サンダーサムよ、永遠なれ!!追悼ルイス・ジョンソン(ブラザーズ・ジョンソン)

 先月21日にルイス・ジョンソン(ブラザーズ・ジョンソン)がこの世を去った。すぐにでも追悼記事を書くつもりであったのが、ライヴなど様々な理由から後回しになってしまった。
 「サンダーサム」の異名を取る敏腕ベーシスト。親指で弦を叩くようにして、あとの指で弦をつまみ上げはじく、スラッピング・ベースという奏法で有名になる。かつて、俺らの時代にはチョッパー・ベースと呼んでいたその奏法は、ラリー・グラハム(スライ&ザ・ファミリー・ストーン)が生みだし、それをルイスが様々なヴァリエーションを加えて進化させた。
 あの当時、猫も杓子も、プロアマ問わずビチバチやっていた。そのくらい流行った。で、それまでアマチュアのバンドでは人気のなかったベースのパートが急に人気が出だしたんだよね。まあアマチュアバンドでベースをやりだしたヤツが増えたのは、ルイス・ジョンソンとジョン・テイラー(デュラン・デュラン)のおかげだと思っている。
 さて、ルイス・ジョンソンとの出会いはマイケル・ジャクソンの『今夜はドントストップ』。イントロの今まで全く聴いたことのないようなベースの音色。一発でノックアウトされた。
 それとあとで知ったことだがビリー・プレストンの大ヒット『アウター・スペース』にもルイスと兄のジョージは加わっている。
 ビリーのバンドにいたときにクインシー・ジョーンズに見初められて、以後クインシー絡みのセッションに多く参加。そして待望の「ブラザーズ・ジョンソン」デビューとなる。
 「ブラジョン」のアルバムとしてはなんといっても3作目の【ブラム!】が最高傑作だと思う。
『エイント・ウィー・ファンキン・ナウ』『ライド・オー・ロケット』『ミスター・クール』この3曲のキラーチューンを配するアルバム。
 ブラジョンの弱点は、リードボーカルを担当する兄ジョージの線の細い声であったが、【ブラム!】ではバンドのメンバーがコーラスを強化するなど、その点は改善されており、なによりも楽曲の素晴らしさで断トツの出来。
 『ストロベリーレター23』のヒットを出したセカンドや、初期の初々しさが漂う【ルッキング・アウト・フォー#1】も悪くないが、ことファンクという点で【ブラム!】は俺の期待するすべての要素を含んでいる。
 詳しい死因については発表されていないが、なにかやんごとない事情があったのだろう。
とにかく惜しい人材をポップミュージック界は、また一人失ったというしかない・・・。











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