バッハはお好き? 【ジェスロ・タル/スタンダップ】

 英国ロックの世界では意外に(でもないか?)、バッハ好きなミュージシャンが多い。かのリッチー・ブラックモアやジョン・ロードのバッハ好きは有名だし、プロコル・ハルムの『青い影』はバッハの小品をモチーフにしていることで有名。
 俺は普段クラシック(正しくはクラシカル・ミュージック)はほとんど聴かないが、バロック・ミュージックは好きだし、もちろんバッハも好きだ。
 さて、今回取り上げるのは2回目かな? (英国渋ロックのテーマをご覧ください)ジェスロ・タル。
リッチー・ブラックモアがかつて一番好きなバンドは?と聞かれて〔タル〕の名前を挙げていた。
 彼らのセカンド・アルバム【スタンダップ】・・・斬新なタイトルはアルバムの見開きをあけるとメンバーの写真?が立ち上がるということから〔ギミックジャケ・・・俺はこの仕様の奴は持っていない・・・欲しい!!〕なんとリリースから約二ヶ月に渡って英国チャート、ナンバー1を独走したアルバム。凄い!!

初期のタルはまだブルース色が強いサウンドだったが、イアン・アンダーソンのボーカルとフルートで並みのブルース・ロックにはなりようがない。
アンダーソンのボーカルは実に個性的で、どちらかというとシンガーというよりも英国小劇団のボードヴィルとか軽演劇の芝居の台詞回しみたいな感じ。歌うというよりもストーリーに節をつけて語るというのがぴったりくる。
 ステージでも芝居っ気たっぷりに演じるアンダーソン。トレードマークの片足をかかしのように曲げてフルートを吹く様子も独特。〔元々はインスト・パートが長いと手持ちぶさたになることから吹き始めたらしい。〕

ブルースと英国トラッド・フォーク、そしてボートヴィルやジャズの影響を受けた演奏は唯一無二。
 さてここでようやくバッハの話だ。このアルバムからシングル・カットされヒットした『ブーレ』はバッハのある曲をモチーフにした作品とのこと。具体的になんていう曲なのかは不明。しかし、フルートの演奏も含めてバロック感覚がすてきだ。

【トリック・アズ・ブリック】以降のコンセプト色はまだないが、これ以降のタルのほとんどの音楽性がすでにかいま見られる。
ジェスロ・タル、個性が強すぎてなかなか日本人には受け入れにくいバンドだが、一度はまるとこれが実にいいのです。
正に英国渋ロック!!
※若いときから老成していたようなルックスも彼らの音楽にはピッタリ!!





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この記事へのコメント

2011年09月11日 14:59
メンバーがスタンド・アップするジャケットは、CDの紙ジャケで持っています。アナログ盤で立ち上がったら迫力ありそうです。ジェスロ・タルは名盤が多すぎるし、内容がハイ・ブロウ過ぎるので、頻繁には聴きませんが、最近は70年代中盤以降のトラッド色の強い辺りを聴いています。
2011年09月11日 16:25
ほんと、タル、よっぽど精神的に余裕ない時以外は滅多に聴きませんね。(今日は調子がいいということか)英語のヒアリングがよければもっと楽しめるのでしょうが・・・。

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