黄金のラインナップまであと一歩【イエスアルバム/イエス】

 イエスはこれまでも何回か取り上げてきた。【こわれもの】【危機】が最高である事実は変えられない。ライブ・アルバム【イエスソングス】もその圧倒的な内容で名盤として認識されている。それに対してこのサード・アルバムは若干、旗色が悪いかもしれない。
 しかし、このアルバムは実はイエスの歴史の中で重要な位置にあたるアルバム。なぜかというと、オリジナル・メンバーの内ピーター・バンクスが抜け、スティーブ・ハウが加入したアルバムだからだ。
 ピーター・バンクスも決してスキルの低いギタリストではなかったが、スティーブ・ハウはその多彩な奏法や、幅広い音楽性においてバンクスを遥かに上回る才能があった。アコースティク・ギターも上手く、このアルバムでは以後ライブでも定番となった『ザ・クラップ』で見事な腕前を披露している。
 アルバム全体はまたコンセプトは固まっていないが、ジョン・アンダーソンの哲学的な歌詞、オールマイティなスティーブ・ハウのギター、メロディックなクリス・スクワイアのベースとボーカル、手数の多いテクニカルなブラッフォードのドラムとパーカッション、といった後のイエスの原形がほぼできあがった。一つたりないものあるとすれば・・・それは圧倒的なテクニックを持ったキーボード奏者。
 というわけでトニー・ケイは首になり、次作【こわれもの】からはストローブスにいたリック・ウェイクマンが参加。
黄金のラインナップが完成する。 〔続く・・・〕




しかし、スティーブこの頃は若かった。今や、ナマハゲだからな~。
Yes Album
Elektra / Wea
2003-01-27
Yes

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