PAL【不思議の国のマリス】ペイス・アシュトン&ロード
「何となくあまり可愛くない少女」のポートレイト・・・いいのである、だってタイトルが「アリス」じゃなくて「マリス(悪意)」だから・・・。
ディープ・パープルが一度目の解散を決めたときにイアン・ペイスとジョン・ロ-ドはかねてから交流のあったトニー・アシュトン(キーボード・ボーカル)と共に「ペイス・アシュトン・ロード(通称PAL)」を結成。
ベースはポール・マルチネス(元ストレッチ)、ギターはバーニー・マースデン(ベイ・ブルース)が採用された。
77年本作をリリース。正直ここにパープルのようなテンションの高いハードロックを期待するのは筋違いだろう。
むしろトニー・アシュトンがアシュトン・ガードナー&ダイクでやってきたような泥臭いスワンプ・ロックとジョン・ロードのモッド趣味を組み合わせたものとしては、かなり面白いことに気づくはず・・・。
エキセントリックで気まぐれなギタリストや金切り声のボーカリストはここにはいない。
しかし、しっかりブリティッシュロックの伝統を引きづった仕上がり。
バーニー・マースデンもポール・マルチネスも良い仕事をしている。しかし、音楽性の高さとは反比例してスター性は低い。つまり、売れなかったということ・・・。
後にマースデン、ペイス、ジョン・ロードが揃ってデビッド・カバーデイルの「ホワイト・スネイク」に参加するのは必然であったかも・・・。
ディープ・パープルが一度目の解散を決めたときにイアン・ペイスとジョン・ロ-ドはかねてから交流のあったトニー・アシュトン(キーボード・ボーカル)と共に「ペイス・アシュトン・ロード(通称PAL)」を結成。
ベースはポール・マルチネス(元ストレッチ)、ギターはバーニー・マースデン(ベイ・ブルース)が採用された。
77年本作をリリース。正直ここにパープルのようなテンションの高いハードロックを期待するのは筋違いだろう。
むしろトニー・アシュトンがアシュトン・ガードナー&ダイクでやってきたような泥臭いスワンプ・ロックとジョン・ロードのモッド趣味を組み合わせたものとしては、かなり面白いことに気づくはず・・・。
エキセントリックで気まぐれなギタリストや金切り声のボーカリストはここにはいない。
しかし、しっかりブリティッシュロックの伝統を引きづった仕上がり。
バーニー・マースデンもポール・マルチネスも良い仕事をしている。しかし、音楽性の高さとは反比例してスター性は低い。つまり、売れなかったということ・・・。
後にマースデン、ペイス、ジョン・ロードが揃ってデビッド・カバーデイルの「ホワイト・スネイク」に参加するのは必然であったかも・・・。
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