テーマ:ブリティッシュ・ロック

ヴィネガー・ジョー

 エルキー・ブルックスとロバート・パーマーのダブル・ボーカルを売りにした英国スワンプ。もちろんパーマーもバンドに貢献しているものの、エルキーのボーカルの前ではすっかり影が薄くなっていてかわいそう。  それだけエルキーの想像以上の存在感を示すボーカルが素晴らしい。  サウンドの面ではギターのピート・ゲイジとキーボードのティム・ヒンクレ…
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ミック・エイブラハムズ・バンド【ア・ミュージカル・イブニング】

 元ジェスロ・タル、ブロドウィン・ピッグのギタリスト、ミック・エイブラハムズの実質的なソロアルバム。 バッキングにはウィル・サージャント、ウォルト・モナハン、リッチー・ダーマが参加。  ダル、ブロドウィン時代にはぐくんだジャズの要素を含んだブルースロックはなかなか面白い。ブリティッシュの名だたる名ギタリストの中に数えられることは少な…
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スターリー・アイド&ラフィン・・・無名のパブロック・バンド

 全く予備知識はなかったものの、なんでも英国版ザ・バーズという評価を受けているバンドらしい。 とはいっても。メンバーがその後どこかで活躍したとかいう訳でもなく、アンノウン・ソルジャー確定だな・・・こりゃ。  しかし、リッケンバッカーの12弦とテレキャスターによるサウンドは確かに心地よい。  プロデュースにはケニー・ロギンスの兄ダン…
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スティーヴ・ギボンズバンド【ローリン・オン】

 さて、続いてもスティーヴ・ギボンズで【ローリン・オン】。77年リリースの3作目。 ジャケットから予想されるようなハードでラフなロックン・ロールのイメージとは全く違ったシティ感覚のロックだな。  ある評論家曰く「いぶし銀のパブロック」。なんとなくわかるけど、俺はこの人はもう少しAORとかに近い位置にいるんじゃないかと思う。近年は…
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スティーヴ・ギボンズ・バンド【エニー・ロード・アップ】

 たまに中古レコード屋で見かけてはいたものの、そのときは食指が動かず今日まで全く未聴のアーティストだった。  で今回アマゾンで2in1のCDを見かけて、試しに買ってみたところ・・・これがなかなか良いのである。 スティーヴ・ギボンズバンド・・・リーダーのギボンズがZEPのロバート・プラントやジョン・ボーナムと同郷のバーミンガム出身とい…
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ヤードバーズ【リトル・ゲームズ】

 長年スルーしてきたアルバムだったが、今回中古盤を手に入れたのでじっくり聴いてみようかなと・・・。 まあ、基本ジミー・ペイジがZEPを立ち上げる前に、ここである程度の方向性はつかんでいたんだろうなと・・・。  『スマイル・オン・ミー』『ドリンキング・マディ・ウォーター』のブルースのハードロック化。『ホワイトサマー』のトラッド趣味。 …
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ブルー/ライフ・イン・ザ・ネイビー

なんとベン・キースがゲスト参加でさらにアメリカナイズしたセカンド。74年リリース。このアルバムではロバート・スミス(ギター)が加わって四人組となる。  元々ウエストコーストやカントリーロックにあこがれの強い連中だったが、ここではニール・ヤングとの関わりも強いペダル・スチールのベン・キースを参加させたということからもかなり真剣な姿勢がみ…
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BLUE/BLUE

これ以前記事をアップしたつもりだったんだけど、どこにも見つからないので改めて紹介しようと思う。  まあ、世間的には「ブリティッシュ版のウエストコースト・サウンド」の代表格とかいわれているらしいけど、確かにアメリカの音楽へのあこがれは感じる。しかし、俺が思うに、むしろロニー・レインとかのほのぼのとした牧歌的な音楽の方に近いような・・・…
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ダン・マッカファーティ【DAN McCAFFERTY】

さてこちらもかれこれ30年近く探し続けてようやく見つけた一枚!! マッカファーティはもちろんナザレスのボーカリストとしてお気に入りの一人であったのだが、巡り合わせが悪くて、このアルバムにはなかなか出会えなかった。今回の盛岡のレコ市の収穫の中では断トツに素晴らしい一枚。  75年リリースのソロアルバム。ナザレスでは根っからのハード…
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COMPLEX【ザ・ウェイ・ウィー・フィール】

 オリジナル・リリースは1971年??。イギリスのちょっといかしたポップ・ロック。 メンバーはトニー・シェークスピア(ドラムス・リードボーカル)、ブライアン・リー(ギター)、スティーヴ・コウ(オルガン・エレピ)、ランス・フォッグ(ベース)。  ちょっとサイケがかった陰影のあるサウンドがいかにもあの時代らしい感じ。オルガンが入っている…
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21年のブランクは何をもたらしたか?【ライク・ア・ブラック・バン】シャークス

