90年代ポップ・ロックのアイコン③[B'z]

第53回のグラミー賞のベスト・ポップ・インストルメンタル・アルバムにラリー・カールトンとB'zの松本孝弘のジョイント・アルバムが選ばれた。快挙と言われているが、本当にそうなのか?

もちろんすごいことなのだろうが、俺としてはなぜB'zで挑戦しない??って思っちゃうよね。ロックとかっていっても、所詮井の中の蛙。日本人のアーティストがアメリカで、世界で話題になるのはいつでもインストなんだよな。
 今回同時にソロイスト・パフォーマンスで受賞した内田光子ってクラシックの人もピアノだし・・・。
B'zの場合稲葉浩志が英語ペラペラなんだから、B'zで全編英語のアルバムを向こうでリリースすることも可能ではなかったか。もちろん、アメリカや世界で売れるということは並大抵のことではない。かつて矢沢が挑戦して失敗している。
全編英詩の『Real Thing Shakes』とか聴くと世界水準に達してると俺は思うけどね。
 
 YMOはそれこそ世界に衝撃を与えたが、基本インストだし、テクノが受けた理由だ。
 つまり本格的なロックという形で世界的に成功したバンドなり、アーティストは現段階でゼロだということだ。
坂本九の『スキヤキ(上を向いて歩こう)』はアメリカのチャートでナンバー1をとってるじゃないか、と言われる方もいるだろうが、あれは厳密にいうとロックじゃないよね。(清志郎は日本の有名なロックン・ロールっていうけど)
※『上を向いて歩こう』自体はマイフェイバリットです!!
 もちろん、今回の松本の受賞がB'zの世界進出の足がかりになればいいけど、たぶんそうはならない。

さて、前書きが長くなったけどB'zについて・・・実はこのバンドについても俺は90年代に熱心に聴いた程度。(汗!!)
手元にあるのは息子から録ってもらった【プレジャー】と【トレジャー】。それもi-podに入ってるだけ・・・。

B'zの魅力とは何か? それはキャッチーなギター・サウンドと打ち込みを中心としたバック・トラック。そして稲葉のスキルの高いボーカル。歌詞の内容は都会に住む若者の日常を歌った、実に歌謡曲的なモノ。
 だから、いくらサウンドが洋楽志向であっても、聴いているのは洋楽ロック・ファンではない。CMやドラマなどタイアップ曲がメチャメチャ多いことからも、いかにして売るかということを徹底して研究している。

もちろんライブをやるためにはベース、ドラムス、キーボードなどのサポートが必須な訳だが、バンドとしての形態ではなく、稲葉と松本の二人のユニットにしたことも、これだけ長く活躍できている秘訣だろう。
『ラブ・ファントム』『ラブ・ミー・アイ・ラブ・ユー』『イージー・カム・イージー・ゴー』『愛のままにわがままに』『レディ・ナビゲーション』『太陽のコマチ、エンジェル』どれもタイトルは知らなくても、一度メロデイを聴くと耳に残るポップな作品。作曲能力も相当な物だ。
 ただ、あっちこっちの洋楽ロックからのパクリ疑惑はあとをたたない。『恋心』とかね。たいてい洋楽ロック・ファンとB'zの熱心なファンというのは重ならないことが多いので、モトネタがわかりにくいというのもある。
 『easy come easy go』の歌の最初の何小節かはデイープ・パープルの【カム・テイスト・ザ・バンド】の中の『アイ・ニード・ラブ』にソックリ!!でもそれをいったら、80年代~90年代の歌謡曲系の曲はかなりの割合でパクリばっかりになっちゃうし・・・。






 で、結論!! B'zの人気が高いのは、サウンドはそこそこロックのかっこよさがあり、若い連中に受けやすい歌詞と歌謡曲に共通するような親しみやすいメロディがあること。
 そして、そういう音楽を必要としているのは決して洋楽ロックの熱心なファンではなくて、流行の曲をカラオケで歌いたいダウン・ロード世代の兄チャン、姉チャンが多いんだろうなってこと。つまり幼少時に歌謡曲に慣れ親しんだ普通の人々。
 90年代ならピッタリはまったけど、幸いにというか、俺は洋楽や本当に骨のある(メッセージ色のある)ロックの方が好きなんで、B'zとかパフィとかスピッツはお茶の間ロック(Jポップ)という認識だな。人それぞれだから、ファンの人たちのことをドウコウ言えないけど。
ただ、2011現在の日本の音楽事情に比べれば、90年代のこういうポップ・ロックの方が水準高かったと思うよ。
だから、今でも生き残ってるのかもしれないけど・・・。
※ 俺が当時一番気に入っていた日本のバンドはウルフルズ。以前記事にしてます。

