オールタイム・ベスト名盤+100【ロンドン・コーリング】ザ・クラッシュ

 クラッシュはその政治的発言とか、二枚組や三枚組のレコードを一枚分の値段で売るなど、他のパンク・バンドとは若干違った立ち位置にいた。・・・というよりもジョー・ストラマーがまじめだったんだよね。
 【ロンドン・コーリング】は、クラッシュが常に変化し続けるバンドだということを示したステイトメントだと思う。
パンクにはピストルズみたいにに短いスパンで崩壊してしまうもの、ラモーンズのように長きにわたってサウンドを変化させずに続けたもの、クラッシュのように常に変化し続けたもの・・・など様々だけど、どれもストリートのスピリッツは持っていた。
 【ロンドン・コーリング】はそれまでのアルバムに比べて、実に様々な音楽性を持ったバラエティにとんだアルバムだ。
 タイトル・ソングの『ロンドン・コーリング』の威風堂々としたたたずまい。
『ブランド・ニュー・キャデラック』のチンピラッぼさ。
『ジミー・ジャズ』のリラツクスしたおしゃれな感覚。
『ヘイトフル』のロカビリー趣味。
『ルーディー・キャント・フェイル』・・・のレゲエの解釈。
『スパニッシュ・ボムズ』・・・キャッチーなメロディに辛辣な歌詞。
『ザ・ライト・ピープル』・・・ブラスも入れたおおらかなロック感覚がいかす。
『ロスト・イン・ザ・スーパーマーケット』・・・プリテンターズなんかにも通じるポップさ。
『クランプダウン』・・・リズムの刻み方に工夫があり、単なるロックに終わっていない。
『ザ・ガンズ・イン・ブリクストン』・・・レゲエというよりもダブの手法かな。
『ロング・エム・ボヨ』・・・スカ・・・最高!!
『デス・オブ・グローリー』・・・これもかなりキャッチーなメロディだけど好きだな。
『コカ・コーラ』・・・こういうのもクラッシュらしくていい。
『ザ・カード・チート』・・・なんとフィル・スペクターのウォール・オブ・サウンドみたいだよね。
『ラバース・ロック』・・・よれたストーンズみたいでいいよ。
『フォー・ホースメン』・・・ストレートなロケンロール。
『アイム・ナット・ダウン』・・・・本格的なレゲエ・・・上手いね。
『トレイン・ベイン』・・・ラストはちょっとはねたリズムがいかす。
てことで、初期のクラッシュを支持していたファンからはそっぽを向かれたアルバムだけど、ジョー・ストラマー曰く「パンクは音楽のスタイルじゃなくてアティテュードなんだ。だから、真のレベル・ミュージックであるレゲエやロカビリーをクラッシュはやるのさ!!」と言っている。
 ラモーンズのように「十年一日のように同じような音楽をやり続ける」のも正解だと思うし、クラッシュのように変化し続けるのも大事だと思う。
 ただストラマーも後に「クラッシュの時代に後悔していることはトッパーとミック・ジョーンズを追いだしたことだ。」
と告白しているが、それがクラッシュの寿命を縮めた原因に違いない。

 










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