マイク・フィニガン【ブラック&ホワイト】

 元デイヴ・メイスン・バンドのキーボーデスト、マイク・フィニガンのソロ第2弾。フィニガンといえば、ファーストソロを76年にリリースしているのだが、中身は実にスワンピーでご機嫌なアルバムだった。ジャケットもいかにも気取らないテンガロンハットに毛皮のコートといった装いであったが、78年リリースのこのアルバムは一変してフォーマルなダークスーツでかなり男前な感じ。そう、明らかにボズ・スキャッグスの路線を狙ったものだ。
 
 中身の方もかなりAORよりで、俺の好みからは若干ずれているが、メイスンバンドに在籍時から彼の人並み外れたボーカルの魅力には脱帽していたし、ハモンドをはじめとしてキーボードの腕前もたいしたものだと思っていた。
 なので某〇ックオフでかなり安い値段で売られていたのを見つけて、これは捨てておけないなと・・・。
元々がゴスペル、ソウル、カントリー、ブルースをバックボーンに持ちながら、こうしたややおしゃれで都会的な音楽に取り組んだという点では、正にボズと共通するものがあるが、残念ながらソロでは成功出来なかったようだ。
 メイスンバンドの盟友ジム・クリューガー、レス・デューデックと組んだDFKバンドも秀作を残しながらも解散。
その後はまた、他のアーティストのバッキングをこなすセッションメンとして活躍しているようだ。
 もしも、あのままデイヴ・メイスンの元にいたら、もっともっと評価が高かったのではと思ってしまうのは俺だけか?
メイスンの【情念ライヴ】でのフィニガンのキーボード、バックコーラスは本当に素晴らしかったな。
 本作では本来のスワンピーな魅力がよく出ている『エクスプレスウェイ・トゥ・ユアハート』と元親分デイヴ・メイスン参加の『ハイダウェイ・フロム・ラヴ』が特にぐっとくる。
 全体的にはボズというよりも一時期のケニー・ロギンスの歌声に近いかな?高音の伸びが凄いね。
ヘヴィ・ロテにはならないかもしれないけど、まあ手元に残して置いても良いかな。
※1曲目の『ジャスト・ワン・ミニット・モア』はなんとかのアル・クーパーとリチャド・スパ(エアロスミス『チップ・アウェイ・ザ・ストーン』の作者)の共作。リチャード・スパ意外な所に登場。






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