私的好盤【闇に吠える街】ブルース・スプリングスティーン

スプリンズスティーンも還暦を迎えた。高齢のスーパースターはどこへ行くのか??
どこにも行かないよ。常に自分達を求めてくれるファンがいる内は、そのど真ん中に存在する。                            
【闇に吠える街】78年の作品 全米5位を記録。前作【ボーン・トゥ・ラン】の大ヒットで揺るぎない地位を確立したかに思えたが、マネージャーとの確執から思うような活動が出来ず、裁判沙汰に巻き込まれる。
そうした苦い経験が、ブルースをよりタフな男に変えた。
 このアルバムには『バッドランド』と『プロミスト・ランド』というどちらも母国アメリカを歌った曲が存在する。
『バッドランド』の歌詞の最後の1行には「このバッドランドのツラにツバをはきかけたい。」という言葉が出てくる。ところが『プロミスト・ランド』では、「俺は約束の地を信じている」という言葉で締めくくられている。
一見相反する歌のように感じられるが、実はコレ、同じことを歌った曲なのでは・・・。
『約束の地』という言葉は、よくアメリカとかキリスト教の国で使われる言葉だ。聖書からの引用だろう。イーグルスのドン・ヘンリーは「ラスト・リゾート」(最後の楽園)という言葉に置き換えている。
また、このアルバムには『アダム・レイズト・ケイン』というこれまた、聖書の中に出てくる人物を題材とした曲がある。
 アメリカ人である以上、ブルースにとっても聖書というのは避けて通れないものなのだろう。
ブルースといえば、一環して重要な題材というかストーリーの舞台として取り上げているテーマは、「夜」と「街」。
「サムスィング・イン・ザ・ナイト」「レーシング・イン・ザ・ストリート」「ストリーツ・ファイア」「ダークネス・オン・ジ・エッジ・オブ・タウン」。「夜(闇)」「街(都市)・ストリート」といったテーマはブルースにとって普遍のモノなのだろう。
そうした曲の中で一番俺が好きなのは『プルーブ・イト・オールナイト』。
スプリングスティーンのレコードで一番最初に買ったのがアルバム【ボーン・トゥ・ラン】と「プルーブ・イト・オールナイト」のシングルだった。
 懸命に努力して足を洗おうとする一人の荒くれ者が、愛する女に、その愛を一晩中かけて証明しようッて素敵なラブソングを決して甘いメロディに乗せるのではなく狂おしいまでの雄叫びで表現する。
【ボーン・トゥ・ラン】とこのアルバムは表裏一体の作品。【ザ・リバー】は70年代の集大成。
【ボーン・イン・ザ・U.S.A】は苦悩の始まり・・・。ブルースは長いトンネルに入ってしまう。


『ライブ・イン・ハイド・パーク』DVDの一場面。客籍におりてステージに登る階段でけつまずくブルース。
良いじゃないか、もう60歳なんだから、本物のロックはもはや若者のものではないのだ。

お前らがまた゛この世に存在しねぇときから、ずっとロック聴いてきたんだよ。少しはリスペクトして、ありがたがってきけってえの!! なんか最後俺おこってねぇか??


闇に吠える街(紙ジャケット仕様)
Sony Music Direct
2005-06-22
ブルース・スプリングスティーン

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この記事へのコメント

セブンティーン
2010年12月15日 21:56
このアルバム僕も好きです。レーシングインザストリートいいなぁ。

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