まどろみの時間【紐育市(お前は女さ)】アル・クーパー

 71年リリース。アル・クーパーの作品はスケール感の大きさに反して、なぜか聴いていて、心地よいまどろみに誘われるものが多い。
このアルバムのタイトル・ソング『ニューヨーク・シティ/ユー・アー・ア・ウーマン』なんかはその代表的な一例。
 『ジョン・ザ・バブティスト』は、シンコペーションや転調を多用した躍動的なナンバー。
『キャン・ユー・ヒア・イット・ナウ』は泣きのメロディが素晴らしいバラード。これまた気持ちよくて眠くなる(笑)。
 『バラード・オブ・ハードロック・キッド』はディラン風のアップナンバー。さて、ここで歌われているハードロック・キッドとは誰のことか?
『静かに狂っていくぼく』・・・ほんのりとビートリッシュな味わい・・・。
『メドレー』・・・ジュニア・パーカー、アル・クーパー本人、ディラン、アーウィン・レヴィンの作品をメドレーにしたもの。
ファンキーでスワンピー。得意のハモンド・オルガンが肝。
『バック・オン・マイ・フィート』・・・これまたオルガンとピアノがご機嫌。若干レオン・ラッセルっぽいゴスペル感がいかす。
『カム・ダウン・イン・タイム』・・・エルトン・ジョン=バーニー・トウピンの作品。これが意外なことにアルにぴったりのバラード。なお、このアルバムにはハービー・フラワーズ、ロジャー・ホープ、ケイレヴ・クウェイなどエルトンの当時の側近達が大挙参加している。
『ディアレスト・ダーリン』・・・ボ・ディドリー作のゴスペル・タッチのナンバー。これもカッコイイ!!
『ナイトメア#5』・・・これはアル本人の書いたフォークロック調の傑作泣きのバラード。
『ザ・ウォーニング』・・・ラストを飾るのも、アルらしい構成の複雑なスケール感の大きなナンバー。

てことで、アルのアルバムは普段【赤心の歌】か【アイ・スタンド・アローン】くらいしか聴いていなくて、あとのアルバムは正直持っているだけであまり聴いていなかった。
 今回CD棚をチェックしてみたら、何とこんな傑作がゴロゴロあるではないか・・・。
これは非常に勿体ないことをしていたな・・・てことで、今回ちょっと聴き込んでみようかなと・・・。












紐育市(お前は女さ)(紙ジャケット仕様)
Sony Music Direct
2003-06-04
アル・クーパー

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イージー・ダズ・イット
ソニー・ミュージックレコーズ
1992-06-01
アル・クーパー

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赤心の歌(期間生産限定盤)
SMJ
2015-12-23
アル・クーパー

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Super Sessions
Sony
2003-04-08
AL KOOPER / MIKE BLOOMFIELD / STEPHEN STILLS

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アイ・スタンド・アローン
SMJ
2013-03-06
アル・クーパー

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クーパー・セッション
Sony Music Direct
2005-09-21
アル・クーパー

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早すぎた自叙伝
ソニー・ミュージックレコーズ
1992-06-01
アル・クーパー

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Live Adventures of Mike Bloomfield & Al Kooper
Columbia/Legacy Euro
2008-01-08
Al Kooper & Mike Bloomfield

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この記事へのコメント

2016年02月15日 22:46
おっしゃる通り「赤心」「アイ・スタンド」と「スーパー・セッション」「フィルモアの奇蹟」といった有名盤以外なかなか踏み込めない所がありますよね…フィクサー的な存在感が本人のパフォーマーの部分をスポイルしている面もあるのかも。サウンド・コーディネーターと言うのが一番の立脚点と思ってましたが結構ソロ作多いんですね♪
2016年02月16日 10:01
60年代末から70年代前半はパフォーマー、ソロ・アーティストとしてずいぶん活躍していましたね。
 その後はどちらかというと、プロデューサーとしての活動が多かったので、アーティストとしての評価が薄れてしまった感じがあります。

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