テーマ:ニューヨーク・ロック

【コニー・アイランド・ベイビー】ルー・リード

 75年リリースのルー・リードにしては珍しく安らぎを感じさせるアルバム。このひとつ前には例の超問題作【メタル・マシーン・ミュージック】をリリースしていて、その中身についてはメディアにボロクソにけなされ、正直ルーも結構落ち込んでいたらしい。  そこに、この妙に涼やかなソフィスティケートされたアルバムが出されたというのは、反動もあったのか…
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フェミニンな強さとしたたかさ【ウェイヴ】パティ・スミス

 79年リリースの【ウェイヴ】。ジャケ写は相変わらずミスティックな感じだけど、1曲目の『フレデリック』には完全に恋する乙女と化したパティの姿がある。[フレデリック]とは彼女の夫となった[元MC5のフレッド・ソニック・スミス]のことだ。  それまで世の中に呪詛のごとき言葉や、ダークなファンタジーばかりを歌詞として歌ってきたパティが、ほと…
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[80's洋楽グラフィティ1983編]【スピーキング・イン・タングス】トーキング・ヘッズ

 「アフロ・ファンクからスワンプ・ファンクヘ」。【フィア・オブ・ミュージック】【リメイン・イン・ライト】と続いたアフロ・ファンク路線でいったんある程度の成果を上げたトーキング・ヘッズは、それらの成果を昇華しつつ次の段階へと進む。  それは、スワンプ・ファンク・・・アフリカ経由でブラック・ミュージックへの接近をはかったヘッズが次に目を向…
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[80's洋楽グラフィティ1983編]【レジェンダリー・ハーツ】ルー・リード

 バイクのヘルメットの写真が鮮烈なイメージを持つアルバム・ジャケット。ルーにとっては80年代もそんなに居心地が悪くなかったようだ。確固たるスタイルを確立していたからね・・・。 タイトル・ソングは渋いミデイアム・テンポのロック。フェルナンド・ソンダースのフレットレス・ベースの音色が素晴らしい。  『ドント・トーク・トゥ・ミー・アバウト…
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粋がり過ぎだろッ【タフ・ダーツ】

 タフ・ダーツ、元々いたロカビリー男ロバート・ゴードンが早々に独立して、残りのメンバーは見捨てられたような形になってしまった悲運なバンド。  その悲運なバンドの唯一作。 これもニューヨークを強く意識させるパワー・ポップ的なサウンド。 トミー・フレンジー(ボーカル)、ジェフ・サレン(ギター)、ボビー・ブッターニ(ギター)、ジョン・デザ…
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ミック・ロンソンの好サポート【イン・スタイル】デヴィッド・ヨハンセン

 元ニューヨーク・ドールズという肩書きがないとしても、このアルバムには79年のニューヨークの息吹を感じることが出来る。しかも、その当時ニューヨークの住人としてイアン・ハンターと行動を共にしていたミック・ロンソンのプロデュースとなれば、聴く前にだいたい中身が予想できそうなもの。  実はこれも先日の(先月末)盛岡で入手したばかりのアルバム…
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ルー・リードのルール【ストリート・ハッスル】

 78年、少なくともパンクの衝撃をその生みの親の一人であるルー・リードはどんな風に感じ取ったのだろうか。 前作【ロックン・ロール・ハート】にしてもその前の【コニー・アイランド・ベイビー】にしても、ルーの音楽はそれほど変化は見られない。むしろ、変化することを拒否しているようにも思える。  ルーの音楽はヴェルベットの時代から、常にパンク…
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スプリングスティーンを取り巻くサムライたち⑤【ジュークス】サウスサイド・ジョニー

 スプリングスティーンも一目置くアズベリー・パークの顔役!! サウスサイド・ジョニーことジョニー・ライオンはそのしゃがれた声と熱いソウルを持つ、ストリート・ロッカー。ニュージャージーはニューヨークではないけれど、彼らのストリート感覚はニューヨーク・ロックといってもいいくらい。粋でいなせな都会的なサウンド。 俺はスプリングスティーン…
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シンプルかつ普遍【ニューヨーク】ルー・リード

シンプルなギター、ベース、ドラムス・・・スカスカだけど深い!! 88年にこのサウンド、良いのか? 大正解だったと思う。その当時ちまたに溢れる打ち込みとシンセと過剰に増幅されたドラム・サウンドに辟易していたロックファンに対して、シンプルであることがロックの本道だということを改めて知らしめたのが、ルーのこのアルバムだったと思う。  …
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スプリングスティーンを取り巻くサムライたち①〔スティーヴ・ヴァン・ザント〕

 82年〔リトル・スティーヴン&ディサイプルズ・オブ・ソウル〕名義でリリースされたご存知マイアミ・スティーヴ・ヴァン・ザントのファースト・ソロ・アルバム。【メン・ウィズアウト・ウィメン】。 マイアミ・スティーヴといえば今でもスプリングスティーンの右腕としてEストリート・バンドに在籍しているが、実は若い頃から何度もスプリングスティー…
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神経症的な歌とギターがたまらない魅力〔トム・ヴァーレイン/醒めた炎〕

