DVD評 昨年の興奮が蘇る!!【ライヴ・アト・ウィンブレー/バッド・カンパニー】

 忘れもしない昨年の10月25日 東京国際フォーラム、初めてバッド・カンパニーを生で見た。とにかくもう一週間くらい前から興奮状態!! 全盛期のバド・カンを見逃している俺にとってはたぶん最後のチャンスでもあったし、バド・カン自体がこのタイミングで再結成ツアーで来日するということが、なんか運命感じたね。しっかりすべてのアルバム(ラフ・ダイヤモンド以外)を聴いたり、DVD観たりしてシミュレーションも怠らなかった。

でも、好事魔多しとは良くいったもので、来日直前にミック・ラルフスが急病でこられないことに・・・。「エッ、じゃあミック・ラルフスとハワード・リースのツイン・ギター観られないじゃん」

何てこった!!・・・とは思ったけど、もともとバド・カンはギターはミック・ラルフス1人だし、曲によってはポール・ロジャースがギターを持つ曲もあったので、来日公演もそうなるかな? という淡い期待も持っていたのだが・・・。

※ 実際はアコギを弾く場面はあったが、ポール・ロジャースがエレキを持つ場面はなかった。その分ハワード・リースとベースのリン・ソレンソンががんばってたけどね。

で、この記事は本当は2日前に書く予定であったのだが、今日になってしまった。それは【ライヴ・アット・ウィンブレー】が届くのを待っていたから・・・。
そう、本来はこの映像にあるようにミック・ラルフスを含む5人編成のバンドで来日するはずだったのだ。

昨年ライヴ前にはCD【Hard Rock Live】についてきたハリウッドでのライヴ映像は観ていたが、この【ウィンブレー】の方は本国イギリスでのライヴということもあって気合いの入れ方が違う。

マイクスタンドを頭上にかざし、片手でクルクル回す例のアクションを時々見せながら余裕綽々で歌うポール・ロジャース。同じロック・ボーカリストでもロバート・プラントとはえらい違い。年を重ねてもオリジナルのキーでしっかり歌えるというのは凄いことだ。それだけ節制して(喉のケアをして)いるということなのだろう。もちろん元々ロバート・プラントとはやってる音楽が違うし、喉への負担も違うのだけれど・・・。

しかし、御年60歳とは思えないつややかで力強い発声、そして歌唱力、表現力は昔よりも格段にアップしている。
昨年生で見たときもポール・ロジャースばっかり観ていたように思う。 生きたレジェンドがほんの数メートル先にいるのである。ほぼ全曲一緒に歌ってた※ついでにずっと踊ってた・・・次の日は筋肉痛がひどくて・・・。

『キャント・ゲット・イナフ』・・・途中の間奏ではミックとハワードのツイン・ギター、これ東京でも観たかったのにな・・・。ポール・ロジャースは毎回この曲に限らず、フレーズを表現力豊かに微妙に変えている。凄い才能。
客席にサビを歌わせるロジャースのショーマン・シップ。上手いなぁ!!もちろん来日公演でも大合唱だったよ。
『ハニー・チャイルド』来日公演でも、かっこよくきめてくれた。ロックン・ロール好きでよかったと思った瞬間。
『ラン・ウィズ・ザ・パック』『バーニング・スカイ』とミディアム・テンポのリフ・ロックで攻めたあとは、コーラスも楽しい『ヤング・ブラッド』・・・このホンキー・トンクな雰囲気。コースターズのヒット曲だが、ポール・ロジャースとブラック・ミュージックの結びつきがいかに深いか、こういうレパートリーから再認識。この曲ではハワード・リースはピアノを器用にこなす。
『シーガル』ではポール・ロジャースもアコギを持ってミック・ラルフスとのデュオで演奏。こういう曲ではやはり英国フォーク・トラッドに通じる味わいがある。
『ゴーン・ゴーン・ゴーン』オリジナル・メンバーであった故ボズ・バレルの作品。バド・カンのライヴでは未だに大事にされている曲だ。
『エレクトリック・ランド』この曲についてはノー・コメント。というか大した曲じゃない。
『シンプル・マン』・・・特別派手な印象はないが、しっとりとしたバラード。
『フィール・ライク・メイキン・ラブ』・・・ハワード・リースがイントロでマンドリンを弾く。
基本的にはカントリー的なたたずまいのナンバーなんだが、中盤の重心の低いギター・リフに思わず力が入ってしまうそんな感じ。東京フォーラム、思い出すよ。
『シューティング・スター』これも去年会場にいたほとんど全員が一緒に歌った曲。一体感が半端なかったね。
『ロックン・ロール・ファンタシー』・・・会場の興奮も最高潮!! これもサビを会場全体でフォロー。
『ムーヴィン・オン』・・・いかしたロックン・ロール。大好き!!
『レディ・フォー・ラブ』・・・やっぱファースト・アルバムの楽曲には特別な思い入れがあるなぁ。この哀愁溢れるメロディ、ヘヴィなギター最高!!ポール・ロジャースの歌声も格段に味わい深い。
『バッド・カンパニー』・・・バンドのテーマソングともいえるこのナンバー。ポール・ロジャースのコブシの回しッぷりに惚れ直す。
『ディール・ウィズ・ザ・プリーチャー』・・・セカンド・アルバムの中で特別リフがかっこいい一曲。これも大好き。
バド・カンがブリティッシュ・バンドだという証明みたいな曲。
最後になったけどポール、ミックと並んでオリジナル・メンバーであったサイモン・カークのソリツドなドラムス。これも会場(国際フォーラム)で体験してみて、改めて凄かったなと・・・。


こうして【ライヴ・アト・ウィンブレー】や【Hard Rock Live】を見ると、むしろミック抜きの来日公演は貴重な体験でもあったと思えるのである。そして東京公演では、ミック・ラルフス不在を見事に埋めてくれたハワード・リースとリン・ソレンソンの力量も再確認。
もちろん、ミック・ラルフスもきてくれていたら120%満足のいくライヴだったけど・・・。

この映像は生涯の宝物になりそうだ。
※ タイトルにDVD評と書いているけど、俺の入手したのは輸入盤のブルーレイです。まあどっちでも良いけど安かったんで・・・。








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