英国渋ロック列伝③【ジェスロ・タル/アクアラング】

 さて、今日一番の強敵!![ジェスロ・タル]はけっこう好きで14枚位アルパム持ってるけど、その魅力を言葉で表すのは本当に難しい。その時期、その時期でサウンドも微妙に違うし、メンバーの出入りも激しい。
 基本的に変わらないのはイアン・アンダーソンのボーカルとフルート。(実はアコギも上手い)
ブリティッシュトラッドベースの音楽にロック、ブルース、ジャズなどの要素を混ぜ合わせたサウンド。しかしなんといってもイアン・アンダーソンの大道芸や大衆演劇を思わせる語り口と、ロックには似つかわしくない声質。フォークの方がまだ、しっくりくるか? 鼻にかかったような英国紳士のような声? 大道芸や見せ物小屋の呼び込みのような妖しくいかがわしい声?何とも形容しがたい声だ。
 リッチー・ブラックモアはディープ・パープルに在籍していたとき、一番好きなバンドとして[ジェスロ・タル]をあげている。
ストーンズの[ロックン・ロール・サーカス]にもタルは参加しているが、イアン・アンダーソンの片足をあげてプルートを吹く例のパフォーマンスもしっかり納められていた。他の参加メンバー[ザ・フー、ジョン・レノン、タジ・マハール]などと比べてもかなりシアトリカルで異彩を放っていた。

 もっとも英語が堪能なら、彼らの曲をもっと深く理解できるのだろうが、サウンドだけでも不思議な魅力についつい引き込まれてしまう。
元々フォーク・ミュージックを志向していたイアン・アンダーソンとブルースを追求していたミック・エブライハムが始めたバンドだったが、ブルース志向のエブライハムが抜け、タルは様々な雑多な音楽を吸収しつつ活動を続けていく。
 ストーリーテラーとしての才能を強く持つアンダーソンと演奏技術のスキルが高いメンバーが自分たちの納得できる音楽を続けているうちにこうした特異なサウンドができあがっていったのだろう。
まずアメリカにはこういうタイプのバンドは間違っても生まれることはない。それだけははっきり言える。
 [ジェスロ・タル]まだまだ奥が深い!!






アクアラング
EMIミュージック・ジャパン
2005-04-13
ジェスロ・タル

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ジェスロ・タル

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この記事へのコメント

2011年01月15日 11:36
ジェスロ・タルは70年代のアルバム中心に聴いています。メロディ・ラインが日本人にはすっと入ってこないあたりが難しさの一因かと。しかし繰り返し聴くにつけじわじわとボディ・ブローのように効いてきます。ライヴ盤がもっとも分かりやすいかも。高度な演奏能力はザッパのバンドと比較されるのも頷けます。
2011年01月15日 22:12
ロック仙人TF 様

タルのアルバムにハズレなし。自分も数えたら20枚近くありました。
敢えてベスト3を挙げるとすれば、本作、「神秘の森」「逞しい馬」といったところでしょうか。

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