこっちの方があってるよね。プロデュースはジョージ・クリントンとロン・ダンバー。 オープニング・ナンバーの『ライディング・ハイ』ロン・ダンバー作のこれはちょっと売れ線ねらいかな。 『ノー・ランプ・トゥ・バンプ』・・・おれはこっちの方が好きだな。正しくファンク。最高!! 『ドント・エバー・ストップ』・・・これはマイナー調のバラード。これはこれで味がある。 『ブ... ...続きを見る |
2014/03/14 10:53 |
P-Funk外伝【プレジャー・プリンシプル】パーレット
P-Funk軍団のバック・コーラス隊から派生したガール・グループ。 78年のデビュー作。このときのメンバーはジャネット・ワシントン、デビー・ライト、マリア・フランクリン。 P-Funkのバック・コーラス隊から派生したグループとしては、もう一組ブライズ・オブ・ファンケンシュタインというのがあるが、そちらはスライ&ザ・ファミリー・ストーンから流れてきたドーン・シルヴァとリン・メイブリーが中心となったいわば外様。 パーレットのこのアルバム、曲作りもジョージ・クリントン、ロン・フォード、バーニ... ...続きを見る |
2014/03/14 10:30 |
P-Funk外伝【バーニー・ウォレル/オール・ザ・ウー・イン・ザ・ワールド】
P-Funk久しぶりだな。バーニー・ウォレルは初期パーラメントからファンカデリック全般に渡って、常にサウンド・クリエイトの中心であり続けた最重要人物・・・ロックファンの間ではむしろ、トーキングヘッズのアフロビート化に貢献したキーボーディストとして名前が知られているかもしれない。 78年リリースの傑作ファンク・アルバムだが、P-Funkの例に漏れず、日本ではほとんど注目されなかった。 ただ本家P-Funkに比べればクールで、混沌としたところがあまりなく洗練された印象がある。 『オール・... ...続きを見る |
2014/03/13 22:16 |
社会情勢を反映したファンク[ルーツ]カーティス・メイフィールド
71年リリースのソロ・セカンド・アルバム。当時の人種問題やベトナム戦争を背景とした社会情勢を鋭くえぐる傑作!! オープニングはシンセ・ベースがブイブイうなるヘヴィ・ファンク『ゲット・ダウン』。続いての『キープ・オン、キーピング・オン』は、カーティスのもうひとつの持ち味であるソフト&メロウなナンバー。 不穏なイメージのある『アンダーグラウンド』。溌溂としたダンサブル・チューン『ウィー・ガット・トウ・ハブ・ピース』。 『ビューティフル・ブラザー・オブ・マイン』のワウ・ギターとストリングスの... ...続きを見る |
2014/03/03 11:59 |
オリジナル・サウンドトラック[シャフト/黒いジャガー]アイザック・ヘイズ
[シャフト]・・・邦題「黒いジャガー」・・・いわゆるブラック・イクスプロージョン・ムービーのひとつ。要するに黒人のアイデンティティを最大限に反映した映画。キャストのほとんどは黒人で占められていて、万が一白人が出てきたとしても、ことごとく悪役でしかも脇役・・・。 この映画、かなり昔に一度レンタルで借りてみたんだけど、正直ほとんど印象に残っていない。しかし、サントラは抜群にかっこいい。担当したのは、この前紹介したサム&デイヴのレパートリーを多く手掛けたアイザック・ヘイズ。 さすがに70年代... ...続きを見る |
2014/03/03 10:02 |
96年のプリンス【カオス&ディスオーダー】
さてちょっと物足りなかったので、プリンスのコレを聴いている。96年の【カオス&ディスオーダー】。 これ文句なくかっこいいでしょ!! まずはオープニングのタイトル・ソング『カオス&ディスオーダー』。歪んだギター・サウンド、曲調もハードロック的なヘヴィ・ファンク。やっぱプリンスはこういうのの方が好きだな。 『アイ・ライク・イット・ゼア』・・・これもギター・サウンドがグランジと呼応したような感じで良い!! 『ディナー・ウィズ・ドロレス』・・・こちらは得意のロマンチック路線・・・悪くない。 ... ...続きを見る |
2013/12/05 16:51 |
プリンス【ロックン・ロール・ラブ・アフェア】
こちらは結構前に出ていたものの、未聴のままであったミニ・アルバム? てな感じ。いろいろ気の多い殿下なので、作品ごとの振れ幅が広く、しかも、あのペラペラのジャケットじゃ購入意欲も薄くなるのだが、やっぱり気になるんだよね。 パープル・レイン期を彷彿とさせる『オリジナル・エクステンディッド』、もう打ち込みの嵐という感じの『ジェイミー・ルイス・クラブ』、続いてさらに複雑なミックスを施した『ジェイミー・ルイス・ストリップド・ダウン』。 『オリジナル・レディオ』・・・まあラジオ用のテイク? 『ジェイ... ...続きを見る |
2013/12/05 16:24 |
モータウンR&B BEST COLLECTION【スローウィン・ダウン】リック・ジェームズ
