98年のレニー・クラヴィッツ【5】

時はグランジやら、オルタナやらロックがますます、細分化してマニアックな方がとんがってるとかって感じに・・・そんな風潮に真っ向から立ち向かっていたのがレニーじゃないかな。
 ハードなロックと強靱なファンク、そして甘くとろけるようなバラード。それさえあれば最強なんだということに気づいている数少ないアーティストだと思う。
 『リヴ』『スーパー・ソウル・ファイター』『アイ・ビロング・トゥ・ユー』オープニングからの3曲だけでも十分に素晴らしい。
 『ブラック・ヴェルヴェッティーン』・・・まるで『トゥモロウ・ネバー・ノウズ』をファンクにしたかのような曲調。そういう意味ではやはりレニーの中には確実にビートルズが大きな存在としてあるのだなとわかる。
『イフ・ユー・キャン・セイ・ノウ』・・・電子音が延々と繰り返されるが、それは別にテクノとかじゃなくて、俺はスライがリズム・マシーンのチープなサウンドを使ってグルーヴを生み出したのと同義じゃないかと思っている。
『シンキング・オブ・ユー』・・・これまたレニーの得意のファルセットがいかされた佳曲。
『テイク・タイム』・・・これもリズム楽器に不思議なエコーのかけ方がされていて、それだけでもなんかサイケな味わいがある。
『フライ・アウェイ』・・・待ってましたぁって感じ。様々なバックグラウンドを持つレニーだけど、こういうハードロックとフンクのない交ぜになったナンバーに俺は特に魅力を感じる。

以後『イッツ・ユア・ライフ』『ストレイト・コールド・プレイヤー』のようなファンク。『リトル・ガールズ・アイズ』のような切ないバラード。
ジョン・レノン色の濃い『ユー・アー・マイ・フレイバー』同じくサイケ色全開の『キャン・ウィー・ファインド・ア・リーズン』など、様々な実験を繰り返しつつも、どうすれば聞き手の脳裏にメロディを焼き付けることが出来るのかをわかっているのがレニーの素晴らしい所なのだと思う。






5 (REISSUED WITH 2 BONUS TRACKS)
Virgin Records Us
1999-05-12
Lenny Kravitz

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