仙台での収穫・・・リンダを支えた強者達〔RONIN/浪人〕

 70年代リンダ・ロンシュタットのバッキングを務めたワディ・ワクテル〔ギター・ボーカル・・キース・リチャーズのエクスペンシブ・ワイノーズに後に加わる赤毛のギタリスト〕、ダグ・ダグモア〔ギター・ボーカル〕、リック・マロッタ〔ドラムス〕の3人にスタンリー・シェルトン〔ベース・・・ピーター・フランプトンのバンドに在籍〕を加えた四人によるバンド〔RONIN〕の唯一作。
キーボードに、これまたリンダのバッキングを長く務めたドン・グロルニックがゲスト参加。リトル・フィートのビル・ペインも一曲のみ参加している。
 プロデュースはこれまたリンダの諸作を手がけたピーター・アッシャー

というわけで、普段リンダのバッキングを担当していたワディが中心となって集まったセッションメン達が発表したのが80年リリースのこの作品。リリース当初一度入手したのだが、なぜかすぐに手放したのでなんと30年ぶりの再会!!

元々他人のバッキングに関してはプロ中のプロなので、演奏はバッチリ素晴らしい。ただ、ボーカル面ではいずれも本職ではないので、そこは雰囲気勝負ということになる。※同じリンダのバッキング・メンバーならアンドリュー・ゴールドやケニー・エドワーズがいればもっとボーカル面も盤石だったと思うのだが・・・。

まぁでも時々キースを思わせるワディのボーカルも、ダンのニール・ヤングみたいな声もそこそこ良い味を出している。

ラブズ・カミング・イントゥ・マイ・ライフ・アゲイン』正に後の[ワイノーズ]を予見しているようなアップナンバー。ワディの声は一時期のキースそっくり!!大のストーンズ・ファンを自認するワディの面目躍如!!
『ホーム・アト・ラスト』これもストーンズライクなミディアム・ロックナンバー。カッコイイ!!
『イト・タッチズ・エヴリワン』これはかなりイーグルスにも共通するようなバラード。
『ヒア・カムズ・ザ・ランナー』・・・これまたストーンズというよりも[ワイノーズ]的なナンバー。ボ・ディドリー・ビートの佳曲。
B面に移って『アメリカ・ザ・ビューティフル』・・・まあアメリカ賛歌なんだろうな。UCLAの男性コーラスが分厚いコーラスを聴かせている。
『ヘイ・ネィディーン』・・・すばりワイノーズだな。これ!!
『オール・アイ・キャン』・・・ダン・ダグモアがリード・ボーカルをとるスワンプ・ロック。ワディのスライド・ギターが見事。
『デシルー』・・・マーフィー・ダンとアイラ・ミラーという人の作品。酒焼けしたワディがムーディーに歌うミディアム・チューン。ほのかにレゲエ風味も・・・。
フィールズ・ライト』・・・ラストはガッツ溢れるロックン・ロール。これはストーンズのような乗りとクリトーンズっぽいニューウェイブ色が融合された極上の味。イアン・ハンターの曲みたいな感じかな?

てな訳で、大傑作ではないものの、ウエストコーストのセッションメンのアルバムとしてはなかなかの出来ではないかな。ワディは後に念願のキースとの共演を果たすことになる。
一度手放したアルバムだが、再会出来て良かった。

ストーンズのカバーを決めるワディ。赤毛のロングヘア、眼鏡がワディ。




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