ナンバー・タイトル・アルバム[7]シカゴⅦ

 74年リリースの意欲作!! ひょっとするとシカゴの隠れ名盤かもしれない。
オープニングから5曲目の『ハンキー・パンキー』まですべてインスト・ナンバー。それもいつになくジャズ色が強い。

前作【Ⅵ】から、元ブラジル'77のパーカッショニスト、ロウディ・ディ・オリヴェイラを新メンバーに加えて7人編成に。

今作では、そのオリヴェイラからの刺激もあってか、インスト・パートに実に意欲的に取り組んでいる。それはある意味デビュー当初の感覚を取り戻すという意味もあったかもしれない・・・。※前半のインスト・ナンバーではモードジャズやワールド・ミュージック的な構成もみられる。『エイア~デビルズ・シート』に顕著。

6曲目でようやくボーカル入りのファンキー・ロック『ライフ・セイバー』が登場。
『ハッピーマン』・・・オリヴェイラのコンガとロバート・ラムのエレピ、そしてアコギが印象的なブラジル風のバラード。リードボーカルはその手の曲を得意とするピーター・セテラ。しかし、後期のシカゴのようないかにも大甘な感じはなくて、なかなかのもの。
『サーチング・ソー・ロング』・・・これまたピーターのリードボーカル。
『モンゴニュークリオシス』・・・アフロ・キューバン的な乗りの佳曲。オリヴェイラのパーカッション。メンバーのかけ声、ブラス隊の明るいメロディ・・・こういうの良いなぁ・・・後期には全く見かけなくなったタイプの曲。
『ソング・オブ・エバーグリーンズ』『ビブロス』・・・2曲ともテリー・キャスの作品。いかにもキャスらしい内省的な作品。良いな。『ビブロス』ではキャスの弾くアコギがボサノバ風で素晴らしい。
『ウィッシング・ユー・アー・ヒア』・・・ロバート・ラムがリードボーカルをとる美しいバラード。リー・ログネインの作品。
『コール・オン・ミー』・・・パーカッションとブラスが生き生きと鳴る軽快なナンバー。ピーターの作品。確か、シングル・カットされていたと思う。あまりヒットしなかったが・・・。
ラスト2曲はロバート・ラムの作品。
『ウーマン・ドント・ワント・トゥ・ラブ・ミー』・・・しかし、またまたピーターがリード・ボーカル。この辺の力関係はどうなっていたのか?
『スキニー・ボーイ』・・・これは実に重心が低いファンキー・チューン。良いんだけどなァ。決め手がないかぁ・・・。

ていうことで、他のアルバムに比べればキャッチーなナンバーが少ないのだが、シカゴの音楽の懐の深さは十分に理解出来る。

単にヒット・グループとしてのシカゴではなく、さらなる高みを目指していた頃のシカゴの様子をうかがい知るには実に適したアルバムだと思う。






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