初期のイエス【タイム・アンド・ア・ワード】

 続いてはイエスのセカンド・アルバム。まだステイーヴ・ハウもリック・ウェイクマンもいないが、それなりに充実した内容。※ビル・ブラッフォード(ブルフォード)の驚異的なドラミング!!
 もちろん、シンフォニック・ロックの形はすでにほぼ完成しているのだが、ギターのピーター・バンクスとトニー・ケイのプレイには多分にジャズの要素が強く、よくいえばテクニカル・・・悪くいえば一本調子・・・。
 そして興味深いのはアメリカのシンガー・ソングライターやフォーク・ロックのカバーを取り上げていること。
オープニングを飾る『ノー・オポチュニティ・ネセサリー・ノー・エクスペエンス・ニーディッド』はかのリッチー・ヘヴンスの作品。元々ジョン・アンダーソンとクリス・スクワィアのバックグラウンドにはフォーク・ミュージックがある。
またスティヴン・スティルス(バッファロー・スプリングフィールド)の『エブリデイズ』も取り上げている。
 『スウィート・ドリームス』『タイム・アンド・ア・ワード』でジョン・アンダーソンと共作しているデビッド・フォスターとは、あのデビッド・フォスターなのだろうか?? あるいは全くの別人か?
いずれもスキルの高いインプロヴィゼーションが展開されているが、トニー・ケイのプレイにはクラシカルな要素は皆無で、トニー・バンクスのギター・プレイも非常にクールな印象を受ける。
 ジャズ、ロック、カントリー、クラシック、ブルースなどオールマイティな音楽に精通していたスティーヴ・ハウとトニー・バンクスのギター・プレイを比べるのは酷かもしれないが、少なくとも、このアルバムを聴くと、スティーヴとの交代は致し方なかったかなと・・・。トニー・ケイも然り・・・。
 作品自体もまだ大作主義にはなっておらず、コンパクトな曲が8曲。※それでも普通のバンドよりも曲数少ないよね。 
まあ、まだまだ発展途上という感じだな。逆に言えば以後の黄金時代を迎える前の初々しい姿を聴くことが出来て興味深い。

 しかし、70年の段階で、これだけの演奏力を持ったバンドはなかなかなかったと思う。【サージェント・ペッパーズ・・・】からたったの3年である。







Time & A Word
Elektra / Wea
2003-01-20
Yes

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by Time & A Word の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル



ファースト・アルバム
ワーナーミュージック・ジャパン
2010-05-26
イエス

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by ファースト・アルバム の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル



Yes Album
Elektra / Wea
2003-01-27
Yes

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by Yes Album の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル


ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック