オールタイム・ベスト名盤+100【ルーモアズ/噂】フリートウッド・マック

 ブルース・バンド時代のフリートウッド・マックも大好きだけど、なんかアメリカでブレイクして世界的にも有名になった頃も嫌いではない。・・・というか、ようやく売れて良かったねと祝福してあげたくなったんだよね。
 77年リリースの【噂】。実はこの1つ前のアルバム【ファンタスティック・マック】でブレイクの兆しはあった。
ピーター・グリーンが抜けて長きにわたって、クリスティン・マクビーと共にバンドを支えたボブ・ウェルチが在籍時にアメリカで受けるポップな味わいの下地はほぼ、できあがっていたのだが決定打がなかった。
 そんなときに登場したのが、リンジー・バッキンガムとスティーヴィー・ニックスのカップル。
バンドは最初はリンジーのみの参加を希望していたが、公私ともにパートナーであったスティーヴィー・ニックスと込みでなければ参加することができないという条件を何とか承認させたことが良い結果につながったのだ。
 このアルバムの楽曲の充実度は、それまでのマックのアルバムに比べれば雲泥の差がある。
 オープニングのはつらつとした『セカンドハンド・ニュース』。スティーヴィーのアンニュイな魅力の『ドリームス』、
フォーク風味の『ネバー・ゴーイング・バック・アゲイン』、力強いクリスティンの『ドント・ストップ』、シングルヒットもした『ゴー・ユア・オウン・ウェイ』、しみじみとしたクリスティンのバラード『ソングバード』『オー・ダディ』。
 ファンキーな味わいもあるアップナンバー『ユー・メイク・ミー・ラヴィン・ファン』等々・・・。どの曲をシングル・カットしても良いくらい完成度の高い楽曲が並んでいる。
 考えてみればフリートウッド・マックというのは不思議なバンドだ。中心メンバーがリズムセクションであるため、フロントのメンバーが変わるたびに音楽性がまるっきり変わってしまう。逆にそれがこれだけ長続きした理由でもある。
 まあ、ボブ・ウェルチの時代はやや運が悪かっただけで、音楽性が低かったわけではない。ただ、リンジーとスティーヴィーが持ち込んだ新しい音楽性が世間に受け入れられやすかったというのは1つあると思う。

 








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この記事へのコメント

2014年09月28日 01:32
ブルース時代のアルバムは2枚ほど挑戦しましたが、ダメでした。まだ、僕の修行が足りないようです。

アメリカで成功した途端、別グループかと思うほどサウンドが一転し華やかになりましたよね~

記事がものすごく詳しく書かれているので読んでいて引き込まれました。

また挑戦してみます(笑)



2014年09月28日 20:12
この後のマック、ライヴ・アルバムはよかったのですが、【タスク】では、ミック・フリートウッドの迷走があり、その次の【タンゴ・イン・ザ・ナイト】のあたりには早くもマンネリ化してしまうんですよね。・・・難しいものです!!

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