ニューヨーク・ロック②ルー・リード/トランスフォーマー

 さてドールズに続いてルー・リード。ベタだけどやっぱり一番よく聴いたこのアルバムから・・・。
【トランスフォーマー】ボウイとミック・ロンソンの全面的な協力のもと制作されたアルバム。その後のルーのアルバムに比べればけっこうオーバー・プロデュース気味なんだけど、なんといっても優れた楽曲が揃っている。ジャケット・アート(裏面も)秀逸!! グラムの時代ならではの雰囲気。

 ダルなボーカルときらびやかなギターの妖しい魅力『ビシャス(ずばり背徳)』。軽い乗りのロケン・ロール『ハンギン・ラウンド』。ウッド・ベースの響きが最高!!『ワイルド・サイドを歩け』。ルーの作品の中で特に美しいメロディを持つ『サテライト・オブ・ラブ』ボウイの「アウ、アゥアゥ」ってバック・コーラスもよい。
 裏社会でしか生きられない人々に対するルーの視線は鋭いがやさしい。そして、そうした人々の生活がルーの手によって一遍の短編小説に変わる。素晴らしい。このアルバムに出会って、その他のアルバムに繋がったし、ヴェルベット・アンターグラウンドの世界も知ることができた。アンディ・ウォーホールの芸術も見るようになった。
 単なるグラム・ロックの一作品ではくくれないマスターピース。しかし、あくまでルーの多くの作品の入り口でしかないのかも・・・。素晴らしい入り口だ。『グッドナイト・レディース』の向こうにもう傑作『ベルリン』が透けて見える。





 
Transformer
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2002-10-22
Lou Reed

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