 昼にこれ聴いた時はあまり、気分とあっていなかったけど今はぴったりだな。まるで〔第9地区〕のエビカニ・エイリアンみたいな気分・・・俺には昆虫に見えるけどね。 痙攣しまくるギターとヴァーレインの細かくヴィブラートするボーカル。そして風変わりな楽曲。  ディラン、ルー・リード、デビッド・バーンそしてトム・ヴァーライン・・・ニューヨー…
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ガバガバ・ヘイ!!〔ロード・トゥ・ルーウィン〕ラモーンズ

 「ラモーン」ていうのはポール・マッカートニーがホテルにお忍びで泊まる時に使っていた「ポール・ラモーン」ていう名前からとられたそうである。知ってた?? ポールならそんなことしてもバレバレだよね。〔笑〕 『アイ・ジャスト・ワント・ハブ・サムスィング・トゥ・ドゥ』・・・ちょっとメランコリックなメロディがいいんだよな。 『アイ・ワンテ…
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ヘロヘロのハートにヘロヘロのロック【L.A.M.F】ジョニー・サンダース&ザ・ハートブレイカーズ

 ジョニー・サンダースのコレ、何回目だっけ・・・。さっきまでトム・ヴァーレインの【醒めた炎】聴いてたんだけど、なんかしっくりとこなくて・・・というか今日の気分にあってなかったので、これ聴いている。 これ3種類持ってるけど今回は〔Lost '77 Mixes〕てヤツ。 『ボーン・トゥ・ルース』・・・ハハハ、俺だな。 『ベイビー・トー…
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シンプル・アンド・グルーヴィ【ルー・リード/ライヴ・イン・イタリー】

 84年リリースのライヴ、今回取り上げたライヴ・アルバムの中では俺が一番好きなのはコレ!! このときのルーのバンド、ロバート・クワィン(ギター)、フレッド・マー(ドラムス)、フェルナンド・ソンダース(ベース)・・・最強だったんじゃないだろうか? 人によって好みがあってスティーブ・ハンターやディック・ワグナーがいた時代やファンキーなアレ…
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【テイク・ノー・プリズナーズ】いつになく黒っぽいルー・リード!!

 78年のルー・リードのライヴアルバム。1発目の『スウィート・ジェーン』の臨場感!! まるで、ライヴハウスでその場で聴いているみたいな雰囲気!! 場所はニューヨーク、ボトムライン。納得!! メンバーはルーにスチュワート・ヘンリック(ギター)、マーティ・フォーゲル(サックス)、マイケル・フォンフォラ(エレクトリック・ピアノ)、イラード…
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ルー・リード75年もうひとつのライヴ【ルー・リード・ライヴ】

 73年ニューヨーク。アカデミー・オブ・ミュージックで収録された音源の【ロックン・ロール・アニマル】に納められなかった部分を収録したのがこのアルバム。 こちらにはよりヒット色の強い【トランスフォーマー】からのナンバーが多く選ばれている。『ヴィシャス』『サテライト・オブ・ラブ』『ワイルド・サイドを歩け』。 そして『ウェイティン…
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.ルー・リード75年のライヴ【ロックン・ロール・アニマル】

 最初に聴いたときは、「えっ、これ本当にルー・リードなのか?」って思ったくらい豪奢なイントロ。この後アリス・クーパーのところで活躍することになるスティーヴ・ハンターとディック・ワグナー(ともにギタリスト)による端正なハードロック的な演奏から『スウィート・ジェーン』ヘ。ヴェルベット・アンダーグラウンドであれほどローファイな音作りをしていた…
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ニューヨーク・ロック⑮【マーキー・ムーン】テレビジョン

 テレビジョンについては俺の記事なんかよりもLA MOSCAさんとかの方が圧倒的に素晴らしい記事書いてるんだけど・・・。以前【アドベンチャー】の方を先に取り上げたテレビジョン。こちらの方が世間的に傑作とされているよね。【マーキー・ムーン】・・・77年リリース、プロデュースはストーンズやツェッペリンも手がけたことで有名なイギリス人のアンデ…
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ニューヨーク・ロック⑭【パティ・スミス/ホーセズ】

 久しぶりのニューヨーク・ロック。この前D.I.Yの記事でロンドン・パンク(U.K-Punk)について取り上げたけど、ニューヨークのパンクも取り上げとかないとなんかバランス悪いかなと・・・。 パティ・スミスについては以前何度か取り上げてるが、今回はベタだけどファースト・アルバム【ホーセズ】。 75年リリース、プロデュースはジョン…
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仙台での収穫より【ルー・リード/マジック・アンド・ロス】

 まず驚くのはこの作品が90年代の作品だということ!! 前作【ニューヨーク】は傑作だった。このアルバムにも〔ニューヨーク〕のレコーディングでも活躍したマイケル・ラスケ(ギター)、ロブ・ワッサーマン(ベース)、ドラムにはマイケル・ブレアが参加。そういう意味では〔ニューヨーク〕と姉妹作という趣もあるが・・・。 穏やかなのに不穏な雰囲気…
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ニューヨーク・ロック⑫〔リチャード・ヘル&ザ・ボイドイズ/デスティニー・ストリート〕

