[ロック黄金期1975編]アナザー・グリーン・ワールド/ブライアン・イーノ

 このアルバムの方が、一つ前のリック・ウェイクマンのアルバムよりもよっぽとプログレッシヴ(先鋭的)かもしれない。同じ年にリリースされたアルバムとは思えないくらい違う。
出だしの『スカイ・ソウ』もそうだし『イン・ダーク・トゥリーズ』『ザ・ビッグ・シップ』なんかも、完全にプログレだな。しかも、様式美や叙情性にとらわれないニューウェイヴ感覚・・・まだ、この時点では「ニューウェイヴ」なんて言葉はなかったけど・・・パンク以降あるいは平行して登場したニューウェイヴやテクノ・ポップには確実にイーノが実践した方法論が大きく影響していると思う。そしてそういった音楽のブームの頃には、イーノは次の段階に進んでいた。

でもボーカルが入る曲ではとたんにグラム色が濃くなるのは面白い。※『セント・エルモアズ・ファイア』とか『アイル・カム・ランニング』にはロキシー出身だという確かな香りが・・・。ただ歌はヘタなんだよね(笑)。

タイトル・ソングの『アナザー・グリーン・ワールド』のミニマルな感じは、後のアンビエント・ミュージックへの移行を予見している感じ・・・。
『サムバー・レプティル』の無国籍なエスニック・サウンドもワールド・ミュージック・ブームに先駆けた感じ。
本家ロキシー・ミュージックが【アヴァロン】で似たようなサウンドにたどり着くにはもう少し時間がかかったので、いかにイーノが時代に先駆けた存在であったかがよくわかる。
『ゴールデン・アワーズ』・・・これは後のボウイとのコラボとか思い起こさせるナンバー。好きだな。
まあ俺がイーノを熱心に聴いていたのはこのアルバム暗いまでかなァ。












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この記事へのコメント

OASI-Z
2013年02月15日 00:08
イーノは自身の作品よりも、その後のロック・シーンに絶大な影響を与えたアーティストだと思います。
ざっと挙げただけでも、デヴィッド・ボウイ、ディーヴォ、トーキング・ヘッズ、U2、最近ではコールドプレイなど・・・。

でも、個人的にはイーノのアヴァンギャルド・ポップなこの頃の作品が好きなんですよね~。
あの上手ではないヴォーカルも、味わい深くて・・・(笑)。
2013年02月15日 13:20
プロデューサーとしてしか知らない人も多いでしょうね。
まあ、グラム系でボーカルの上手さを期待するのは最初から無理かもしれませんね(笑)

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