秋のプログレ祭り〔26〕【雲の影】ピンク・フロイド

 さて次はピンク・フロイド、72年リリースの【雲の影】。このアルバム以前にフロイドが同じく音楽を担当した映画「モア」の監督バルベ・シュローダーが作った長編映画「ラ・ヴァレ」のサントラとして制作されたもの。
 レコーディング期間はおよそ3週間。フロイドにしてはかなり短期間で仕上げられた作品で、演奏の荒さは目立つが、その分「素の姿」が聴かれて面白い。もちろん、【原子心母】【おせっかい】【狂気】といった傑作に比べると分が悪いけど、あまり懲りすぎずにだいたいのところだけきめて、スタジオ入りしてせいのッ!!って感じでレコーディングしている感じがよい。
 『オブスキュア・オブ・クラウズ』やそのヴァリエーションみたいな『ホウェン・ユー・アー・イン』の雰囲気一発みたいな感じも良いし、英国フォークみたいな『炎の橋』や『ウォッツ』も好きだな。
『ザ・ゴールド・イッツ・イン・ザ・・・』のいつになくソリッドなロック・バンド然とした演奏もいかす。
『マッドメン』・・・リチャード・ライトのリリカルなピアノが印象的・・・。
『チャイルドフッドズ・エンド』の重厚な雰囲気はいかにもフロイド!!
『フリー・フォー』・・・中期ビートルズのようなユーモラスな演奏・・・これは結構貴重??
『ステイ』・・・このソフトなサイケ感・・・イエスやクリムゾンにはない牧歌的な魅力。
『アブソルートリィ・サータインズ』・・・子は一際幻想的でサントラっぽい仕上がり。
 ということで【おせっかい】と【狂気】の間に挟まれた若干地味な作品だけど、フロイドの素の姿に近い様子が見られるのが面白い。










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