B'z嫌いじゃないですよ。ここまできたらもっとがんばってアメリカ、世界進出してほしいね。まぁ[ビーイング]ががんばらなくちゃいけないんだろうけど・・・。
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この記事へのコメント

2011年06月08日 18:45
きたB'z!!(笑)

確かにB'zが世界進出することはないでしょうね…。
なんかもう、最近は固定ファンのためだけに活動してるみたいな雰囲気もありますし、あんまり外に向かった活動はしないのかな、なんて思います。

以前、英会話の先生が日本のロックのCD貸してくれと言うのでB'zを貸してみたら、「まぁかっこいいけどさ、こういうのじゃなくてもっと変なのがいいんだよ」と言われてしまいました(笑)
やっぱり私たちから見る「洋楽」が「邦楽」な方たちにはあんまり響かないんでしょうね…。

ちなみに、その先生はケツメイシが気に入ったようです…。
ロックじゃないじゃん!!(笑)
よんちゃま!
2011年06月08日 22:38
私「アローン」を 歌いま~す!(そんなこと 誰も聞いてない!?笑)
ケイ*
2011年06月09日 09:37
やっぱ、B'zは稲葉さんのルックスでしょう~(笑)
パクリ騒動は置いといて娘共々、ファンですよ。
しかしながら、稲葉さんのソロだけだったら、ロックにならないんじゃないの?っていうか、ここまで支持されないんじゃ?松本さんの高度なテクニックあってのB'Z。そう思うと地味だけど、もっと応援したくなる!
KING-CHUNG
2014年03月21日 09:53
①~③が上げだったので、B'zまで上げてたらどうしようと思って(不安、不信感)読ませていただきました。で、安心しました。
アカデミー賞は、いまやモンドセレクション程も価値は無いでしょう。
アメリカに次ぐ音楽消費大国の日本だから、いくつか東洋の猿にくれてやれってな感じでしょう。
何せ全く耳にしないし。ファン以外は誰も聴いたことないのでは?

盗作云々言われてるけど、元ネタからかけ離れた妙ちくりんな仕上がりなんだからすごい個性だと思う
元々歌謡曲はパクり天国だし、ロック風歌謡曲の彼等が何をしようが全く関係無い。
2014年03月21日 11:48
もうね、洋楽もそうだけど、日本の音楽にも、まったく期待していない・・・というのが今の心境。
匿名
2018年08月23日 03:00
「B'zファン」です。ここのブログの製作者さんは、「B'zだけパクリで、その他はセーフ」とは書いていません。
ブログの管理者さんは、ぼくより、頭が良く、僕より、音楽に詳しい人が作っているように、感じます。作文が上手いし、音楽の知識が、ぼくより多い人が書いていますね。ブログを書いた人は、まず、作文が僕よりかなり上手いですね。次に、ぼくの情報はネットから集めた情報ばかりを載せています。そういう違いがあるように思います。ぼくは、音楽には、元々、詳しくないです。インターネットで情報を収集して、すべての作文を書いています。そういう点で、ぼくは、駄目人間だと思います。音楽に詳しいと、楽しそうですね。ブログ主さんは、作文がうまいし、想像力もある人が書いていると思います。繰り返すと、ぼくより、作文が上手い人がブログを書いている、という特徴があると思います。繰り返すと、ブログの管理者さんは「B'zだけパクリがひどくて、その他はセーフである。」、とは一切書いていません。ネットで調べると、JPOPの多くのバンドがパクリで曲を作っていることがよく分かりますし、ここの管理者さんはそういうことを書いています。ここのブログの管理者さんが、言っていることは、実はそういうことです。管理者さんは頭が良く、音楽にぼくよりかなり詳しい人が書いているため、ぼくの作文はあまり必要ないです。
FE
2018年08月24日 20:32
こんにちは。ブログは面白かったです。 管理者さんは、
素敵なブログを作っていますね。音楽に詳しくないため、議論には混ざれません。最終的に、匿名さんと、 管理者さんとは、意見が一致しているのでしょうか。そんな読解をしました。 管理者さんは、とても音楽に詳しいみたいですね。匿名さんさんはネットで音楽に詳しくなったみたいですね。わたしも、ネットで詳しくなろうと思います。
K・H
2018年08月24日 23:45
初めまして。音楽には詳しくないため、議論には混ざれません、また、何を議論しているのかも、わたしでは良く理解できません。音楽とは奥が深いものだな、と、作文を読んで感じました。ブログのオーナーは、なかなか面白い視点で、音楽を論じていて、勉強になりますし、作文を読んで関心するものでもあります。音楽は聴く人をリラックスさせ、心を躍らせて、人生の糧になるものではないか、と思います。ブログの作文の言いたいことが、わたしには良く理解できるところもあります。

