【オールマン・ブラザーズ/アイドル・ワイルド・サウス】

 『ランブリンマン』や『ジェシカ』を彷彿とさせる『リバイバル』でスタート。ディッキー・ベッツ作のカントリー、ラテン、ゴスペルを合体させたかのような特異な楽曲。オールマンのレパートリーに明暗があるとすれば確実に明の部分。
『ドント・キープ・ミー・ワンダリン』こちらはデュエインのやたら粘るボトルネックが活躍するブルージーなナンバー。俺は1曲目よりこっちが好きだな。
3曲目の『ミッドナイト・ライダー』はその後のデュエインとベーリー・オークリーのバイク事故を連想させてしまうタイトルだが、グレッグはこの曲をすごく気に入っているらしくソロ・アルバム【レイド・バック】にも再録している。俺もこのアルバムだと一番最初に頭に浮かぶのがこの曲。
続いて登場するのがディッキー作の傑作インストナンバー『エリザベス・リードの追憶』素晴らしい演奏だが、【フィルモア・イースト】のライブ・ヴァージョンを聴いたあとでは、ちょっと物足りないかも・・・。これもラテンフィーリング溢れる楽曲。
『フーチー・クーチー・マン』マディの代表曲であり、ブルースの代名詞みたいな超有名曲のカバー。この曲はベースのベリー・オークリーが渋い喉を聴かせくれる。ベリーのボーカルはちょっとジョニー・ウィンターに似た声質。メリハリのあるブルース・ロックにアレンジしている。
『プリーズ・コール・ホーム』珍しくグレッグがピアノを弾きながら情感たっぷりに歌い上げる極上バラード。この曲も【レイド・バック】に別ヴァージョンを収録。聴き比べてみるのも楽しい。
『マイ・ブルース・アット・ホーム』一見変わったコードとリズム。ファンキーで不思議な魅力の楽曲。
 てわけで、この後オールマンは最高傑作【フィルモア・イースト・ライブ】を発表。【フィルモア・イースト・ライブ】については『サザン・ロック』というテーマの一番最初に取り上げてます・・・。






アイドルワイルド・サウス
ユニバーサル インターナショナル
2006-06-21
オールマン・ブラザーズ・バンド

ユーザレビュー:
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