最初期のブリティッシュ・ブルース【シェイク・ダウン】サヴォイ・ブラウン

 これまで何枚も紹介してきたブリティッシュ・ブルースの雄サヴォイ・ブウン、このファーストはまだ紹介していなかった。
 それには実は理由がある。このファーストではブライス・ポーシャス(ボーカル)とレイ・チャペル(ベース)という二人の黒人メンバーがいるのだ。
 これは正直反則!! メンバーに本物の黒人が入っているだけで、グルーヴや味わいが変わってくる。
※2作目からはシモンズを残して全員脱退、クリス・ユールデン、ロンサム・デイヴ、ロジャー・アール、トニー・スティーヴンスらが参加・・・めでたく全員白人メンバーとなる。
 何がめでたいかは別として・・・そう、ヴィンテージ・トラブルがタイ・テイラーという本物の黒人シンガーがいることで凡百のロックバンドとは一線をひくことになったのをみても、ボーカルに黒人を入れるというのは、すでに他のバンドよりも本物に近くなるということなのだ。
 だから、ブルースロックというジャンルはやはり、黒人(ブルース)に限りなくあこがれた白人(日本人もそうだけど)達が、アプローチしたブルースというのが正しい解釈じゃないかなと・・・。まあ、これはあくまで俺の解釈だけどね。
 おっ、そういえばアメリカでもポール・バターフィールドに黒人ンバーが最初いたよね。

まあとはいえ、ここでの主役はボーカリストではなく、ギターのキム・シモンズ。ブライス・ポーシャスのボーカルは正直後のクリス・ユールデンほど個性的ではない。セカンド・ギタリストのマーティン・ストーンは後にマイティ・ベイビーを結成。
 さて中身の方だが『エイント・スーパー・ステイシャス』はジェフ・ベック・グループも取り上げたことで有名。ウィリー・ディクソンの作品。
 以後もディクソンやフレディ・キング、B.B、アルバート・キングなど本物のブルースのカバーが大半。
まあ、ブルースロックとしては極標準的な仕上がり・・・。
 それにしてもキム・シモンズのキターはやはり群を抜いて素晴らしい。








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