オールタイム・ベスト名盤+100【ハード・キャンディ】ネッド・ドヒニー

 76年リリースのちょっと小粋でクールな一枚。バッキングやソングライティングに関わっていたのは、元アベレージ・ホワイト・バンドのヘイミッシュ・スチュワート(この後しばらくしてポール・マッカートニーのバンドで活躍)。
 ヘイミッシュはA.H.Bの頃から、非常に洗練されたソウル・ミュージックを作っていて、アサイラム時代のドヒニーがいかにもフォーク系のシンガーソングライター的な作品であったのに対して、このアルバムの洗練された魅力を出せたのは彼の貢献が大きいようだ。
 プロデュースはこれまた、そうしたサウンドに造詣の深いスティーヴ・クロッパー。もちろん、スタックス時代よりは泥臭さのない洗練されたソウル・ミュージック色を加えたサウンドだが・・・。
 オープニングの『恋は幻/ゲット・イット・アップ・フォー・ラヴ』は特に素晴らしい。
続く『イフ・ユー・シュッド・フォール』は、ややかつてのサウンドに近いかな。
『イーチ・タイム・ユー・プレイ』・・・これもソフィスティケートされたウエストコースト・サウンド。
『傷心の恋』・・・曲調、アレンジも含めてジャクソン・ブラウンに通じるバラード。
『ア・ラヴ・オブ・ユア・オウン』はドヒニーとヘイミッシュの共作。二人は後にチャカ・カーンの『ホワッチャ・ゴナ・ドゥ・フォー・ミー』も生み出している。非常にシティ感覚のあるホワイト・ソウル。
 ホール&オーツとかにも通じる素晴らしさ。
『アイヴ・ガット・ユア・ナンバー』・・・これもしみじみとした曲調と軽やかなサウンドが心地よい。
『シング・トゥ・ミー』・・・ルーファス、チャカ・カーンにも通じるライト・ファンク。アコギのカッティングも良いな。
『ヴァレンタイン』・・・ラストは軽やかなスウィングのジャズテイストがいかす。。
 で、かつてのレーベル・メイト、リンダ・ロンシュタット、グレン・フライ、ドン・ヘンリー、J.D.サウザーなども大挙参加の充実作。
 ※本当はジャケットのイメージもあって夏に紹介するべきアルバムだったんだろうけど、秋に聴くのもまた趣があるかなと・・・。
 









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