 さてリチャード・ヘルを取り上げるのは2回目。【ブランク・ジェネレーション】もいいけど俺はこっちの方が好きだな。 【デスティニー・ストリート】82年リリースのセカンド・アルバム。すでにパンクは世界的には下火になりつつあった頃だが、このアルバムが今でも生々しい迫力を持っているのは不思議。ロバート・クワイン、NAUXのねじれまくるギター、…
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ニューヨーク・ロック⑪〔モダン・ラヴァーズ〕THE MODERN LOVERS

オリジナル・モダン・ラヴァーズ唯一のスタジオ・アルバム。ジョナサン・リッチマン&モダンラヴァーズの頃とは別物と考えた方がいいかな? 71年にレコーディングされていたものの未発表のまま76年に初めて日の目を見たアルバム。ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの大ファンだったジョナサン・リッチマン、ジェリー・ハリスン〔後にトーキング・ヘッズ…
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ニューヨーク・ロック⑩ルー・リード【死の舞踏/サリー・キャント・ダンス】

 ルー・リード74年リリースのソロ・アルバム4作目。それまでの3枚のアルバムがロンドンでの録音だったのに対して、このアルバムは初めてニューヨークでのエレクトリック・レディ・スタジオで録音されている。  そう意味では正しく〔ニューヨーク・ロック〕。 それまでとの大きな違いはハンター&ワグナーの強力ギター・コンビが参加していないせいか、…
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ニューヨーク・ロック⑨【トゥ・マッチ、トゥ・スーン】ニューヨーク・ドールズ

 ジョニー・サンダースを取り上げたら、こっちもアップしなきゃね。以前パンク・パブロック枠でファーストを記事にしたので今回はセカンドの方を・・・。プロデュースはシャドー・モートン。  シャドー・モートンといえば60年代に〔シャングリラズ〕をプロデュースしたことで有名な人。どっちかというと甘いガールズ・ポップの人なので、ジョニーはかなり不…
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ニューヨーク・ロック⑧ジョニー・サンダース&ザ・ハートブレイカーズ【L.A.M.F 】

久々のニューヨーク・ロックはジョニー・サンダースのこれ。俺の持っているのはジョニー自身がリミックスしたという【リビジテッド】。  ろくでなしの男たちが叩きつけるロケン・ロール。いかしてるぜ。正に「叩きつけるという」表現がぴったり。ジョニー・サンダーズソロ名義のアルバムも何枚か持ってるけど、やっぱり一番多くターンテーブルに乗るのがこれ…
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ニューヨーク・ロック⑦【サイコキラー/トーキング・ヘッズ】

 80年代に〔ベストヒットUSA〕でもヘビロテでPVが流れていたトーキング・ヘッズ。〔ストッブ・メイキング・センス〕や【リメイン・イン・ライト】で大ブレイクしたのだが、その出発点となったのが【サイコ・キラー77'】。  この頃はまだアフロビートの影響はなかったものの、結構いろいろなビートやサウンドを試していたようだ。 メンバー全員が…
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ニューヨーク・ロック⑥【ラモーンズ】

 「ヘイ・ホオッー・レッツ・ゴー!!!」ラモーンズのファースト、最初【ロケット・トゥ・ロシア】と見分けがつかなかった。 ほとんど同じコンセプトのジャケ写。でも曲名を見れば区別はつく。  1曲目『ブリッツ・クリーグ・バップ』(電撃バップ)と『ジュディ・イズ・パンク』が入っている方がファースト。『シーナ・イズ・パンク・ロッカー』が入って…
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ニューヨーク・ロック⑤+レディース・ロック【ブロンディー/イート・ザ・ビート】

 『デニスに夢中』『ハート・オブ・グラス』『コール・ミー』・・・。平和風さん、お待たせいたしましたぁ。ブロンディーです。  どのアルバムもいいんだけど俺が一番好きなのは【恋のハートビート/Eat To The Beat】79年作の4thアルバム。 元々ニューヨーク・パンクの一連のバンドの中から出てきたバンド。  で、このアルバムあ…
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ニューヨーク・ロック④ロバート・ゴードン

 79年リリースの【ロック・ビリー・ブギー】。タイトルからわかるようにズバリ〔ロカビリー〕。ロンドン・パンクの誕生にも関わったクリス・スペディングを相棒に迎えて、大ロカビリー大会。 79年といえば、パンク・ニューウェイブの勢いを借りて、オールド・ロックンロールやロカビリーも注目を浴びたころ。 メインストリームのロックが肥大化、複雑化…
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ニューヨーク・ロック③エリオット・マーフィー

【ジャスト・ア・ストーリー・フロム・アメリカ】1曲目、ルースターズもカバーしてた『ドライブ・オール・ナイト』。これが聴きたくて入手したのだが・・・。 アルバム全体からいえば『ドライブ・オール・ナイト』はむしろ他の曲から浮いた存在。ただ、どの曲にもニューヨーカーとしてのストリート感覚は強く感じる。(決してニューヨークに行きたくなるという…
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