ジェスロ・タル【リヴィング・イン・ザ・パースト】

今夜はなんとなくタルのこれを聴きたくなった。EP、シングルのみの発表曲や代表曲を織り交ぜたベスト・アルバム。
 中身はタルの音楽が初期の頃からどんな風に変化していったかが、手に取るようにわかる、かゆいところに手が届く構成。
 イアン・アンダーソンの癖のある歌い方とフルート。ギターやキーボードは出入りが激しいけれど、基本的にはアンダーソンの思い描いた形にどれもよく考えられていて、実に素晴らしい。
 変拍子やジャズ的なシンコペーションも群れなくこなす。
フォトアルバムを模したジャケットもいかす。タルにまだあまりはまっていない人にとっては入門編としても適した2枚組。