矢沢永吉のアメリカへの挑戦状[YAZAWA]

日本のロックを語るには絶対外せないのはこの人。81年9月にこのアルバム【YAZAWA】全世界発売。快挙!!
昨日のB'zの記事でも書いたが、日本人アーティストのレコードをアメリカで売ってヒットさせることは至難の業。
 現在、上原ひろみなどジャズピアノの部門では、それなりに評価されている人もいるにはいるがロックの部門ではただの一人として成功したものはいない。
 時は80年代、国内では十分すぎる成功を手にしていた矢沢は、ターゲットを世界にあわせアメリカ進出を試みた。
アメリカで売るためにはもちろん英語詞で歌わなければならない。
 そんな時に大きな助けになったのは、ドゥービー・ブラザーズとリトル・フィートのメンバーたち。全9曲中1曲をのぞいて、すべてボビー・ラカインド[ドゥービー]とポール・バレル[リトル・フィート]による英詞。
 矢沢自身相当英語の勉強をしたらしく、ネイティブとまでいかないまでも発音にかなり気を配っていて無難に歌っている。
ドント・カム・トゥ・クロース』作曲もラカインド・バレルコンビ。予想外にきちんと矢沢の歌になっている。キャッチーなナンバー。正にドゥービー+フィート・サウンド。
『ダンス・ザ・ナイト・アウェイ』マイナーキーの矢沢得意の泣き節。『プリティ・ウーマン』ブラス隊が長めのイントロをつけているが、これが効果的!!矢沢の歌が出てくるときのかっこよさ!!
ラブ・ワズ・ザット・ロスト』このアルバムの白眉の仕上がり。矢沢のこういう色気のあるバラード。アメリカには通用しないのか??当時TDKのCMでも使われたはず・・・。かっこいいサックスはコーネリアス・バンプスかな。
『ワント・ユー』永チャンの好きなポール・マッカートニー的メロディを持ったロケン・ロール。
『シュガー・ダディ』こういうリゾート感覚のミディアム・ソングは、実は矢沢の真骨頂。ロケンロールだけの人じゃないのよ。ディープなファンなら分かってると思うけど・・・。
『ザ・ライド』これは矢沢にしては珍しい黒さを持ったナンバー。しかし、これが歌入りの曲の最後。ラストはラカインド・バレルコンビのインスト『Kokoro』で、矢沢は一切参加していない。

さて、アメリカ進出第一弾としてはまあまあの出来だったのではないだろうか? しかし、矢沢の作曲したものと、ラカインド・バレルの作曲した曲では明らかにカラーが違いすぎる感じはある。これは仕方がないところ。

レコーディングにはドゥービーから、ボビー・ラカインド、パット・シモンズ、ジョン・マクフィー(彼は次作から大きく関わっていく本作ではまだアシスト程度)、キース・ヌードセン、コーネリアス・バンプス。リトル・フィートからポール・バレル、ケニー・グラッドニー、リッチー・ヘイワード。他にもウィリー・ウィークス、リック・シュロッサー、ボブ・グローブなどウエストコーストの名セッションマンが参加。あと結構貢献していて、この後も矢沢のアルバムに深く関わるのはシンガー・ソングライターとしても有名なマーク・ジョーダン(アルバム【マネキン】は名作)。彼のキーボード・プレイがアルバムの肝になっているようだ。






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