ラリー・カールトン【シンギング・プレイング】

 このアルバムは今から30年近く前に一度手放している。以後なかなか良い状態のディスクと行き会わないまま、今日巡り会うまで見つからなかった。
 そもそもなぜ買ったばかりのLPをすぐ売ってしまったのかというと、当時俺はクルセイダーズが大好きで、ラリーのギターも大好きだったので、さぞこのアルバムでもバリバリ、ギターを弾いているものと思い込んでいて、聴いてみたらなんか中途半端なウエストコーストのシンガーソングライターの作品みたいだったのでがっかりしたという訳。
 でもその後マイケル・フランクスだとか聴いていくうちに、これはひょっとするとラリー版のAORアルバムだったのではないかと・・・。
 ところがそれに気がついたときには、このアルバムはなかなか見つからずに、再入手に30年かかったと、まあそういうこと・・・。
 考えてみるとタイトルに【シンギング・プレイング】と謳っている段階で中身に気づくべきだったんだよね。
あくまで歌がメインでギターも弾いてますよ・・・的な。
 で再入手してみて・・・まあ、良かったかなと。
ラリーの歌はお世辞にも上手くないし、【ルーム335】とかクルセイダーズの諸作に慣れ親しんだ耳には若干物足りないんだけど、まあ、これはこれでありかなと・・・。