さて今日は思いっきり黒いの聴きたい気分。で、まず選んだのがリック・ジェームズの82年リリースの【スローウィン・ダウン】。 かっこいいダンス・チューン『ダンス・ウィズ・ミー』からスタート!! 古今東西『ダンス・ウィズ・ミー』というタイトルの曲に駄作なし!! だと俺は思っている。ルーファスの『ダンス・ウィズ・ミー』、オーリアンズの『ダンス・ウィズ・ミー』・・・って3曲しか思い浮かばない(冷や汗!!)。ともかくリック・ジェームズのこの曲も素晴らしい。※もっとも、いずれも同名異曲です。ハイ!! ... ...続きを見る |
2013/11/21 12:43 |
P-FUNK外伝【ファンク・プラス・ザ・ワン】ミューティニー
さて変わってこちらは、80年リリースのミューティニーの【ファンク・プラス・ザ・ワン】。 ミューティニーは元P-FUNKのドラマーだったジェローム・ブレイリーが作ったバンド。 【ファンク・プラス・ザ・ワン】はセカンド・アルバムにあたる。 メンバーはジェローム・ブレイリー(ドラム・ポーカル)を中心としたホーンを含む11人編成と大所帯!! 正しくP-FUNKの方法論を踏襲している。 ファーストでベースを担当していたレイモンド・カーターが抜けて代わりにP-FUNKの敏腕ベーシスト、コーデル・... ...続きを見る |
2013/10/26 11:51 |
ご機嫌なインスト・アルバム【ザ・ミーターズ】ミーターズ
ラップ・ヒップホップが薄っぺらく聞こえる理由は、グルーヴ一本で勝負していないからではないかな。初期のミーターズなんかを聴くと、歌詞(歌)がなくたって演奏だけで十分に饒舌な感じがする。 ブッカーT&MG'sもそうだったけど、単に歌もののインスト化というだけでなく、楽器の演奏だけでどれだけ、聴く者の心をわしづかみできるか・・・そこに挑戦していたように思う。そしてダンサブルであること。 歌入りだったら、オーティスでもサム&デイヴでもルーファス・トーマスでもできるわけだから・・・。 ミーターズ... ...続きを見る |
2013/10/26 11:16 |
あっつ!!ジトジトを吹き飛ばす【トリック・バッグ】ミーターズ
ここ弘前は今日、気温は27℃とそれほどではないのだが、湿度が高い。なんかさっきまでサイケものでも取り上げようと思って聴いていたのだが、今一かったるい。シンガー・ソングライターものも、ハードロックもちょっと違うし、ストーンズもビートルズも今日の気分じゃないなぁ・・・。 それならばと、黒人音楽を久々に聴いてみることにした。それも軽いやつを・・。 でミーターズの割と後期のアルバム【TRICK BAG】をようやく見つけ出す。そろそろ、きちんとまた整理し直さないと、どこになにがあるかわからなくなっ... ...続きを見る |
2013/07/10 12:39 |
P-ファンクのギター大王エディ・ヘイゼル【ゲーム・ダムズ&ギター・サングス】
初期ファンカデリックの中心メンバーとして活躍したエディ・ヘイゼルの77年のソロ・アルバム。アルバムにはP-ファンクの仲間達が大挙して参加。 マイケル・ハンプトン、ゲイリー・シャイダー、グレン・ゴインズ(ギター)、バーニー・ウォレル(キーボード)、ブーツィー・コリンズ(ベース、ドラムス)、ティキ・フルウッド(ドラムス)、ジェローム・ブレイクリー(ドラムス)、コーデル・モッソン(ベース)、ゲイリー・クーパー、リン・メイブリー、ドウン・シルヴァ(コーラス)そして御大ジョージ・クリントン(コーラス... ...続きを見る |
2012/09/07 14:29 |
こちらは名作ファンク【ストラッティン/ミーターズ】The Meters
同じファンキー・インストでもアーチー・ベルなんかよりもこっちの方が圧倒的に素晴らしい。グルーヴが濃い!! ミーターズのサードアルバム〔ストラッティン〕。ニューオリンズのセカンド・ライン・ファンク。 ...続きを見る |
2012/05/11 11:20 |
プリンスに比肩する実力を持った天才【カム・ゲット・イット】リック・ジェームズ
78年リリース、ストーン・シティ・バンドを率いてのアルバム。 『ストーン・シティ・ハイ』から絶好調。アース(ウィンド&ファイアー)の不調に比べて、リック・ジェームズは電子楽器とアナログ楽器のバランスよい使い分けが実に上手かった。 ...続きを見る |
2012/03/29 11:06 |
MCハマーの元ネタは・・・【リック・ジェームズ/ストリート・ソングス】
MCハマーの『Uキャン・タッチ・ズィス』、最近某チョコ菓子のCMでまたまた使われているおなじみの曲だが、元々はリック・ジェームズのヒット曲『スーパー・フリーク』のバッキング・トラックをいただいた曲である。 ...続きを見る |
2012/02/05 13:44 |
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