クイーンオブソウル アリーサ・フランクリン

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 今日はアリーサ・フランクリンについて。映画『ブルース・ブラザーズ』で食堂の女将として、ふがいない旦那に文句を言うシーンでも有名。
 本当はオリジナル・アルバムを全部紹介したいところだが、今月のギャラリーのテーマに合わせて、『アリーサライブアトフィルモアウェスト』を紹介する。
 タイトル通りビル・グラハム所有の60年代を代表するボールルームでの熱気あふれる濃ゆ~いライブ。因みにフィルモアイーストの方はオールマン・ブラザーズのライブで有名デスネ。
 1曲目オーティスで有名な『リスペクト』。スタックスの歴史を納めたDVDの中で、この曲を聴いたオーティスは『彼女には全く感服するよ。』と言っている。あのオーティスも認めた若き日のアリーサ。
 『ラブザワンユーアーウィズ』を軽く決めた後、3曲目は『明日に架ける橋』そうS&Gの超有名曲。歌に入るまでの間イントロのキングピンズの演奏がまたグルービーでシビレル。やけにいかしたハモンドだな後思ってパーソネルを確認したらビリー・プレストンだった。その他のメンバーはギターがコーネル・デュプリー、ベースがジェリー・ジェモット、ドラムがバーナード・パーディ(ジェフ・ベックとついこの前来日)、さらにホーンがキングピンズの親分キング・カーティスにメンフィス・ホーンズ。錚々たる顔ぶれをバックにアリーサは時に熱く、時にクールに歌い上げる。
 しかし、黒人のアーティストは結構ロックやポップスの大ヒット曲をレパートリーに入れる事が多い。特に60年代~70年代は。
 それは白人のオーディエンスの受けをよくするという意味もあろうが、良い曲は誰が作った物であろうが取り上げるという姿勢に思われる。そして、メロディもアレンジも極端にデフォルメしブルージーにジャジーに変えてしまう。その辺がカバー曲に対する白人アーティストとの大きな違いだ。
 それはRCの時代にキヨシローが坂本 九の『上を向いて歩こう』をソウル色の強いジャンプナンバーに変えていたアプローチに近い。いや、逆だったね。キヨシローがオーティス版の『テネシーワルツ』などカバー曲のアレンジの仕方を大いに参考にしたのだろう。(当たり前だ。時代が逆)良いセンスだよね。
 さて、話をアリーサに戻して、アリーサは前10曲中、4曲でピアノも弾いている。これがまた味のあるプレイ。終盤レイ・チャールズがゲストとして参加。ここではかつての愛弟子ビリーの弾くハモンドとレイのエレピがバトルする場面も・・・。こりゃ盛り上がらない分けない。ラストはダイアナ・ロスも歌った「リーチアウトアンドタッチ」。ダイアナの百万倍スゴイ!! 因みに俺はダイアナ・ロスも好きだけど・・。ダイアナについては近いうちにまた・・。
 アリーサ。 クイーンオブソウルと言われるのは伊達じゃない。

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この記事へのコメント

谷恵一
2010年04月16日 10:41
確か彼女は去年か今年20世紀ロック・ポップスの最優秀ボーカル賞に選ばれたと思います。それだけ素晴らしい歌手なのでしょうね。
K
2010年04月16日 14:52
ブルースブラザーズではインパクトありましたな。ダイアナ・ロスと云えば最近BSでライブ見たけど、いつ見ても都はるみに見えるのは、私だけか。

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