スタンリー・クラーク【モダーン・マン】

チック・コリアのリターン・トゥ・フォーエバーを皮切りとして、フュージョン・ベースのひとつの理想型を作ったスタンリー・クラーク。
 得意のピッコロ・ベースを駆使したメロディックでパッセージの速いベース・ソロはもちろんだが、意外にボーカルを生かしたソウル・ファンク・ナンバーや、ロック色の強い楽曲も得意としている。
 さてこの4作目のアルバムでは、前作【スクール・デイズ】がヒットしたのを受けて、よりわかりやすいフュージョン、ソウル路線が中心となっている。
 オープニングのファンファーレ的な『ステートメント』から『モア・ホット・ファン』では若干ブラコンを意識したようなボーカルも聴かせる。
 『インタールード』で強烈なファンク・サウンドを炸裂させ、これまた腰の低いファンキー・スロウ『スロウ・ダンス』ヘ。
構成もかなり凝っている。
『ヘルブス・オン』・・・しっとりとしたクラシカルな曲調にやがてクラーク本人のボーカルが載るバラードナンバー。
二度目のインター・ルードを挟んでこれまたファンキーな『ガット・ファインド・オウン・プレイス』。
 メロウな『デイライド』に続いて、この当時交流のあったジェフ・ベックが参加している『ロックン・ロール・ジェリー』ヘ。ベックのギター・プレイは【ブロウ・バイ・ブロウ】や【ワイヤード】期らしいアグレッシヴなスタイル。
『クロッシング』・・・エンディングは管楽器をフューチャーしたオープニングの『ステートメント』と呼応したインスト。
ということで、ベース・スタイルとしてはジャコ・パストリウスと並んでエポック・メイキングな存在であったが、単なるベーシストとしてでなく、サウンド・メーカーとしても面白い存在であった。








Modern Man/I Wanna Play For You (2in2)
Beat Goes On
2010-05-03
Stanley Clarke

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