突然ですがボブ・ディラン【スロートレイン・カミング】

 突然ですがボブ・ディラン。突然始まるのがこのコーナー。とにかく思いついたときに思いついたアルバムなり、曲を取り上げる。
 今日はディランの70年代を締めくくる【スロートレイン・カミング】。このアルバムから『セイブド』『ショット・オブ・ラブ』と続く三枚はキリスト教回帰の三部作などといわれているけど、別にキリスト教徒ではない俺を含めた日本人にとっては特別気にするような事ではない。
 むしろ、ジェリー・ウエクスラーとバリー・ベケットというマッスルショールズのプロデュース・チームと組んだ事と、ダイアー・ストレイツのマーク・ノップラーとピック・ウィザースが参加していることの方が興味深い。
 ディラン曰く「初めてプロフェッショナルなチームと制作したアルバム」。確かにそれまでになくきっちりとしたサウンドだし、ダイアー・ストレイツをいたく気に入ったディランはマーク・ノップラーにかなり自由にギターを弾かせている。
マーク・ノップラーにとっては彼自身のヒーローの一人とレコーディング出来る訳だから、これはもう天にも昇る気持ちだったに違いない。
 アルバム【ディザイア】の制作秘話を持ち出すまでもなく、ディランとレコーディングするのは相当大変らしい。
決まった小節数を知らせるでもなく、コードを書き殴った楽譜を一枚渡され、いつ歌が入ってくるかわからない状態で、ディランの手元を見ながら探り探り演奏しなければならないのだそうだ。
 まぁ、でも、このアルバムではジェリーとバリーがいるので、おそらくきちんとした進行が行われたはずだ。
 マッスル・ショールズの手練れが大挙レコーディングに参加しているはずだし、ディラン自身も完成度の高い楽曲を持ち込んだみたいだ。
美しいバラード『アイ・ビリーブ・イン・ユー』。冒頭を飾るブルース・ロック『ガッタ・サーブ・サムバディ』。
タイトル・ソングともいうべき『スロートレイン』。これまた基本はブルース。
『ゴナ・チェンジ・マイ・ウェイ・オブ・スィンキング』クリームのサンシャイン・オブ・ユア・ラブ的なリフがカッコイイ!!
『ドゥ・ライト・トゥ・ミー・ベイビー』これも黒いフィーリングがたっぷりのゴスペル風ナンバー。
『ホウェン・ユー・ゴナ・ウェイク・アップ』前曲と姉妹作かと思ってしまうようなナンバー。こっちはよりブルージーでスタイリツシュ。
マン・ゲイブ・ネームズ・トゥ・オール・ザ・アニマルズ』何か聖書にでも出てくるようなストーリー。
このアルバムの中でもっとも素晴らしい曲(だと思う。)。
 「すべての動物に人間は名前を与えた。創生期に、創生期に・・・遙か遙か昔に・・・」レゲエアレンジの名曲!!
ラストはピアノのイントロに導かれて、ディランの力強い歌声が素晴らしいバラード。『ホウェン・ヒー・リターン』戻ってきたのはディランか? キリストか? それとも違う誰かか?



残念ながら本人の映像ではありませんが・・・

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この記事へのコメント

2011年05月08日 00:41
こんばんは~
コメントどうも有難うございます!
桜祭り、楽しまれたようですね
一度、行ってみたいなー。
来年、計画してみようかしら

拓郎を好きだったこともあり
ボブ・ディランはよく聴いたし
好きです。
「Man Gave Names To All The Animals 」
この曲、初めて聴きましたけど、
いいですね。
アルバム、買いたくなった^^

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