パンク・パブロック列伝【トゥー・タフ・トゥー・ダイ】ラモーンズ

 80年代は必ずしもラモーンズにとっては幸運な時期ではなかったようだ。84年リリースの【トゥー・タフ・トゥー・ダイ】。
 時代は打ち込み中心のニューウェイヴ、エレクトロポップ全盛の頃・・・。それ以前にメンバー間の確執は深まり、マーキー・ラモーンはアルコール問題で解雇・・・代わりにリッチー・ラモーンが加入。
ところが今度はギタリストのジョニー・ラモーンが事故に遭って頭蓋骨骨折で数ヶ月活動停止を余儀なくされる。

 災い転じて福となす・・・こうした状況はメンバー各自がバンドのあり方をもう一度見直すよい機会になったらしい。

元メンバーだったトミー・ラモーンに助けを求めたバンドは、新しいサウンドを模索・・・その結果作られたのが【トゥー・タフ・トゥー・ダイ】。

 決して流行に左右されることなく、しかも新鮮なサウンドが作られたのは奇跡的・・・。

『ワート・ホッグ』や『デンジャー・ゾーン』『デュランゴ95』といった従来のラモーンズ・サウンドも健在だが、オープニングを飾る『ママズ・ボーイズ』のイキー・ポップを思わせる曲調や、『アイム・ナット・アフレイド・オブ・ライフ』で聴かれるスロウなソングライティングは実に新鮮。※イギー及びストゥージズからの影響が大きいかな?
『トゥー・タフ・トゥー・ダイ』・・・タイトル・ソングは従来のラモーンズの路線の延長線上にあるサウンドだが、ヘヴィ・メタル的な色合いも付け加えられているように思う。
『ハウリング・アット・ザ・ムーン』にはデイヴ・スチュワートが本人の強い希望で1曲だけ参加。トム・ペティのハートブレイカーズからベンモント・テンチがキーボードで加わっている異色のナンバー。多分にニューウェイヴ的なナンバー。しかし、必ずしも成功しているとは言えないな。
『デイタイム・ジレンマ』・・・音圧、疾走感・・・従来通りのラモーンズ・サウンド。
『プラネット・アース1988』・・・これもどちらかといえばラモーンズの新しい方向性をかいま見せたナンバー。
『ヒューマンカインド』・・・なんかほっとするラモーンズ節。
『エンドレス・ヴェイケーション』・・闇雲で投げやりなパッション。正しくバンク的!!
『ノー・ゴー』・・・いやぁこういうナンバーが一番らしいかな?
ラモーンズ・・・別に変わる必要はないんだよな。高速サーフィン・サウンドこそラモーンズ。








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この記事へのコメント

2013年01月17日 00:27
ども!

ラモーンズ・フォーエヴァー!!!
今年も聴きまくります♪
2013年01月17日 01:17
ラモーンズ記事コンプリートにはまだまだ遠いけどがんばるんでよろしく!!

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