【RIT/2】リー・リトナー

 これはいわゆるフュージョンの王道からは外れたサウンドである。どちらかというとボーカル入りの点を取り上げてもAORと言った方が良い作品。
 そもそもフュージョンは、ジャズをよりわかりやすく耳障りの良いサウンドに変えたという点で、ガチガチのジャズファンからはどちらかというと下に見られがちな音楽であった。
 ジャズを基本としてロックやファンク、ワールドミュージックの要素を加えるなど 、所謂初期の頃クロスオーバーといわれていた頃は新しい音楽として歓迎をうけたものの、やがて、紋切り型で刺激のあまりない音楽ばかりになっていった。
 リー・リトナーも、そうした流れに一時期はまりかけていたが、ジャズでもフュージョンでもなく、よりコンテンポラリーなポピュラー・ミュージックに移行することによって生き残った。
 前作【RIT】そして【RIT2】とよく売れた。ある意味リトナーの目論見は成功したといえるだろう。
しかし、ポップスファンは常に移り気で、飽きやすい。この手のサウンドに飽きたファンはどんどん離れていって、挙句の果てには初期のころの方がよかったなとどのたまう。
 かくいう俺もそういう口だ。
もともとボーカルがない音楽の中でリトナーのギターは十分に歌っていたのだ。だから、エリック・タッグなどという二流シンガーなんかいらなかったのだ。
 現在はまたジャズに根差した音楽を続けているリトナー。まあ若気の至りてな感じ??


RIT/2<FUSION 1000>
ワーナーミュージック・ジャパン
2014-07-23
リー・リトナー

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