返す返すもかわいそうなのは、内容が極上なのに表ジャケがあまりにもひどいということ。裏ジャケの方を表にしていたら・・・または内ジャケの演奏シーンの写真でもよかったのに。 こんな不気味な感じにしちゃったので、達郎=妖怪的なイメージが固定してしまったのではと思う。達郎そんなに顔悪くないよ。 〔シュガー・ベイブ〕・・・『ダウンタウン』。〔サーカス・タウン〕・・・『ウィンディ・レディ』。そしてアルバム【スペーシー】。 常に達郎はいかしてた。 それまでの日本のポップスにはない、垢抜けたシティ・ポップの息吹を感じていた。 【ムーン・グロウ】【ライド・オン・タイム】【フォー・ユー】【メロディーズ】位までは熱心に追いかけていた。 ブライアン・ウィルソンやバリー・マンの信奉者である彼は、とにかくレコーディングの細部にこだわり、完璧を目指す。長年日本の音楽業界のあり方について疑問を持ち、戦ってきた。その姿勢はなまじっか自称ロックだといっているアーティストの何百倍もロッカーらしい。だから、好きだった。(今でも時々聴くけど) 今回取り上げる【ゴー・アヘッド】はサード・アルバム。『オーバーチュア』の一人多重唱からもう一発で達郎ワールドに突入。この人のバックグラウンドはラジオ番組〔サンデー・ソング・ブック〕を聴くまでもなく、R&Bソウルとオールディーズ、そしてビーチボーイズである。 『ラブ・セレブレーション』『レッツ・ダンス・ベイビー』『マンデイ・ブルー』『潮騒』などに感じられるのはアメリカのウエストコーストの風。 しかし出色なのは『ボンバー』。何でも大阪のディスコで火がついて人気が出た曲。他の曲に比べて圧倒的にヘヴィでファンキー。大阪の人たちのセンスに脱帽。 『ペイパー・ドール』まるでカーティス・メイフィールドみたいなご機嫌なグルーヴ。この曲と『ボンバー』が一番好きかな。 この後『高気圧ガール』とか『ライド・オン・タイム』そしてクリスマスの定番ソングとなった『クリスマス・イヴ』とかのヒット・メイカーとなったのだが、ある地点から、追っかけなくなった。なぜかというとこの人の場合基本的にいつも同じなのだ。だったら、俺は別のアーティストなりバンドの音楽を聴くよ。【オン・ザ・ストリート・コーナー】は好きだけど。 画像こんなのしかなかった(汗!!) |
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志保美悦子さんとの異色な組み合わせに驚きました! |
ケイ* 2011/06/03 22:05 |
ケイ*さん、コメントありがとう。達郎のコンサートは本当にチケット取るの難しいらしいですね。昨年八戸にきたらしいけどいけませんでした〔涙〕 |
ロック仙人TF 2011/06/03 22:32 |
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