2000年以降のボブ・ディラン【モダン・タイムス】2006

 なんか内側の写真とか見ると、ディランのルックスはますます、偏屈さが漂う感じ。まあ、若い頃から取っつきにくいキャラクターだったので、特別驚くほどではないのだが、それに磨きがかかったというか・・・。
 アルバム・タイトルから直接イメージされるのはチャップリンの名作映画・・・。
そう、チャップリンもユダヤ系で、映画を通して常に反権力の姿勢を、弱いものの視点から描いた不屈の人だった。※あくまでユーモアにくるみながら・・・。
 今現在のデイランが必ずしも弱者の代弁を行っているとはいえないけど、前作【ラブ・アンド・セフト】のルックスや今作のタイトルからチャップリンをイメージしないわけにはいかない。
 『サンダー・オン・ザ・マウンテン』は、ここ最近のディラン節だけど、軽やかなスウィング感に心なしか、澄んだ声に近いソフトな歌声の『スピリット・オン・ザ・ウォーター』は、特別心地よい・・・。
 この前の来日でジェフ・ベックもインスト・ヴァージョンを披露した『ローリン・アンド・タンブリン』。
かつてディランが若い頃あこがれていた老ブルースマンの領域までようやく近づいたという感覚・・・それをディランは楽しんでいるのではないか・・・。
 『ホウェン・ザ・ディール・ゴーズ・ダウン』・・・これも大人になったディランだからこそ歌える歌という感じ。
『サムディ・ベイビー』・・・なんか『サムディ・ベイビー』と来ると次は『ユードント・ラブ・ミー』というブルース・ナンバーをすぐイメージしてしまう。多分、ほとんど同じテーマなんだ。ディランならではのブルースの解釈。
『ワーキングマンズ・ブルース』・・・喉の調子が良かったのかな?【プラネット・ウェイヴス】の頃のようなディランの声にビックリ!! ほんの少し『フォーエバー・ヤング』を彷彿とさせる佳曲。
『ビヨンド・ザ・ホライズン』・・・まるでハワイで休暇中という感じ・・・いやいや悪くないよ。このリラックスした歌声・・・いいんじゃないか。
『ネッティー・ムーア』・・・これもどこがどうということは難しいが、ディランのソングライティングが常に進化している事を証明する1曲。
『ザ・リーヴィーズ・ゴナ・ブレイク』・・・得意のブギウギ・ブルース。
『エイント・トーキング』・・・ディランの中ではブルースマンもカントリー・シンガーもシンガーソングライターもすべて同じ土俵に立つものという解釈なのだろう。ここ最近のディランの音楽活動を見ているとそんな感じがしている。










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この記事へのコメント

2014年05月03日 23:18
コレは自分も買いましたし、結構今でも何とはなしに聴いてしまうアルバムですね…確かアルバムチャート1位を取ったんですよね、何故か。ジャケも良かったんじゃないかなぁ、内容とマッチしている渋くて光沢のあるサウンドと言うか…
2014年05月04日 09:11
>渋く光沢のあるサウンド・・・言い得て妙ですね。そうそう、正にそんな感じです。

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