かぐや姫 四畳半フォークではない魅力②[伊勢正三編]

 正やんこと伊勢正三、かぐや姫では主にリード・ギターとコーラスを担当[あとヴィジアル的に一番もてた]。かぐや姫時代の代表作といえば『二十二才の別れ』と『なごり雪』というのがおおかたの評価。※どちらも【三階建の詩】に収録。
 しかし、実はそれは(またまた)正やんの本質ではないのではないかと思う。
今はちがう季節』は作詞のみで曲はこうせつの作品なので、ちょっと歌ってみたらみたいな感じで、うまくはまった例なのでおいといて・・・。

アビーロードの街』『置き手紙』『ペテン師』この辺が本質ではないかなと・・・。
まず、『アビーロードの街』だが、タイトルや歌詞の内容「ビートルズの歌が~」などからわかるように、ビートルズにインスパイアされたポップなしゃれた曲。これは確かに彼のルーツなのだろう。
 問題はあとの2曲。『置き手紙』と『ペテン師』、どちらも女から逃げるようにして別れるストーリー(一部事実も含まれているらしい)
 特に『ペテン師』の歌詞には「その男は恋人と別れた さよならの口づけをして 髪の毛をやさしくなでていた。 その時男は心のどこかで赤い舌を出して笑った そうさ男は自由を取り戻したのさ そうさ男は人生のペテン師だから この偽りもいつの日にか ありふれた思い出にすりかえるのさ」という内容がある。これって正やんの実は本音だったりしてないか??
もちろん、歌詞の世界というのはフィクションなんだけど、こういう歌って限りなく私小説的でどきっとするよね。
 よくかんがえてみると「二十二才の別れ」も「なごり雪」も別れの歌だ。かぐや姫の時代の彼の作品はほとんど[別れ]に関する歌が多いってことだね。そして、一般的にはソフトで甘いやさしいキャラというイメージだが、[置き手紙とペテン師]の世界は正やんの別の面[実は自分勝手でエゴが強くつめたい面]が現れているように思えてならない。
正やんの熱心なファンには申し訳ないが俺はそう思う。
 
 さてサウンドの方に着目すると、やはりウエストコーストのシンガーソングライターの影響が強いようだ。こうせつよりほんの少し若いということもあるだろうが、フォークの要素よりもビートルズ以降のポップスがルーツだろう。線の細いボーカルやパート的にジョージ・ハリスン的な立ち位置。
 リード・ギター担当ではあるが、スタジオ盤ではかなりの確率で石川鷹彦ガアコギのリード・パートを弾いている。
その後ライブでは石川のラインをコピーしているはず・・・。
 まあ色々否定的なことを書いたが、こうせつとはまた違ったカラーの作品を提供し、歌っていたことは[かぐや姫]の音楽性を広げたという意味で貢献度が高かったと思う。
 三者三様の持ち味が[かぐや姫]の魅力であった。[山田パンダ編]に続く・・・。






俺は今はほとんど聴かないけど一応ファンの方のためにアップしときます!!



 

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この記事へのコメント

はろ
2011年06月11日 22:14
アビーロードはこうせつの曲ですわ
2011年06月11日 22:56
失礼しました。調べてみたら確かに『アビーロードの街』は正やん、作詞だけでしたね。

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