 73年にファースト・アルバム、74年にセカンド・アルバム。その後自然消滅したものの、かつてのメンバー、スニップスとクリス・スペディングが最接近したことで、リユニオン・アルバムを作ることになる。  そして発表されたのが95年。残念ながらオリジナル・メンバーだったアンディ・フレイザーとはコンタクトはありながら、参加には漕ぎつけられなかっ…
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キンクス[プリザベーション・アクト1&2]

あまりのボリュームにこれまでレビューしてこなかったんだけど、思い切って挑戦。 パターンとしては、例のコンセプトのしっかりしたトラジコメティの連作のうちの一つ(二枚だけど・・・)。  これが音楽的には予想以上に多岐にわかるバラエティ豊富な内容で、やはりレイ・デイビス及びキンクスの底力に驚かされる。  その複雑怪奇な内容から、どうし…
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レア・バード【RARE BIRD】

グラハム・フィールド率いるギターレス、2キーボードの四人組バンド。 プログレともジャズロックともつかない微妙な立ち位置だけど、俺はこういうバンド嫌いじゃない。  ベースのスティーヴ・グールドがリードボーカルも兼任。 やはり出てくる音はブリティッシュ以外の何物でもない。  幻想的でありながらも、十分にカタルシスを感じられるサウン…
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ロングダンサー「トレイラー・フォー・ア・グッドライフ」

 エルトン・ジョン・バンドのドラマーだったナイジェル・オルソンの兄弟カイ・オルソンが在籍したということで、少しは話題になったバンド。リリースもエルトンのロケットから・・・。もっとも、カイ・オルソンはすでにグループを離れていてこのセカンドではいないのだが・・・。  因みにこのアルバムでのラインナップはブライアン・ハリスン、デイヴ・スチュ…
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ルネッサンス【アカデミー・オブ・ミュージック1974】

これは最近入手したアルバムの中では断トツに痺れた作品!ルネサンスのアカデミー・オブ・ミュージック74年のライブ音源。 なにやら巨大な女王の像と思われる顔の部分を打ち破って大量の人々(囚われた一般大衆?)が出てくるという摩訶不思議なジャケット。演奏は実に素晴らしいできばえ。アーニー・ハスラムの清楚でマジカルな歌声。マイケル・ダンフォー…
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サヴォイ・ブラウン【グレイテスト・ヒッツ】という名のライヴ・アルバム。

 これめっちゃかっこいいよ。本当はシカゴの【8】の記事書こうかなと思ったんだけど、アナログ盤の棚をちょっと漁ってたら、こんなの見つけた。  昔、中古盤屋で手に入れたものの、2~3回しか聴いてなくて、ほったらかしにしてたアルバム。正式には【グレイテスト・ヒッツ/ライヴ・イン・コンサート】。 しかし、今日聴いてみたら、すごく良かったのだ…
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渋いブルースロックはいかが?【アクセプト】チッキン・シャック

 スタン・ウェッブ率いるチッキン・シャック。70年リリースの4作目。この当時のメンバーはスタン・ウェッブ(ギター、ボーカル)、ポール・レイモンド(ピアノ、オルガン、アコースティックギター)、アンディ・シルベスター(ベース)、デイヴ・ビドウェル(ドラムス)。  俺はこのバンドやサボイ・ブラウン、フリートウッドマックなどブリティッシュ・ブ…
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マギー・ベルの新たな挑戦【ミッドナイト・フライヤー】

 先月末に紹介したストーン・ザ・クロウズのマギー・ベルがクロウズ解散後、ソロ活動を経て、新たに組んだのが「ミッドナイト・フライヤー」。  メンバーは、元フォガットのトニー・スティーヴンス、元ホワイト・スネイクのデビッド・ドウル、アンソニー・グリン、クリス・パーレン。  プロデュースはバッド・カンパニーのミック・ラルフス。 マギーの…
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ストーン・ザ・クロウズ最終作【オンテニュアス・パフォーマンス】

 なんとマギー・ベルと共にバンドを牽引してきたレス・ハーヴェイがリハーサル中にエレキギターの感電事故によって死亡。  レスを失ったバンドは、何人かの代役を立てて、ライヴをしのいだ後、元サンダー・クラップ・ニューマンのジミー・マカロック(後にウィングスに参加)を正式メンバーとして迎え、4作めのアルバム制作に取り掛かる。  『オン・ザ・…
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【ティーンエイジ・リックス】ストーン・ザ・クロウズ

 ストーン・ザ・クロウズ、サード・アルバム。71年リリース。 マギー・ベルとレス・ハーヴェイはそのままで、ベースにスティーヴ・トンプソン、キーボードにロニー・リーヒーが新たに加わる。  なお脱退したのはベース、ボーカルのジェームズ・デュワー(ロビン・トゥロワーのバンドヘ)とキーボードのジョン・マッギニス。  前作、前々作と比べても…
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待望のリイシュー【デビュー】ストーン・ザ・クロウズ