音楽に限らず、人には得意分野と苦手分野があります。わたしは、音楽は苦手ですが、聴くだけなら、楽しいメロディーや、心が落ち着く優しいメロディーに耳を傾け、音楽を楽しんでいます。音楽は得意分野ではないですが、ブログの作文から、音楽の知識のようなものを、学ぶことができるように感じました。素敵なセンスのブログで、貴重な知識を、そこから得ることができます。

音楽は、理屈ではなく、感性で聴くものだと思うのですが、音楽には理屈もあるのだな、と、関心しています。得意ではない分野を、得意な人から学び、音楽に関しての示唆を得る、そんなことを思いました。今後も素敵なブログで、私たちに、音楽の奥深いことを、いろいろと教えてもらえるのではないか、と、思います。失礼しました。
しばやま
2018年08月25日 01:12
初めまして。素敵なブログですね。わたしは、音楽を愛しています。子供時代から、音楽はわたしの傍にあって、レコードを買うお金はなかったのですが、ラジカセで、ラジオの音楽を聴いていました。子供時代は、静かな音楽が好きでした。子供相手には難しい詩でも、なんとなく、詩の意味を理解し、わくわくしながら音楽を聴いていました。学校から帰って、すぐに、わたしは好きな曲をラジカセで聴いて、歌詞を覚えて、歌を一人で歌っていました。学校で嫌なことがあったときに、わたしを、優しく慰めてくれるのが音楽でした。わたしは、音楽の詩が好きで、心を落ち着かせてくれる、癒してくれる音楽を好んで聴いていました。女性が歌う歌が好きで、詩には、独自の世界があって、でも、一人で聴くのはさびしい感じもしていました。音楽は、今も人生の伴侶で、本当に悲しい出来事があったときに、わたしを慰める、救いのようなものとしてありました。ブログの管理者さんにとっての音楽も、かけがえのないもので、様々な思い出が、音楽に付随しているのだと思います。音楽は思い出の伴侶です。嬉しい出来事、悲しい出来事に、音楽が、そっと寄り添ってくれます。ブログの管理者さんにとって、音楽や詩は、どのように位置づけられますか?やっぱり、落ち込んだときに、自分を慰めてくれるのが音楽でしょうか?興味深いブログで、ちょっと、寄せてもらいました。お邪魔なら、申し訳ありません。
2018年08月25日 07:52
しばやまさん、いや匿名さん=FE=K・Hさん・・・なんで何度も名前を変えてコメントなのでしょうか?特別人を中傷するようなないようでもないのに、何か不都合でも・・・ブログの記事のことを「作文」などと普通はいいません。そのほかにも、それぞれのコメントの中に同一人物だとすぐわかるような内容が重複しています。音楽に対する熱い思いはわかりましたが、どうも違和感がある文章ですね。
さぶろー
2018年08月25日 16:29
初めまして。素敵なブログですね。ぼくは、アコースティックギターをたしなんでいます。音楽にはそれなりに詳しいのですが、まだ勉強をしている身です。音楽というものは、大事なもので、好きな曲を下手でも演奏することは、人生に大きな喜びを与えてくれるものです。ここのブログを読むと、ぼくより音楽に詳しい人が書いている音楽論で、いろいろ勉強になり、ためになるように思います。まだまだ精進しなければいけない、そんな感想を持ちました。それなりに得意な音楽というものですが、もっと詳しい人の文章を読むことで、自分の音楽論を向上させることができます。お邪魔しましたが、また、勉強になる音楽論を掲載してくださいね。

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