マイケル・ブルームフィールド①【ポール・バターフィールド・ブルース・バンド】

 何かの記事に書いたけど(ブルース・ブレイカーズの記事だった)、アメリカのホワイトブルース・ギタリストで一番好きなのはマイケル・ブルームフィールド。なんと[巨人の星]の星飛雄馬役の声優古谷徹さんが一番好きなギタリストはマイケル・ブルームフィールドなのだそうだ(地味なエピソードだな
 アル・クーパーとのスーパー・セッションやフィルモアでの[ライブ・アドベンチャー]で有名なマイケルだが、メジャーデビューとしては[ポール・バターフィールド・ブルース・バンド]での驚異的なブルース・ギターによって評価が高い。
 ジェローム・アーノルドとサム・レイという黒人メンバーを配するバターフィールドのバンドにはエルビン・ビショップ(後にキャプリコーン・レーベルで『愛に狂って』の大ヒットで知られる)がすでにリード・ギタリストとして在籍していたが、マイケルの参加で二人のリード・ギタリストをフィーチャーしたバンドとなる。とはいっても、主役はポール・バターフィールドのブルース・ハープとボーカル。まあマイケルのギターの方が目立ってるけど・・・。
オープニングの『ボーン・イン・シカゴ』ニック・グレイブナイツ作。ニックはジャニス・ジョップリンの歌が入らないまま未完成となった『生きながら葬られて』の作者としても有名。後にマイケルと一緒に[エレクトリック・フラッグ]を結成。

続いてエルモアの『シェイク・ユア・マネー・メイカー』、『ガット・マイ・モジョ・ウォーキング』ウィリー・デイクソンの『メロー・ダウン・イージー』などのブルース・クラシックを黒人ブルースマン顔負けの黒さで演奏。白人を中心とするブルース・バンドではかなり本格的なブルースを演奏するバンドとして注目を浴びる。もちろんそれにはマイケル・ブルームフィールドのギターの占める割合が大きい。
 セカンド・アルバムの【イースト・ウェスト】では本来のブルースから大きく幅を広げ、独自の音楽性を確立。
しかし、マイケル・ブルームフィールドは脱退し、エレクトリック・フラッグを結成。
 並行してボブ・ディランのレコーディングやニューポート・フォーク・フェステイバルへの出演。アル・クーパーとのスーパー・セッションなどで名声を得る。
 小さい頃からマディ・ウォータースなどから直接指導を受けたというマイケルのギターは、正に正統派シカゴ・ブルース・ギター。使用ギターはレスポールとテレキャスター。(ディランのセッションではテレキャスを多く弾いていてソロらしいソロもあまり弾いていない・・・というかディランに本格的なブルースは弾くなといわれたらしい!!!??)

70年代にはKGBなるスーパー・バンドに参加したりしたが、その後細々と活動し、最後はドラッグで命を落とした。
頑固一徹で不器用な天才ギタリスト、マイケル・ブルームフィールド。→スーパー・セッションに続く・・・







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この記事へのコメント

2010年11月28日 20:04
このアルバムも何度も聴きましたよ~
ブルースにして華麗さがあり 白人にして
黒人の腕とハートを持っていますね。
ほんま 思い入れが深いアルバムです!
2010年11月28日 20:28
黒人の腕とハート!!正にそうですね。やっぱ黒人の出ているクラブに平気で通ってただけあると思います。勇気いるだろうなぁ。

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