[80's洋楽グラフィティ1982編]【タッグ・オブ・ウォー】ポール・マッカートニー

 一番の話題はスティーヴィー・ワンダーがデュエットしている『エボニー&アイボリー』だろう。もちろん、王道のポール節・・・。スティーヴィーはもう一曲『ホワッツ・ザット・ユーアー・ドゥーイング』という極上のファンク・ナンバーにも参加。こちらはもろにスティーヴィー節(クレジットも共作)。ジャムっているときに出来た曲だそうだ。ポールというよりもやっぱりスティーヴィー色が強い。かっこいい曲。
 他にも『テイク・イト・アウェイ』とか『ボール・ルーム・ダンシング』などはつらつとした佳曲が収められているが、今回特に印象的だったのは、割としっとりとしたバラード系のナンバー『サムバディ・フー・ケアーズ』『ヒア・トゥデイ』『ワンダー・ラスト』など。
『ヒア・トゥデイ』は悲劇的な最期を遂げたジョンに対する鎮魂歌・・・染みる。
タイトル・ソングの『タッグ・オブ・ウォー』は東西の冷戦を意識したかのような内容。
『エボニー&アイボリー』は黒人と白人をそれぞれキーボードの黒鍵と白鍵になぞらえた人種融合というテーマだが、残念ながらポールには黄色人種は視野に入っていないのが残念。まあ、元々のアイディアがスパイク・ミリガンらしいので仕方ないけど・・・。
『ゲット・イト』・・・地味だけどカール・パーキンスとの大ロカビリー大会もよい!!
アルバムは元々はウィングス名義で発表する予定であったらしいが、ジョンの死去、長年のパートナーだったデニー・レインの離脱などを経てソロ・アルバムになったのだという。
 結果・・・よかったと思う。少なくともウィングス最後のアルバム【バック・トゥ・ジ・エッグ】よりは何倍も素晴らしい仕上がり。

そしてポールが本来持っているアイリッシュ・フォーク的なメロディの紬方の良さも復活しているのがなによりだ。
スティーヴィーとの共演に続いて次作ではマイケル・ジャクソンとの共演もあり(※スリラーにも参加)、時流を読むことにかけてはポールはまだまだ長けていた様に思う。※もっともロック・ファンからはその辺が嫌われる要因ともなっているが・・・。












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