A&M外伝⑧【ザ・ラスト・カウボーイ】ギャラガー&ライル

 何ともユーモラスなジャケット・アートにまず和む。ベニー・ギャラガーとグレアム・ライルという非常に優れたソングライター・コンビの74年の1作。

ザ・バンドに触発された「マクギネス・フリント」という英国特有のユーモアを感じさせるバンドに在籍していた二人は2作目のアルバムを発表後脱退してデュオとして活動を始める。※79年のコンビ解消までコンスタントにアルバムを発表。※一時期ロニー・レインのスリムチャンスにも在籍。良い仕事してます!!

アート・ガーファンクルがカバーしてヒットさせた『ブレイク・アウェイ』を収めた同名アルバムが有名だが、今回はアコースティックなサウンドがいかにもイギリスの木漏れ日を感じさせるようなこのアルバムを選んだ。

ゆったりとしたスウィング感を持つ『キープ・ザ・キャンドル・バーニング』でスタート。ディキシーランド風味のロマンチックなサウンド。透明感のある二人のコーラスは上質のA.O.Rに通じる。
『ソング・アンド・ダンスマン』・・・これは二人の共通のルーツを強く感じさせるフォーキーなナンバー。しかし、サックスで味付けするなど、都会的な響きも・・・。
『Acne blues』・・・ジョン・レノンのアップ・ナンバーに通じるような不思議な魅力。
※スペシャル・サンクスはブルース・ローランドのいかしたドラム・ワーク!!
『アイム・アメイズド』・・・これまたムーディーなサックスで始まる美しいバラード。
『キング・オブ・サイレンツ』・・・マンドリンとピアノの軽快なサウンド。曲構成をいろいろ変化をつけて披露。ポール・マッカートニーの牧歌的なナンバーに近い感覚。イギリスのアーティストならではの世界。
『レイン』・・・古今東西『レイン』とタイトルのつく曲はたくさんあるが、これもいなたいフォーキーなサウンドが良い感じ。ロニー・レイン+ロニー・ウッドてな感じ。
『ウィー』・・・カントリー・スウィングなんだけど、そこはかとなく漂う寂寥感がたまらない。
『Mhairu』・・・これもどうってことのないバラードなんだけど、アコギやハーモニカを生かしたしみじみとした味わい。
『ヴィライン・オブ・ザ・ピース』・・・スケールの大きなストリングス・アレンジをつけたギャラガー&ライル以外の何者でもない楽曲。
『ラスト・カウボーイ』・・・ラストはやはりイギリスでしか生まれなかったようなタイプの切々としたバラード。二人のコーラスがまた良いんだ。

てことで洗練された魅力の【ブレイク・アウェイ】76年リリース・・・も良いけど、俺はひなびた感覚のこっちの方が好きだな。




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