 ストーン・ザ・クロウズに関しては2014/02/20に一度セカンドアルバムを紹介したが、以後残りのアルバムについては一切見当たらず、悔しい思いをしていた。  それが、極最近、日本盤が紙ジャケ、リマスター、ボートラ付きでリイシューされていたことに気づいた。  で、セカンド以外の三枚を早速注文!! 無事入手出来た。  イギリス版ジ…
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アンノウン・ソルジャー【パリッシュ&ガーヴィッツ】

 元ガン~スリー・マン・アーミーのポール・ガーヴィッツ(ベース・ボーカル)と元バジャーのブライアン・パリッシュが組んだある意味、スーパー・ユニット。71年リリースの唯一作。  何とビートルズのプロデューサーであったジョージ・マーティンがプロデュース。 ブルージーでヘヴィなハードロックと憂いを帯びたフォーキーな味わい、マーティン得意の…
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アンノウン・ソルジャー【ユー&ミー】チック・チャーチル

 73年リリース。これもついさっき届いたばかり・・・ずっと売りきれ状態で悔しい思いをしていたのだが、ようやくゲット!! これは抜群に素晴らしい。元テン・イヤーズ・アフターのキーボード奏者。 実にいかしたピアノとオルガン!! そして何と嬉しいことに、1曲を除いて全曲でリードボーカルを取っているのがゲイリー・ピックフォード・ホプキンス…
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マイ・フェイバリット・ソングス『レイン・ソング』レッド・ツェッペリン

 ツェッペリンはもちろんヘヴィなアップナンバーがご機嫌だけど、繊細な味わいのバラードもトラッド色の強いフォークも素晴らしい。  特にゆったりとしたスケール感が何ともいえない味わいがあるのがコレ!! Houses of the Holy [REMASTERED ORIGINAL1CD]Atlantic 2014-10…
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ユーライア・ヒープ【無幻劇】

74年リリース。7作目。憂いをたたえたヘヴィ・サウンドが戻ってきているが、デビッド・バイロンは酒浸りで、ケン・ヘンズレーもコカイン中毒、その二人がどちらも目立とうとエゴをぶつけあっていた時期らしい。さらにベースのゲイリー・セインはヘロインでボロボロの状態。  一聴する分には、そんなことは微塵も感じられないが、バンドの状況としては決して…
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スプーキー・トゥース【ウィットネス】ハードスワンプ?

 スワンプ色の強いブリティッシュハードとでも言えばいいかな。73年リリース。なんかフリーメイスンっぽいジャケットアートが気になるけど・・・。一度解散した後に再結成。  マイク・ハリスンのブリティッシュボーカリストらしい渋いボーカル。ゲイリー・ライトのキーボードワークとミック・ジョーンズ(後にフォリナーを結成)のギター。マイク・ケリーの…
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マイ・フェイバリット・ソングス『ダンシング・イン・ザ・ムーンライト』シン・リジィ

 フィル・ライノットのアップナンバー以外の中で特に素晴らしいナンバー。 軽やかなスゥイング感があって、ブラス入りのアレンジもばっちり。  ハードロック・シーンの中でこんな粋な曲を書ける逸材はめったにいなかったな。 そういえば今月 フィルのソロアルバム二枚が再リリースされる・・・楽しみ!! Bad Reputati…
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苦手なアルバム【四重人格】ザ・フー

 ザ・フーは大好きなバンドだけど、このアルバムはどうも苦手というか、持ってるだけでほとんど聞くことがなかった。  理由は・・・さまざま考えられけど、同じ「ロックオペラ」的な作品でも、【トミー】のような下世話なエンターテイメント性が感じられないことがまずあげられる。次に以前ほんの少しの間交流のあったある人が、このアルバムこそザ・フーのベ…
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【78 IN THE SHADE】スモール・フェイセズ

 78年再編スモール・フェイセズの2作目で最終作。 ハンブル・パイ解散後スティーヴ・マリオットは、かつての仲間ケニー・ジョーンズとイアン・マクレガンを呼び戻してスモール・フェイセズを再結成。ベースには残念ながらロニー・レインは参加せず、リック・ウィリス(元フランプトンズ・キャメル~フォリナー)を迎える。  この2作目にはフォトセッシ…
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アンノウン・ソルジャー【アサイラム・フォー・ザ・ミュージカリー・インセイン】ティー&シンフォニー

 69年リリース。これもある意味イギリスでしか誕生し得なかった類のサウンド。 サイケ感どっぷりの不思議なポップ。  アコースティック楽器中心のアンサンブルだけど、そこに感じられるのは紛れもなくロック感覚。 そして確実にこうした音楽にも需要があったという不思議・・・。 大げさに言うとジャケットも含めて「裏サージェント・ペッパー・・…
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