イエス・ソロワークス②【スティーヴ・ハウ/ビギニングス】

 さてクリス・スクワイアに続いてスティーヴ・ハウのファースト・ソロアルバム。前任者ピーター・バンクスとの違いは幅広い音楽性とスキルの高さ・・・ロックンロール、ジャズ、カントリー、ブルース、ラグタイム、クラシック~フラメンコまで・・・。何でもこなせる腕前と幅広い音楽的志向は確実に[イエス]をバンドとして数段高い高みに導いた。
【イエス/イエスアルバム】を聴けば、それまでのイエスとは格段の違いを否定出来ないはず・・・。

さて、そんなスティーヴ・ハウのファースト・ソロアルバムはイエス以上にさまざまな表情を見せてくれるアルバムだ。ロジャー・ディーン担当のジャケット・アートも中身を想起させイメージを増幅させる。

ダイナミックなアコギのコードストロークから始まる『ドアーズ・トゥ・スリープ』はイエスのフォークロック的な側面を印象づける楽曲。
『オーストラリア』メランコリックなイントロに導かれて始まるこの曲もブリティッシュ・トラッドのような雰囲気を持つ佳曲。
『ザ・ネイチャー・オブ・ザ・シー』・・・イエスの楽曲には自然を表現する曲がよく出てくるがこれもそうした楽曲のひとつ。中世の室内楽的なフレーズからはリック・ウェイクマンのソロが思い浮かぶが、ここでハープシコードを弾いているのはスティーヴ・ハウ本人。
『ロスト・シンフォニー』ダルシマー、ペダルスティール、マンドリン、モーグ、オルガン、ボーカルをスティーヴが担当。八面六臂の活躍。ベースはコリン・ギブソン、パトリック・モラーツがピアノ、ドラムスはアラン・ホワイト。
さてタイトル・ソングの『ビギニングス』、室内楽を思わせるストリングスとスティーヴの弾くガット・ギターが美しい。
さながら中世の吟遊詩人という感じ。パトリック・モラーツがハープシコード、モーグ、ピアノ。アラン・ホワイトがドラムス。
『ウィル・オ・ウィスプ』これもアラン・ホワイト、パトリック・モラーツのイエス組トリオでの演奏。フォーク・トラッド色の濃い仕上がり。
『ラム』得意のアコギによるラグタイム調のソロ。
『プレジャー・ストール・ザ・ナイト』フルートとスティーヴの弾くギター・マンドリンが印象的な、これもフォーク的なサウンド。ここではビル・ブラッフォードがドラムを担当。
『ブレイク・アウェイ・フロム・イット・オール』前曲に続いてブラッフォードがドラム。いやぁアラン・ホワイトには悪いけどブラッフォードのドラムはグルーヴが素晴らしすぎる。
ここではスティーヴのギター・プレイも縦横無尽の暴れッぷり!!

足りないのは・・・ジョン・アンダーソンのボーカルとクリス・スクワイアのベースとコーラス。やっぱりそうなるよね。
でも、こうやって各自のソロ聴いてみるといろんな事がわかってきて面白い。







近年はディランのカバー集なんてのもある。これ、女性ボーカル誰かな?



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