東京猟盤日記「デスティニー」フェリックス・キャヴァリエ

 かなりの割合でガイド本やムックのたぐいに名盤として紹介されているマスターピース。
75年リリース。フェリックス・キャヴァリエについてはラスカルズは好きなのに、どういう訳かこれまでずっとスルーしてきた。
 でも、これ評判通り相当良いよね。以前「A.O.Rはある意味歌入りのフュージョン」「フュージョンは歌なしのA.O.R」てなことを言ったけど、それがほぼ証明されたアルバムだと思う。
 フェリックスのこのアルバムに参加しているバッキング・メンバーは・・・バズィー・フェイトン、スティーヴ・カーン、ウィル・リー、リック・マロッタ、マイケル・ブレッカー、デヴィッド・サンボーン、ジョー・ファレル、エリオット・ランドール・・・。
 ってことで、東海岸を代表するセッションメンたちが集められている。
 『デスティニー』や『フリップ・フロップ』なんかはフェリックスのボーカルを覗いてバックのサウンドだけ聴くと、ほとんど【エイジャ】の頃のスティーリー・ダンみたいに聞こえる。
 これはしょうがないのかもしれない・・・というのはかなりの割合で【エイジャ】に参加しているセッションメンとかぶるからだ・・・。
 まあフェリックスのこのアルバムでは大々的にストリングスが使われている点、エモーショナルなソウル色がやや強い点・・・そこはやはりスティーリー・ダンとは違うが・・・。
 あと珍しい所では『トライ・トゥ・ビリーヴ』でレスリー・ウエスト、『ラブ・ゲーム』にローラ・ニーロが参加。
まあ、スティーリー・ダンも特別ハードなギター・サウンドが欲しいときにはリック・デリンジャーを参加させたりしていたので、この場合はそれに近い感じかな・・・。レスリーのギターはやはりいかす。
 ローラ・ニーロに関しては『ラブ・ゲーム』に女性3人のコーラスの一員として参加しているのであるが、なかなかの存在感・・・さすが・・・。

『キャント・ストップ・ラヴィング・ユー』・・・ウィル・リーのベースがメッチャかっこいいゴスペル・タッチのナンバー。
こういうの好きだな。
『トライ・イット・ビリーヴ』・・・前述のレスリー・ウェストのヘヴィでファンキーなギターをフューチャーしたナンバー。
これもかっこいい。もちろん、フェリックスのボーカルも素晴らしい。
『ユー・ケイム・アンド・セット・ミー・フリー』・・・やはり一時期のスティーリー・ダンに近いサウンド。ちなみに【エイジャ】が77年なのでフェリックスの方が2年早い・・・。
『ヒット・エンド・ラン』・・・バズィー・フェイトン、ロッド・プライス、レスリーのトリプル・ギターが印象的なナンバー。後半のギター・バトルが凄い!!
※ロッド・プライスってフォガットのあのロッド・プライスだろうか? まあ、同じ[ベアズビル]のレーベル・メイトではあるが意外な顔合わせ・・・。

ということで、ひょっとすると[オールタイム・ベスト名盤]に入るかも・・・まだわからないけど・・・。
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