ダイアー・ストレーツ特集①【ダイアー・ストレーツ】

 まず出会いは『サルタン・オブ・スウィング』78年。たぶんラジオで聴いたのが最初だと思う。最初ディランの新譜かと思った。ディランのバックでクラプトンがギター弾いてるのかなって・・・。

でもよく聴くと微妙に違う。
ダイアー・ストレーツ。元高校の先生だったマーク・ノップラーを中心とする四人組。マークの弟のデビッド・ノップラー(ギター)、ピック・ウィザース(ドラムス)、ジョン・イルズリー(ベース)。

それまでディストーションのかかったハードなギターを聞き慣れた俺の耳にはマーク・ノップラーのクリアなギターは妙に新鮮に聞こえた。
また、押し殺したわざと音程を外したようなボーカルはディラン好きの俺にとってはストライクだった。
※後に本当にディランと共演し、プロデュースまで手がける。
『サルタン・オブ・スウィング』を一発で気に入ってアルバムを入手。すると『サルタン・オブ・スウィング』以外の曲も実に魅力的で夢中になってしばらくの間、繰り返し聴いていた。

オープニングの『ダウン・トゥ・ザ・ウォーターライン/水辺ヘ』。この何とも静寂の似合うギターのサウンド。ディレイをかけたパキパキのストラト・キャスターのサウンドは、J.Jケールからの影響もさることながら、60年代のエレキ・インスト・・・例えばシャドウズのハンク・マーヴィンなんかに通じる。また、さらにルーツを辿ると後に共演することになるチェット・アトキンスなんかの奏法に近い。

ボーカルはディランとJ.Jの中間て感じかな。
『ウォーター・オブ・ラブ』のドブロのサウンドもいいな。リズム・セクションのラテン風味の趣もいい。
『セッティング・ミー・アップ』これはマーク・ノップラーの声ではないな。たぶんデビッドの方だろう。ギターのサウンドはロカビリー風のギャロッピング奏法。素晴らしい。
『シックス・ブレイド・ナイフ』・・・フィルム・ノワールのサントラなんかに使われたらぴったりきそうなナンバー。
この頃から、マーク・ノップラーの楽曲は映画的なヴィジョンがあり、後に映画音楽に傾倒していくのも納得・・・。
『サウスバウンド・アゲイン』・・・これも独特のグルーヴがあり、しかも渋い!!
『サルタン・オブ・スウィング』・・・それまでありそうでなかったタイプのロケンロール。コロンブスの卵!!
パンク全盛の時期に、クールなグルーヴを炸裂させた名曲!!
『イン・ザ・ギャラリー』・・・これも語り口調のボーカルとしゃきっとしたギターが魅力。
『ワイルド・ウエスト・エンド』・・・ドプロと一時期のクラプトンのようなエレキ・ギター。そしてボーカルはやはりディラン・マナーのゆったりしたバラード。
『ライオンズ』・・・バイオリン奏法も見事な佳曲。

俺にとっては逆にJ.Jケールを聴き込むきっかけになったアルバム。前曲捨て曲なし。傑作!!
※セカンド・アルバムの【コミュニケ】は以前取り上げています。下のテーマ「ダイアー・ストレーツ」をポチッと。








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この記事へのコメント

tone tone
2012年07月07日 16:39
久し振りにお邪魔します。
遂に、ダイヤー・ストレイツの
登場ですね。

このファーストはちょっと衝撃でした。
シンプルでストレートなサウンドが
やけに新鮮に聴こえたものです。
それから「ブラザー・イン・アームス」
まで追いかけて卒業しました。
何となく、良い時代だった様な…
2012年07月07日 17:08
tone toneさん、お久しぶり!!お待ちしていましたよ。お元気でしたか? ダイアー・ストレーツ、このファーストの出た頃には後にプリンセズ・トラストなんかに出られるビッグ・アーティストになるとは想像もつきませんでしたね。
俺も熱心に聴いていたのは【ブラザーズ・イン・アームズ】までかな? それ以降は正直ライヴ・アルバムしか入手しませんでした。しかし、あの当時に出てきたバンドとしては、ポリスと並んでお気に入りでしたよ。
2012年07月10日 13:48
サルタン・オブ・スウィングのかっこよさは
ハンパないです
ところが
私は
2作目のレディ・ライター
から聞き始めたもので・・・
チャーも
スモーキーの前に
2作目から聞いちゃったし・・・
でも
いい物はイイです
はい 笑
2012年07月10日 15:36
こういうバンドがイギリスのパブやライヴハウスでひしめき合っていたのですから、当時のイギリスは面白い時代だったと思います!!

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