[80's洋楽グラフィティNo.52]【カンボジア難民救済コンサート】新旧バンド競演!!

ポール・マッカートニー、ザ・フー、クイーン、プリテンダーズ、エルヴィス・コステロ、ロック・パイル・ウィズ・ロバート・プラント、イアン・デューリー&ザ・ブロックヘッズ、スペシャルズ、クラッシュ。
 ニューウェイヴ系、パンク、ツートーン、そして往年のビッグ・ネームが一堂に会したチャリティ・コンサートのライヴ盤。81年編の最後を飾るにはふさわしい一枚かなと思って選んでみた。※収録は79年!!
 まずは二枚組のディスク1片面すべてを埋めたザ・フー。ピート・タウンゼントはポール(マッカートニー)と並んで発起人の一人に名前を連ねていたらしく、納得の扱いということか・・・。
『ババ・オライリー』『シスター・ディスコ』『ビハインド・ブルー・アイズ』『シー・ミー・フィール・ミー』。どの曲もさすがにそつのない演奏・・・しかし、ドラムスがケニー・ジョーンズなのはやっぱり迫力不足という感じが否めない。
キース・ムーンを失った痛手は遙かに大きかったね。
アナログ盤ディスク1のB面は・・・プリテンダーズの『ザ・ウェイト』でスタート。曲頭のクリッシーのため息・・・色っぽい!! 続いて『プレシャス』『タトゥード・ラヴ・ボーイズ』の3曲を披露。
2番手はエルヴィス・コステロ・・・『インポスター』。アトラクションズをバックにいかした演奏を聴かせるがたった1曲はちょっと物足りない。契約の関係か??
 次はコステロも個人的につきあいが深いロック・パイル(ニック・ロウ、デイヴ・エドモンズ・・・)。
グラハム・パーカー提供の『クローリング・フォー・ザ・レッケージ』を粋にきめてみせる。
 ここでロバート・プラントが合流してエルヴィス・プレスリーの渋いヒット曲『リトル・シスター』を正にプレスリー流に歌う。しかし、十分な打ち合わせがなされていなかったのか、プラントがちょっとエンディングを間違ってしまう。
なんかしまりのない終わり方・・・まあ、微笑ましいけどね。いかにも急造で参加という感じ。
さてディスク2に移って・・・まずはクイーン・・・『ナウ・アイム・ヒア』。非常に良い演奏だが、これも契約の条件からか・・・たった1曲・・・チャリティって意外に面倒なところがあるんだな。
続くクラツシュも1曲・・・『アルマゲドン・タイム』・・・ダヴ感覚が強いレゲエチューン。映像版でみたけど、このときジョー・ストラマー・・・すごく具合悪そうだったな。
イアン・デューリーはこの手のチャリティにはよく参加している。ファンキーでユーモラスな『ヒット・ミー・ウィズ・ユア・リズム・スティック』を披露。
『モンキー・マン』・・・この当時ツートーン・ブームを牽引していたスペシャルズ。チンピラっぽい魅力を振りまく。
 しかし、ポール・マッカートニーとこうした若い連中が同じステージに立つとは、当時すごく不思議な感じがしたけど、チャリティに関して日本人とはまた違った意識があるのかも・・・。

ラストのディスク2のB面(サイド4?)はポールがウィングスの最終形(ローレンズ・ジュバーとか)で登場。
『ガット・ゲット・イントゥ・マイ・ライフ』『エブリ・ナイト』『カミング・アップ』『ルシール』『レット・イト・ビー』そして出演者総動員による『ロッケストラのテーマ』。※とはいってもコステロもクラッシュもいなかったみたいだけど・・・
 まあ『レット・イト・ビー』はこの場では特に必要なかったと思うが、若い連中に刺激されたのか、ポールもいつになく張り切っているように聞こえる。
一番の聞き所はオール・スター・セッションの『ルシール』と『ロケストラ』かな。
同じチャリティものの記録としてはジョージの【コンサート・フォー・バングラデシュ】が有名。まあ、あれに比べてしまうと遙かに分が悪いけど、ポールとピートの純粋な気持ちに変わりはなかったと思う・・・。
 新旧のアーティストがこのタイミングで同じステージに立つことに意義があったのだろうと思う。
ライヴエイドもUSAフォー・アフリカもライヴ・エイドもまだなかった時代だし・・・。
 てな訳で、一応[80's洋楽グラフィティ1981編]はこれで終了!! ゴールデン・ウィーク中は別の記事をアップすることにして[1982編]は、連休明けくらいから始めようと思う。
では思い思いの週末をお楽しみください。













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