ビートルズの遺伝子【モーリン・ハイツ】パイロット

 バッドフィンガーと並んでビートルズの遺伝子を強く受け継ぐバンドであったパイロット。
デビュー当初はデビッド・ペイトン、ウィリアム(ビリー)・ライオール、イアン・ベアンソン、スチュワート・トッシュの四人であったが、ウィリアム・ライオールはバンドやプロダクションの方針に反発し、セカンドアルバム【セカンド・フライト】を最後に脱退。

 76年リリースの【モーリン・ハイツ】はウィリアムを除く3人体制で制作された。プロデュースは3曲を除いて、後にクイーンとの仕事で一世を風靡するロイ・トーマス・ベイカー。確かにコーラスの処理の仕方がクイーンに似ている。
オープニングのディスコまがいのファンキー・チューン『ホールド・オン』には驚かされるが、2曲目の『カナダ』から『ファースト・アフター・ミー』『ステップス』・・・と正しくビートリッシュな世界。
『ザ・ムーバー』・・・は再びクラヴィネットをフィーチャーしたファンキーなタッチだが、メロディ、アレンジともにポール色(ウィングス的??)の濃い仕上がり。
『ペニー・イン・マイ・ポケット』・・・これもポール的というか10cc的なポップナンバー。
『ライズ・アンド・ライズ』『ランニング・ウォーター』『トレムブリング』など珠玉のメロディの楽曲が続く。
『マニアック』・・・脱退したライオールとペイトンの共作。非常に凝った構成とコーラスワークはクイーンを彷彿とさせる。
『トゥー・メニー・ホープス』・・・ラストを飾る美しいバラード。
パイロットの場合、バッドフィンガーほど直接的にビートルズのソングライティングを受け継いだとは言えないが、ビートルズの方法論、取り組んださまざまな音楽の断片をコラージュする技術の面で正にビートルズ・チルドレン。
ドラマーのスチュワート・トッシュはこの後、同じビートルズの遺伝子を継いだ10ccヘ。イアン・ベアンソンとデビッド・ペイトンは二人だけでラストアルバム【トゥーズ・イン・グラウド】をリリース。※名作!!
 その後アラン・パーソンズ・プロジェクトに深く関わっていく。








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